ヘルシンキのお薦め観光スポット:オールドマーケットホール(Old Market Hall)

公開日:2017年9月14日  更新日: 2020年02月15日 関連分類:

オールドマーケットホール正面

オールドマーケットホール正面

 

ヘルシンキは冬がとても寒いので、昔から生活用品や食料品の売買は室内などの場所で行われてきました。

そのために建てられたのがヘルシンキのエテラ港の隣にある「オールドマーケットホール」です。

 

 

マーケットホールはお肉、お魚、野菜、果物、生活雑貨から庶民レストランまで様々なお店が入る昔ながらの庶民的なショッピングモールです。

 

「オールドマーケットホール」は1888年に建設、1889年にオープンされ、歴史が120年を超える建造物であり、市民の生活の場です。

 

 

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オールドマーケットホールの見所

オールドマーケットホールの一番の見所はやはりその雰囲気です。

100年を超えて残されてきた昔の市場の雰囲気は今でも味わえます。

 

様々な店を見回って色々な商品を眺めるのもなかなか楽しいです。

 

 

現在オールドマーケットホールにはカフェ、パン屋、スペイン物産店、八百屋、食料品店、お酒店、チーズ専門店、スープ専門レストラン、北欧レストランなどがあります。

 

どのようなお店が入っているか、気になる方は下記リンク内のページをご確認くださいね。

オールドマーケットホール入居店舗リストです。(英文のみ)

 

 

オールドマーケットホールの周辺にはヘルシンキ大聖堂、ウスペンスキー寺院、マーケットスクエアなど多くの観光スポットがあるが、ほとんど屋外にあります。

 

なので、もし歩き疲れた時もしくは天気が好ましくない時にオールドマーケットホールに入り、コーヒーでも頂くのはよい休みの時間になりますよ!

 

 

オールドマーケットホールの通路

オールドマーケットホールの通路

 

 

オールドマーケットホールの過去

19世紀にヘルシンキのマーケットはほとんど室外にありました。

 

衛生面の問題と混乱している状態から、マーケットを室内に移すことを人々が考え始めたことがオールドマーケットホールが作られたきっかけです。

 

 

建築のデザインとしては120店舗が入ることができ、中央には大きいな店舗を6つ設置できます。

 

開業後のマーケットホールは繁盛を極め、フィンランド各地にもマーケットホールが続々と建設されていました。

 

 

しかし、20世紀に入り、一次世界大戦、フィンランド内戦、世界大不況、ロシアとの冬戦争と第二次世界大戦などが起き、それぞれの時期に物質が極めて欠乏し、これらの時期にマーケットホールが機能しなくなっていました。

 

 

オールドマーケットホール内の八百屋さん

オールドマーケットホール内の八百屋さん

 

 

 

 

オールドマーケットホールの現在

1995年までに輸入が禁止されていたチーズや一部他の食品はフィンランドがEUに加入することによって解禁されました。

 

そのため、オールドマーケットホールに陳列する商品もどんどん容貌が変わってきました。

 

 

昔にオールドマーケットホールで販売されていた生肉は現在スペインから輸入されているハムに取り変わられ、チーズもフランス産のものを見ることができます。

 

 

オールドマーケットホール内のおいしそうなカップケーキ

オールドマーケットホール内のおいしそうなカップケーキ

 

 

更に、現代的なスーパーマーケットがどんどん普及してきたので、オールドマーケットホールは現在市民が生活用品を買う場所としても機能していますが、観光地や休憩する場所としての機能も昔より重要になってきています。

 

そのため、お土産店、カフェ、レストランなどが昔より発達していますね。

 

 

オールドマーケットホール内のカフェBlondie Bakes

オールドマーケットホール内のカフェBlondie Bakes

 

 

オールドマーケットホール(Vanha Kauppahalli)詳細

オールドマーケットホールはエテラ港(南港)から近く、アクセスが非常に便利です。

 

ヘルシンキ大聖堂やマーケット広場(カウッパトリ)に来たら是非近くにあるオールドマーケットホールに来てみてくださいね!

 

 

 

オールドマーケットホール内の酒類専門店ALKO

オールドマーケットホール内の酒類専門店ALKO

 

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