冬のヘルシンキ観光に在住者がお薦めする7つのスポットとアクティビティ

公開日:2018年11月13日  更新日: 2022年10月17日 関連分類: 

 

フィンランドの観光は夏がハイシーズンですが、冬のフィンランドにも独特な魅力があるので是非感じて頂きたいです。

 

この記事を通じて、フィンランドの冬にヘルシンキに来られた方々にお薦めする7つの観光スポットやアクティビティをご紹介します。

 

寒いからこそフィンランド式サウナと寒中水泳!

ヘルシンキ在住の筆者として、まずお薦めしたいのは「フィンランド式サウナ」です。

 

特に森に囲まれ、目の前に湖があるクーシヤルヴィサウナがお薦めです。

ヘルシンキの冬が0度やマイナス10度などになりますので、熱々のサウナに入るのはとても気持ちが良いです。

 

 

しかも、真っ白の森に囲まれてですよ!湖も凍結しているんですよ!

サウナに入った後に寒中水泳も経験できます!

そのような世界でサウナに入ることなんて幻想的だと思いませんか?

 

クーシヤルヴィサウナの詳細及びヘルシンキのお薦め公衆サウナは下記の記事をご参考ください。

参考:ヘルシンキサウナお薦めランキングトップ5 ヘルシンキ在住者がお薦め!

 

また、自分で行くのが不安な方は下記のキートスショップツアーをご参考ください。

参考:フィンランドの森・サウナ日帰りツアー

 

 

晴れたヘルシンキはパラダイス!散策だけでも楽しい!

冬のヘルシンキを想像すると、とても寒くて暗くて大変なイメージがわきやすいですが、実に一つ誰も思いつかない良いことがあります。

 

それは、「晴れれば絶景だらけ」ということです。

 

なぜかというと、「寒くなればなるほど空気が澄んでいて空がきれい」です。

気温がマイナス10度やマイナス15度以下に下がると、空気中の水分がほとんど凍結し、空気中の雑物がほとんどなくなります。

そのため、空気がとてもきれいで、ただの空も絶景と化します。

目についた景色がどこもかしこも綺麗で、まるで町中が魔法にかかったみたいです。

 

また、ヘルシンキでは冬になると、日光の入射角度が極端に低い(太陽が常に地平線の付近にいる)ので、その日差しに照らされた建物も、木々も湖も地面に積もった雪も「全て輝きます」。

このような景色は正にヘルシンキの冬の絶景です。

 

そのため、もし晴れれば是非ヘルシンキを散策してみてください。

もちろん、防寒対策はしっかりしてくださいね。

 

ヘルシンキの散策ルートとスポットは下記をお薦めします!

参考:ヘルシンキでのお散歩♬ :Meri Puisto海浜公園、Kaivo Puisto公園(南海岸沿いの散策路)

参考:「伝統フィンランド」のCafe Regatta(海沿いの可愛いカフェ)

 

 

タイミングが合えば是非ヘルシンキのイベントにもご参加を!

ヘルシンキでは冬にしか開催されないイベントも多くあります。

 

例えば、クリスマス期間であればクリスマスマーケットクリスマスイベント、年越し期間であればニューイヤーイベント、1月にはライトアートイベント、2月にはムーミンワールドの冬季営業などがあります。

 

長時間室外にいる予定であれば、防寒重装備が必要です!

 

 

参考:2018年12月1~22日ヘルシンキクリスマスマーケット

参考:2018年12月16日セウラサーリ島クリスマスパース

参考:2018年12月31日ヘルシンキ年越しイベント

参考:2019年1月5~9日ヘルシンキ『ライトアップイベント』!LUX HELSINKI

参考:2019年2月16~24日銀色のムーミンワールド!冬はわずか1週間の営業!

参考:2019年3月9日ヘルシンキサウナデー

 

 

ヘルシンキでオーロラを見るチャンスは見逃せない!

ヘルシンキでオーロラを見るチャンスは一般的に高くないですが、全く見れないわけではありません。

 

今では3日先までオーロラ予報が出ますので、オーロラの強さを確認しておけば、もしかしたらヘルシンキ滞在中でもオーロラを見るチャンスがあるかもしれません。

 

オーロラ予報でオーロラの強さを確認し、可能性があれば公害が少ない場所を選定し、運試しでオーロラハンティングに行ってみましょう!

 

その詳細は下記の記事にてご紹介させて頂きます。

参考:ヘルシンキでオーロラ見られる?可能性はある!

 

 

フィンランドのウィンタースポーツと言えばクロスカウントリースキー

フィンランドのウィンタースポーツと言えば「クロスカウントリースキー」「アイススケート」「アイスホッケー」などとなります。

 

その中で、一般市民の中でもよくやるのがクロスカウントリースキーです。

冬には特にヘルシンキ中央公園や凍結した海岸の海ではほぼ毎日多くの人々がクロスカウントリースキーを楽しんでいます。

 

※フィンランドで「スキー」と言えば「クロスカウントリースキー」であり、山の上から降りるダウンヒルスキーではありませんよ。

 

クロスカウントリースキー自体はスキーとジョギングを合体したイメージで、平地で滑るので太ももには負荷をかけます。体にいい有酸素運動です。

 

初心者の滑り方はこんな感じです。

 

世界トップレベルの滑り方はこんな感じです。

 

スキーに少し経験があり、ウィンタースポーツが好きな方は是非チャレンジしてみてください!

 

ヘルシンキ市内でも多くのクロスカウントリースキーコースがあり、道具をレンタルすることもできます。下記のレンタル場所から直接スキーコースに入るので便利です。

 

  • 業者:Paloheinä Recreational Area – Suomen Latu Paloheinä
  • クロスカウントリースキー3点セット(スキー板、ポール、ブーツ)レンタル:3時間24ユーロ、1日34ユーロ
  • オフィシャルサイト:Suomen Latu Paloheinä
  • 住所:Radiokatu 20, 00240 Helsinki
  • アクセス:ヘルシンキ中央駅よりバス66番に乗車し、乗車時間37分、終点の「Kuusmiehentieバス停」下車し、徒歩3分
  • 地図

 

 

もちろん、室内観光スポットは季節に関係なく100%楽しめる

当然の話ですが、ヘルシンキの市内観光は夏冬関係なく、いつでも存分に楽しめます

 

市中心であれば、ヘルシンキのシンボルであるヘルシンキ大聖堂ウスペンスキ寺院、少し南の港にあるマーケット広場オールドマーケットホールカンッピ静粛の礼拝堂石の教会がヘルシンキ市内観光の目玉スポットでしょう。

博物館や美術館が好きであればデザイン博物館フィンランド国立博物館、アテネウム美術館もお薦めです。

 

ショッピングしたいなら、マリメッコアウトレットマリメッコ社員食堂、アラビア工場旧敷地にあるイッタラショップフィンレイソンアウトレットがいいでしょう。

また、ムーミンファンであればムーミンカフェは見逃せません。

 

更に、ヘルシンキ最新の中央図書館が2018年12月上旬に開幕するので、最新の建築と最新の設備を是非見学してみてください!

 

 

スポーツに興味あればアイスホッケー観戦も?

スポーツ観戦であればシーズンが冬で(9月中旬~3月中旬)フィンランドを代表するのがアイスホッケーです。

フィンランド国内ではプロアイスホッケーチームが15もあります。

 

筆者も実際に観戦したことがあり、アイスホッケーはとてもペースが速いスポーツで、バスケットボールやサッカーよりも早く、スリル感満載です。

 

ルールは基本的にシンプルでわかりやすいです。

リングにいるのは6人対6人(キーパー1人)で行われ、ボールが相手のゴールに入れば点数が取れます。

試合は3ピリオド(1ピリオド20分間)で構成され、休憩時間を挟んで全体1時間半~2時間ほどとなります。

 

 

ヘルシンキでも冬期間中に多くの試合が行われるので、是非一度アイスホッケースタジアムでその盛り上がる雰囲気を感じながら観戦してみませんか?

 

 

 

しっかり防寒対策と暗さ対策を!

一日中室内観光であれば、問題は少ないですが、室外移動や室外の観光予定が多い時にはしっかりした防寒対策と暗さ対策が必要です。

 

通常ヘルシンキの冬は0度~マイナス10度ですが、寒波が来るとマイナス20度まで下がる可能性があります。室外に20分足らずで凍傷が起こる可能性があります。

服装を用意する方法は様々ありますが、ここではヘルシンキ在住の筆者が「凍傷危険性」を判断する方法をシェアさせて頂きます。

 

凍傷の可能性が高いのは体の末端である手指、足指、耳などです。

体が低い温度の中にいると、このように感覚が変わり、最後に凍傷になります。

「冷たい!」→「寒い!」→「痛い!」→「感覚なくなる!」→「何も感じないまま凍傷!」

 

なので、「寒い!」「痛い!」とまた感覚があれば危険性はまだないです。

しかし、「感覚がなくなる」と危険性が出てきます。

そのため、指先や足指の寒さによる痛みでさえなくなれば、早めにどこか室内に入り、体温回復を図りましょう!!

 

 

もう一つは暗さ対策です。

 

数日~数週間の滞在であればビタミンDサプリメントの摂取は特に不要です。

しかし、日中でも暗く、夜が長いので「反射板(リフレクター)」は身に着けたほうが安全です。

車からの視認性が断然違いますので、町で歩く安全性が大幅に上がります。

フィンランドのスーパーなどで販売されています。

 

 

以上、冬のヘルシンキに観光に来られたら、是非上記の7つ観光スポットやアクティビティを参考にして頂き、冬のヘルシンキもたっぷり楽しんでくださいね!

 

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ちょっとしたオシャレをしたい時に是非参考にご覧ください。

ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら