アラビア(現在フィスカルス社)は1990年代から現在販売中のムーミンマグカップを発売し、様々な限定品や継続販売品を販売してきました。
販売歴史がもうすぐ30年ということで発売されたムーミンマグカップの種類もとても多くなっています。
そのため、発売されたムーミンマグカップをシリーズ記事にてわかりやすくご紹介していきたいと思います。
今回は下記5つの2004年から2006年に販売開始されたキャラクターのムーミンマグカップをご紹介していきます。
- 2004年:フィリフヨンカ(2013年に販売終了)
- 2004年:ヘムレン(2013年に販売終了)
- 2005年:モラン(Groke)
- 2005年:トフスランとビフスラン(Thingumy and Bob)
- 2006年:トゥーティッキ(2015年に販売終了)
2004~2013年販売フィリフヨンカ(Fillyjonk)
フィリフヨンカの後ろ姿は「ムーミン谷の仲間たち」からイラストが採用され、今回のデザインに使用されています。
ちなみにムーミン谷の仲間たちでは9つのミニストーリーがあり、フィリフヨンカを題材にしているストーリーは3つめの「この世の終わりに怯えるフィリフヨンカ」です。
また小説では3回登場しているので、どの小説に登場しているのか気になる方はこちらのフィリフヨンカの性格について紹介した記事(『原則主義で繊細』フィリフヨンカ:ムーミンキャラクター紹介)も是非ご覧ください。
ちなみに、フィリフヨンカの性格について、恐らく多くの読者はアニメからの「規律に厳しく神経質」というイメージが強いでしょう。
しかし、実にムーミン小説の中で3回登場したフィリフヨンカにはそれぞれ異なる性格を持っています。
どのように違うか是非小説も読んでみてくださいね。
参考記事:ムーミン谷の夏祭り(3)、ムーミン谷の仲間たち(2)、ムーミン谷の十一月(1)
※Moomin.comより引用
写真でわかるフィリフヨンカと子供たちは小説からではなくムーミンコミックの第6話「 Moominmamma’s Maid (ふしぎなごっこ遊び)」より使用されています。
このマグカップは2004年に販売が開始され2013年に販売終了されていますが、他のキャラクターとは違ってまだ新しいデザインでの販売はされていません。
2004~2013年販売ヘムレン(Hemulen)
※Moomin.comより引用
写真に写っているヘムレンさんの様子のイラストは、小説「ムーミン谷の彗星」より使用されています。
「ムーミン谷の彗星」一作の中でヘムレンさんは「物集め」が大好きな人で切手を集めていたり、お花を集めていたりしていました。
ただし、小説の中では様々な性格を持つヘムレンさんも登場しています。
宜しければ是非ご一読ください。
参考:たのしいムーミン一家(1)、ムーミン谷の冬(4)、ムーミン谷の仲間たち(4)、ムーミン谷の十一月(1)
今回のデザインの背面にはヘムレンが横を向いている姿が描かれており、コミック16話「 Conscientous Moomin (ムーミン谷のきままな暮らし)」よりデザインが採用されています。
フィリフヨンカと同様にヘムレンのムーミンマグカップも2013年に販売が終了したあと、新しいデザインでの販売はまだされていません。
いつに彼らのマグカップが新しいデザインで帰ってくるのか気になるところですね。
2005年発売モラン(Groke)
※Moomin.comより引用
ムーミン物語の中で、モランは魔物的な存在です。
「身の周りを凍らせる」ことと「ほとんど話さない」ことで、誰も彼女に近付くことができず、理解することもできません。
そんなモランが表す人物像について考えてみたことありますか?少し気になりませんか?
小説の中でも度々登場したモランの物語は是非下記記事をご参考ください。
参考:たのしいムーミン一家(5)、ムーミン谷の冬(2)、ムーミンパパ海へいく(1)
写真で見えるデザインは「ムーミン谷の冬」より、そして背面のデザインは「ムーミンパパ海へ行く」より採用されています。
2005年より販売開始されたモランのムーミンマグカップは現在も販売しています。
2005年発売トフランとビフスラン(Thingumy and Bob)
※Moomin.comより引用
トフランとビフスランは何かに怯えていつもスーツケースを持って二人手をつないで歩いている可愛らしいご夫婦キャラクターです。
2018年に新しいデザインのマグカップが販売されたので、馴染みのある方も多いかもしれませんね。
参考記事:アラビア2018ムーミンマグカップ:新キャラクター登場! 飛行おに、トフスランとビフスラン
トフランとビフスラン、そしてスーツケースが描かれているのは「たのしいムーミン一家」で登場する一場面から採用されています。
※参考書籍:『たのしいムーミン一家』講談社、トーベ・ヤンソン/作・絵、山室静/訳、1990年発行
2006~2015年販売トゥーティッキ(おしゃまさん、Too-ticky)
※Moomin.comより引用
正面のデザインは ムーミンコミック第20話「 Moomin Under Sail (ムーミン、海へいく)」より、背面は「ムーミン谷の冬」より使用されています。
いつもストライプの服と帽子をかぶっているトゥーティッキは一見男の子に見えますが、女の子です。
冬になるとムーミン一家は冬眠してしまいますが、トゥーティッキは冬眠はしません。そのため、冬の間は何かしらの理由で起きてしまったムーミン一家の救世主になりました。
トゥーティッキに関連する記事は下記をご覧ください。
参考記事:『賢く大人的』トゥーティッキ(おしゃまさん) ムーミンキャラクター紹介
参考記事:ムーミンの裏側の話:原作者トーベ・ヤンソンの思う「愛」「戦争」と「ムーミン」とは?(二)
そんなトゥーティッキのマグカップも2015年に販売終了し、2016年に新しいデザインで販売再開されています。
そのデザインについては後ほどご紹介します。
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
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「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
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