夏・秋のラップランド:7日間パラス・ユッラス・トゥントゥリ国立公園ハイキングツアー

 

フィンランド・ラップランドの秘境!

フィンランド北部ラップランドに位置するパラス・ユッラス・トゥントゥリ国立公園は、フィンランド最古の国立公園の一つであり、国内屈指の美しいハイキングエリアです。公園内にはなだらかなトゥントゥリ(氷河によって削られた低い山々)が連なり、広大な原生林や湖が広がっています。夏の白夜の時期には、夜遅くまで太陽の光が降り注ぎ、幻想的な景色の中でトレッキングを楽しむことができます。

夏の終わり、9月になれば夜空にオーロラが現れる可能性もあります。特に人工の光が少ないパラス・ユッラス・トゥントゥリ国立公園では、運が良ければ神秘的な緑のカーテンを眺めることができるかもしれません。

このツアーでは、パラス・ユッラス・トゥントゥリ国立公園を舞台に5日間のハイキングを行い、フィンランドならではの雄大な自然を体感します。

公園内には多くのトレイルがありますが、特に人気なのが「ヘッタ・パラス(Hetta-Pallas)」ルート**です。このコースは約50kmにわたり、標高300〜800mのなだらかな山々を縫うように続いています。ハイキング中は、広大なツンドラ地帯や透き通った湖、美しい針葉樹林を眺めながら歩きます。

途中、トナカイの群れやキツネ、ワシミミズクなどの野生動物に出会えることも。特に早朝や夕方の時間帯には、静寂に包まれた大自然の中で、動物たちが活動する様子をじっくり観察できます。また、夏には可憐な高山植物が咲き乱れ、カラフルな景色を楽しめます。

ハイキング中は、公園内に点在する小屋(ワイルドキャビン)で宿泊します。小屋は基本的にシンプルな造りですが、薪ストーブが完備されており、自然の中でも快適に過ごせます。夜は静寂の中、満天の星空を眺めたり、焚き火を囲んでリラックスした時間を過ごすことができます。

ハイキングの締めくくりには、フィンランド伝統のサウナ体験を用意。汗をかいた後は、澄んだ湖に飛び込んでリフレッシュ。サウナと冷水浴を繰り返すことで、疲れが癒され、心身ともにリセットされます。

パラス・ユッラス・トゥントゥリ国立公園は、手つかずの自然が広がるフィンランド屈指の絶景スポット。都会の喧騒を離れ、ラップランドの大自然を存分に味わう5日間のハイキングを体験してみませんか?

スケジュール詳細

  • 1日目:各自にてKittilä空港へ
    【詳細】Kittilä空港で集合し、Enontekiöのホテルへバスもしくは専用車にて移動し(約2に時間)、宿泊。
  • 2日目:Enontekiöから13キロハイキングしたのち、Sioskuru小屋宿泊。
    【詳細】標高340メートルの地点よりスタート、平坦もしくは緩やかな登りを5キロほど進み、標高390メートルのPyhäkero小屋もしくは焚き火エリアにて昼休憩。午後は7キロのルートを進んでいきます。高原の山を登り、標高713メートルの山頂を登頂したのち、標高420メートルのSioskuru小屋にて宿泊。
  • 3日目:Sioskuru小屋から11キロハイキングしたのち、Hannukuru小屋宿泊。サウナに入浴することも。
    【詳細】標高420メートルのSioskuru小屋から出発し、3キロ先のTappuri小屋にて休憩。次は7キロ先のPahakuru小屋にて休憩。(昼食は調理不要なものが便利)さらに1.5キロ歩いてHannukuru小屋にて宿泊。終日標高400~550の範囲内に高原エリアを上下します。
  • 4日目:Hannukuru小屋から13キロハイキングしたのち、Nammalakuru小屋宿泊。
    【詳細】標高380メートルのHannukuru小屋から出発し、標高500メートルのSuastunturi高原山を登り、登頂したのち下山し、Suas小屋にて昼食。ここまでは5キロメートル。Suas小屋から出発し、高原の山々を登っていき、7.5キロ先のNammalakuru小屋にて宿泊。この日は上下が最も激しい部分です。午前から午後は100~300メートルの高低差を繰り返して登ったり下りたりします。最後のNammalakuru小屋は標高500メートルにあります。
  • 5日目:Nammalakuru小屋から11キロハイキングしたのち、Pallasのホテルに宿泊。
    【詳細】Nammalakuru小屋から出発し、2.5キロ先のRihmakuru小屋にて休憩。途中に昼休憩を挟みつつ、7.5キロ先にPallasに到着します。この日も登ったり下りたりしますが、大きいな高原山を越える際に達する最高標高は750メートルです。その後は高原山を下りて行き、Pallasに到着します。
  • 6日目:Pallasの高原山に登り、絶景を楽しむ。
    【詳細】午前中は標高450メートルのPallasから標高700メートルの高原山Palkaskeroに上り(距離は3キロ)、ラッパランドの壮大な景色を楽しむ。午後は自由時間。
  • 7日目:Pallasからバスもしくは専用車にてKittilä空港へ移動する。

 

 

ツアーの魅力

  • まさに人生に一度経験できるかどうかの場所、ルートと景色
  • 日本や多くの国では体験できない北極圏内ラップランドにある秘境と絶景
  • 広大な自然に包まれてしか生まれない安らかなひと時
  • 非日常的な白夜やオーロラ
  • 天気がよければ30キロ先まで眺める壮大な景色
  • 安心な日本語によるご案内
  • ツアーガイドと事前に直接コミュニケーションや打ち合わせ

出発時期

  • お薦めは6月と8月下旬~9月末です。
    ※6月は白夜がお楽しみ頂けます。
    ※9月はオーロラが出現する可能性がございます。
  • 具体的には個別にご相談させて頂きます。

 

 

ツアーに含まれるサービス

  • Kittilä空港へ専用車にてお迎え
  • Enontekiö(ハイキングルート入り口)までの交通移動
  • Enontekiöホテル宿泊とホテルの朝食(1泊)
  • Enontekiöから川を渡るボート移動
  • 国立公園小屋宿泊(3泊)
  • Pallasホテル宿泊とホテルの朝食(2泊)
  • Kittilä空港への交通移動
  • 日本語によるガイドサービス

ツアーに含まれていない

  • 食事
  • 食料品
  • ハイキング道具や用品
  • その他旅行関連用品

 

持参品リストの一例

  • ハイキング道具
    • ハイキングシューズ
    • トレッキングポール
    • 雨具、レンコート
    • 防水靴下(なくてもいいがお勧め)
    • 蚊よけ・防虫パーカー
  • キャンピング道具
    • マット
    • 寝袋
    • 耳栓
    • アイマスク
  • 食事関連道具
  • ハイキング4日間分の食料品
  • 防寒衣類・防寒道具

 

 

詳細情報と事前準備

  • ツアーはKittilä現地集合、Kittilä現地解散となります。
  • 万が一のため、各自旅行保険の加入を強くお薦めします。
  • Kittilä空港の航空便について、2025年3月現在ヘルシンキ、ミラン(イタリア)、ハンブルク(ドイツ)、チューリッヒ(スイス)などの都市間で運航しています。Kittiläはフィンランド北部にある人口6千人ほどの小さい町です。
  • 現地にて用品の購入について、KittiläにはスーパーK Citymarket(7.00-22.00)や雑貨用品店Tokmanni(8.00-20.00)がございます。Enontekiöには小さなスーパー(8.30-20.00)しかございません。Enontekiöはフィンランド北部に人口2千人弱の小さな村です。
  • ホテルについて、Enontekiöでの1泊とPallasでの2泊は、ラップランドホテルや同等のホテルをご手配させて頂きます。
  • 宿泊小屋について、フィンランドの国立公園内で使用させて頂く宿泊施設は簡易小屋で、他のハイキング客と共同で使用します。生活音が響くので耳栓を是非お忘れずに。ベッドは木の板で作られて大きいなベッドでみんなが横一列に並んで寝るような形です。ベッドの場所は先着順になります。小屋にはガスコンロと木材ヒーターがございます。シャワーはございません。トイレは小屋の外に別の場所にある乾式トイレです。就寝と起床時間は適当ですが、22時就寝6時起床になることが多いです。
  • 炊事について、朝食と夕食は基本的に小屋のガスコンロを利用することができます。ただし、ガスコンロが一般的に2口しかないので、煮込まずに簡単に作れる食事が便利です。昼食は小屋で食べれる場合もあれば、遮蔽物のない高原の上で取ることもございます。そのため、草原・高原の上や森の中でも食べれるものをご用意ください。
  • お水について、ラップランドの川から基本的に飲用可能ですが、沸騰してから飲むことをお勧めします。濾過しなくても一般的に大丈夫とされています。
  • ハイキングルートについて、全体的に困難なルートではございませんが、高原の山を登ったり、岩の多い地面であったりしますので、すでに一日に15キロメートル以上ハイキングした経験のある方もしくは体力に自信のある方にお薦めです。
  • 天気について、ラップランドの天気は変化しやすいです。晴れたり、雨降ったり、雹降ったりします。また、場所によって強風が吹くこともございます。
  • 蚊について、ラップランドでは7月から8月の中旬までに蚊が大量に発生します。この時期を避け、6月と8月下旬から9月末までがお薦めです。
  • 物資の補給について、旅の最終補給地点はEnontekiöになります。ハイキングの4日間に渡り、お店がないため、物資の補給はできません。5日目に到着するPallasのホテルには小さな売店がございます。

 

現地の様子

2020年に撮影した現地の様子です。ルートの状況や宿泊小屋の内装をご覧いただけます。

ツアー代金

  • 3200ユーロ/1名様
    約52万円
    ※フィンランド消費税VAT25.5%込み
  • 最低催行人数2名

応募方法

  1. このツアーページの情報を詳しく確認!
  2. 質問と希望時期・人数を【お問い合わせ】までに連絡!
    ※オンライン説明会を開催することも可能!
  3. ツアー代金を振り込み、ツアー参加確定!
  4. 出発日にツアーに参加!

 

 

企画・実施会社:キートスショップ(Sidora Marketing Ltd. Oy)


ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「ヘルシンキ現地ツアー」を中心に事業を展開しております。実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良いツアーサービスを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら