5分で読むムーミン小説:ムーミン谷の夏祭り(3)

公開日:2018年2月6日  関連分類:  

朝を迎えた時、流された家ではムーミンパパとムーミンママはムーミンのことを心配で心配でご飯も食べれませんでした。

 

離れ離れ……

ホムサは家が流されたことについて、食べ物部屋と床を隅から隅まで調べました。

そうしたら床の絨毯の下にあげ戸を見つけました。あげ戸の下に黒い水が流れていたが、あげ戸は何のためにあるかは知りませんでした。

 

突然家全体がショックを受け、ムーミンパパは叫びました。

「浅瀬に乗り上げたんだ!」

 

商品ページ:木製ツボ押し(マッサージ器) :ムーミンパパ / ISOISÄN PUULELUT/ フィンランド 北欧 

 

ミムラ姉さんはリトルミイを探し、呼びました。

しかし、リトルミイは返事できませんでした。

なぜなら彼女は床のあげ戸から水にぽちゃんと転げ落ちてしまっていました。

 

リトルミイがもし少しでも大きいかったら、きっと溺れてしまったに違いありません。

ところが、体がとても小さいのでコルクのように浮かんでいました。

近くにムーミンママの裁縫かごがあったので、それによじ登りました。

 

まさかの出会い!

リトルミイは裁縫かごの中でぐっすり眠っているうちに突然釣り針が飛んできてかごが引っ掛かりました。

釣り糸に沿って見ていくと、釣りをしていたのがスナフキンでした!

(二人はここで初めて知り合いとなりましたが、二人ともお互いにムーミンを知っていることを知りませんでした。)

 

※絵は原作書籍より撮影して引用:『ムーミン谷の夏まつり』講談社、トーベ・ヤンソン/作・絵、下村隆一/訳、1990年発行

 

スナフキンは急いでムーミン谷に帰ろうとしていましたが、公園番との大切な用事を片づけなくてはいけませんでした。

スナフキンにとって公園番は悪者でした。

 

公園の悪者

公園の中でたくさんの立て札がありました。

いろんな「べからず」が書かれています。

 

「たばこを吸うべからず」「草の上に座るべからず」「笑ったり、口笛を吹いてはいけない」「草原で飛び跳ねるべからず」など。

 

公園にはいつも24人の子供が来ますが、ちっとも楽しそうに見えません。

 

スナフキンはニョロニョロの種を撒きました。太陽が沈むときにニョロニョロの芽が白いキノコのように出てきました。

その後目玉も手も出てきました。

(ニョロニョロは種で生まれるんですね!)

 

※商品ページ:幻の ムーミン シート: スナフキン / ヴィンテージ品 / フィンランド 北欧 

 

救出作戦

公園番の制服にある金属のボタンにニョロニョロ達が反応して寄せてきました。

スナフキンによると、ニョロニョロは生まれたときに特別に電気を帯びているそうです。

 

気が付いたら数百のニョロニョロが公園番を囲み、感電してパチパチと火花を散らし、じきに公園番の髪に火が付き、燃え始めました。

公園番は火の玉のようになって出口へ突っ走りました。ニョロニョロに追いかけられながら。

 

その同時にスナフキンとリトルミイはすべての「べからず」立て札を引き抜き、24人の子供を助けました。

 

しかし、「自由にどこに行ってもいいよ」「ママのところに帰ってもいいよ」と言っても誰も動きません。

みんなスナフキンについてくるだけでした。

 

こんなことを思ったこともなかったが、スナフキンは仕方なく24人の子供を連れて森へ逃げました。

 

※商品ページ:ムーミン マグ カップ : ストックマン150周年 2012年 限定 / Arabia / フィンランド 北欧

 

その時、ムーミンは……

ムーミンとスノークのお嬢さんは小さい家に近づき、ドアをトントンしてみました。

 

フィリフヨンカという人が出てきました。

ムーミンは彼女に劇場の家のことを尋ねたが、フィリフヨンカは知りませんでした。

 

しかし、フィリフヨンカは悲しそうな顔をしているので、ムーミンたちはその理由を聞いてみました。

どうやら夏祭りのイブに一緒に食事をする招待状をおじさんとおばさんに毎年送っているが全然来ないので悲しんでいるそうです。

 

ムーミンとスノークのお嬢さんは別に親類だから必ず誘う必要がなく、好きな人や一緒にいて楽しい人を誘えばいいよとアドバイスしてくれたおかげでフィリフヨンカは一気に元気になりました。

 

 

3人は楽しく食事をしたら、庭に出て夏祭りのたき火をしようとしていました。

 

そうすると、森の地面にたくさんの「べからず」立て札を見つけ、捨てられたものだと思い、すべて集めてたき火の薪にしました。

 

ムーミンは高く上がった火を見つめてお母さんのことを思い出しました。

「今ママは何をしているだろう」

 

※絵は原作書籍より撮影して引用:『ムーミン谷の夏まつり』講談社、トーベ・ヤンソン/作・絵、下村隆一/訳、1990年発行

 

翌日スノークのお嬢さんとフィリフヨンカは花を摘んでいるときに突然一匹のヘムルが出てきました。

「よくも立て札を引き抜いて燃やしたな!三人とも牢屋行きじゃ!」と言って3人を連行してしまいました。

 

続く。

 

※参考書籍:『ムーミン谷の夏まつり』講談社、トーベ・ヤンソン/作・絵、下村隆一/訳、1990年発行

5分で読むムーミン小説:ムーミン谷の夏祭り(1)
公開日:2018年2月4日 
ムーミン谷に住み始めて約3年目でしょうね。 『ムーミン谷の夏祭り』の物語が幕を開けました。   穏やかなムーミン谷 『ムーミンパパの思い出』の中で初めて登場したリトル…...続きを読む


5分で読むムーミン小説:ムーミン谷の夏祭り(2)
公開日:2018年2月5日 
ムーミン屋敷の横に漂流してきた大きいな家にムーミンパパは声をかけたが、何の返事もありませんでした。 水がさらに増えてきたので、ムーミン一家たちは急いでこの家に引っ越す…...続きを読む


5分で読むムーミン小説:ムーミン谷の夏祭り(3)
公開日:2018年2月6日 
朝を迎えた時、流された家ではムーミンパパとムーミンママはムーミンのことを心配で心配でご飯も食べれませんでした。   離れ離れ…… ホムサは家が流されたこと…...続きを読む


5分で読むムーミン小説:ムーミン谷の夏祭り(4)
公開日:2018年2月7日 
浅瀬に乗って傾いている劇場の家のほうではムーミンパパは家具を固定するために釘を打っていました。   傾いた床で掃除がうまくいかないエンマにムーミンママが声をかけ、話…...続きを読む


5分で読むムーミン小説:ムーミン谷の夏祭り(5)
公開日:2018年2月8日 
スナフキンが子供たちを劇場に連れて行く途中に、子供たちから何とスナフキンにプレゼントがありました!   子供たちみんなが頑張って刺繍した煙草入れでした。(ちなみに、…...続きを読む


5分で読むムーミン小説:ムーミン谷の夏祭り(6)
公開日:2018年2月9日 
長い間、スナフキンはものも言わないでボートを漕ぎ続けました。 ムーミンは、あの古い帽子の懐かしい形が、夜空の中にくっきり浮かんでいるのと、パイプの煙が静かな大気のうち…...続きを読む


5分で読むムーミン小説:ムーミン谷の冬(1)
公開日:2018年2月15日 
夏が終わったムーミン谷は新しい世界に変貌しました。 果たしてムーミンたちは新しい世界でどのような冒険を経験し、どのように人に出会うのでしょうか。   真っ冬のムーミ…...続きを読む

お薦めムーミングッズ

かわいいムーミンが色々な形で登場します!是非参考にご覧ください。












ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.フィンランド・北欧のデザイン

北欧にあるフィンランドは毎年冬が寒くて暗いです。家の中で生活する時間が非常に長いフィンランド人はちゃんと室内の生活を楽しもうと発展してきたのは生活製品のデザインです。そんなフィンランドデザインの特徴は「シンプル」「スタイリッシュ」「温もり」「ナチュラル」「鮮やか」。デザイン性の高さに加え、機能性にも優れているのが更なる魅力です。また、フィンランド出身の原作者トーベ・ヤンソンが作り出した「ムーミン」の背後にある原作者の思いや哲学もフィンランド代表の一つです。

3.「隠れ」デザインの魅力

人気ブランドのマリメッコやイッタラ、アラビアなどは知られており、キートスショップは日本の方々に届かない製品を届けるサービスを提供しております。また、優れたものを作りながら知られていない小さなメーカーやデザイナーがフィンランドもしくは北欧に多数存在しています。良い製品・作品が埋もれてしまうのは、とてももったいないこと。

キートスショップは、そのようなメーカーやデザイナーの製品・作品を発掘しながら応援活動も行っております。まだ知られていない北欧雑貨を日本の方々へ届け、より幸せな生活を送って頂きたいという思いです。

4.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop。

5.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら