「ムーミンパパ海へ行く」のモデルとなった島とは?

公開日:2017年9月2日  更新日: 2019年11月30日 関連分類:

ムーミンパパが海に出て航海し、未知の島に上陸して探検するシーンは覚えていますか?

 

未知の島にある知らぬもの、生物、物語が秘めていたりします。

 

ムーミンの物語を読んでいると、ムーミンパパと一緒に冒険しているような気分になりませんか?

 

トーベ・ヤンソンが海に対する特別な感情

ムーミンの作者トーベ・ヤンソンは海、島と暴風雨に特別な感情を抱いています。

 

彼女は自分の島がほしくて、自分の灯台までほしかったです。

 

トーベは子供のごろから島々と海に多く接触しています。

 

 

夏になるとスウェーデンの島々で家族と一緒に生活していました。1919年からポルボー近くの沖にあるペッリンキ島に移りました。

 

その後、1960年代にトーベはフィンランド湾でクロヴハルという新しい島を発見し、生涯のパトナーと一緒にそこで小さなコテージを立て、30年間ほど夏は常にその島で過ごすことになりました。

 

三つの段階に分かれていますが、トーベの人生に常に島と海がありました。

 

 

「ムーミンパパ海へ行く」とSöderskär島

トーベ・ヤンソンが1965年に発表した作品「ムーミンパパ海へ行く」ではムーミンパパが家族が灯台が放棄された神秘な島へ行って探検する物語が描かれています。

 

Söderskär島とそこにある灯台はポルボー近くの沖にありますが、トーベが作品に書かれた座標とは違いました。

 

 

その座標はトーベのクロヴハル島にかなり近いです。

 

1862年に建造されたSöderskär島の灯台には広大な海の真ん中にしか感じられない静かさ、自分だけのスペースとそこからの創造性があります。

 

島に到着瞬間にわかるはずです。なぜトーベはこんなに島に強い感情を持っているかと。

 

 

Söderskär島の特別展示

2017年の6月からSöderskär島の灯台で「トーベと海」というテーマの特別展示が開かれています。

 

トーベの島での実際な写真と「ムーミンパパ海へ行く」の中にあるイラストをまとめて展示しています。

 

この展示では初めてトーベの青年時代を表す数々のイラストが展示されます。

 

トーベがまだ子供の時に、彼女には冒険が大好きなおじさんハラルドがいました。彼は常に北欧諸国の海を航海し、冒険する日々を航海日誌に残していました。

 

トーベはおじさんの要望に応え、航海日誌の内容に基いてイラストをたくさん描きました。

 

航海日誌のイラストが展示されるのは今回が初めてなので、非常に貴重なチャンスです。

 

 

2018年もこの展示が継続して行われていることがニュースになっています。(Moomin.comブログ記事はこちら)

 

Söderskär島へ行く

Söderskär島はフィンランド湾にある多くの島々の一つで、ヘルシンキとポルボーの間にあり、ヘルシンキからおおよそそ30キロほど離れています。

150年の歴史を持つ灯台の島には現在定期便が運航しています。

 

 

詳細

 

Vuosaari:Aurinkoranta

  • 時刻表:Vuosaari 10:30→Söderskär島11:45、Söderskär島 13:00→Vuosaari 14:30
  • チケット:大人58ユーロ、6~12歳子供27ユーロ、6歳未満無料。
  • 乗り場地図

 

Helsinki:Kauppatori

  • 時刻表:Kauppatori 9:00→Söderskär島11:45、Söderskär島 13:00→Vuosaari 16:00
  • チケット:大人60ユーロ、6~12歳子供30ユーロ、6歳未満無料。
  • 場所:Linnanlaituri, Kauppatori, Helsinki
  • 乗り場地図
    ※正確な住所が公式サイトに記載されていませんでしたが、下記場所の周辺が目的地となっています

Söderskär島の場所

※本記事の内容と写真はMoomin.comより引用しております。

 

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