朝を迎えた時、流された家ではムーミンパパとムーミンママはムーミンのことを心配で心配でご飯も食べれませんでした。
離れ離れ……
ホムサは家が流されたことについて、食べ物部屋と床を隅から隅まで調べました。
そうしたら床の絨毯の下にあげ戸を見つけました。あげ戸の下に黒い水が流れていたが、あげ戸は何のためにあるかは知りませんでした。
突然家全体がショックを受け、ムーミンパパは叫びました。
「浅瀬に乗り上げたんだ!」
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ミムラ姉さんはリトルミイを探し、呼びました。
しかし、リトルミイは返事できませんでした。
なぜなら彼女は床のあげ戸から水にぽちゃんと転げ落ちてしまっていました。
リトルミイがもし少しでも大きいかったら、きっと溺れてしまったに違いありません。
ところが、体がとても小さいのでコルクのように浮かんでいました。
近くにムーミンママの裁縫かごがあったので、それによじ登りました。
まさかの出会い!
リトルミイは裁縫かごの中でぐっすり眠っているうちに突然釣り針が飛んできてかごが引っ掛かりました。
釣り糸に沿って見ていくと、釣りをしていたのがスナフキンでした!
(二人はここで初めて知り合いとなりましたが、二人ともお互いにムーミンを知っていることを知りませんでした。)
※絵は原作書籍より撮影して引用:『ムーミン谷の夏まつり』講談社、トーベ・ヤンソン/作・絵、下村隆一/訳、1990年発行
スナフキンは急いでムーミン谷に帰ろうとしていましたが、公園番との大切な用事を片づけなくてはいけませんでした。
スナフキンにとって公園番は悪者でした。
公園の悪者
公園の中でたくさんの立て札がありました。
いろんな「べからず」が書かれています。
「たばこを吸うべからず」「草の上に座るべからず」「笑ったり、口笛を吹いてはいけない」「草原で飛び跳ねるべからず」など。
公園にはいつも24人の子供が来ますが、ちっとも楽しそうに見えません。
スナフキンはニョロニョロの種を撒きました。太陽が沈むときにニョロニョロの芽が白いキノコのように出てきました。
その後目玉も手も出てきました。
(ニョロニョロは種で生まれるんですね!)
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救出作戦
公園番の制服にある金属のボタンにニョロニョロ達が反応して寄せてきました。
スナフキンによると、ニョロニョロは生まれたときに特別に電気を帯びているそうです。
気が付いたら数百のニョロニョロが公園番を囲み、感電してパチパチと火花を散らし、じきに公園番の髪に火が付き、燃え始めました。
公園番は火の玉のようになって出口へ突っ走りました。ニョロニョロに追いかけられながら。
その同時にスナフキンとリトルミイはすべての「べからず」立て札を引き抜き、24人の子供を助けました。
しかし、「自由にどこに行ってもいいよ」「ママのところに帰ってもいいよ」と言っても誰も動きません。
みんなスナフキンについてくるだけでした。
こんなことを思ったこともなかったが、スナフキンは仕方なく24人の子供を連れて森へ逃げました。
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その時、ムーミンは……
ムーミンとスノークのお嬢さんは小さい家に近づき、ドアをトントンしてみました。
フィリフヨンカという人が出てきました。
ムーミンは彼女に劇場の家のことを尋ねたが、フィリフヨンカは知りませんでした。
しかし、フィリフヨンカは悲しそうな顔をしているので、ムーミンたちはその理由を聞いてみました。
どうやら夏祭りのイブに一緒に食事をする招待状をおじさんとおばさんに毎年送っているが全然来ないので悲しんでいるそうです。
ムーミンとスノークのお嬢さんは別に親類だから必ず誘う必要がなく、好きな人や一緒にいて楽しい人を誘えばいいよとアドバイスしてくれたおかげでフィリフヨンカは一気に元気になりました。
3人は楽しく食事をしたら、庭に出て夏祭りのたき火をしようとしていました。
そうすると、森の地面にたくさんの「べからず」立て札を見つけ、捨てられたものだと思い、すべて集めてたき火の薪にしました。
ムーミンは高く上がった火を見つめてお母さんのことを思い出しました。
「今ママは何をしているだろう」
※絵は原作書籍より撮影して引用:『ムーミン谷の夏まつり』講談社、トーベ・ヤンソン/作・絵、下村隆一/訳、1990年発行
翌日スノークのお嬢さんとフィリフヨンカは花を摘んでいるときに突然一匹のヘムルが出てきました。
「よくも立て札を引き抜いて燃やしたな!三人とも牢屋行きじゃ!」と言って3人を連行してしまいました。
続く。
※参考書籍:『ムーミン谷の夏まつり』講談社、トーベ・ヤンソン/作・絵、下村隆一/訳、1990年発行
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)