ムーミンの裏側の話:原作者トーベ・ヤンソンの思う「愛」「戦争」と「ムーミン」とは?(二)

公開日:2017年11月6日  関連分類:  

※本記事の内容はBBCより引用しております。

戦争の時期と直後に出版されたトーベ・ヤンソンの2作品「小さなトロールと大きな洪水」と「ムーミン谷の彗星」は大きいな反響を得られませんでした。

それが1951年に「楽しいムーミン一家」が英訳され、出版されるまでです。

トーベ・ヤンソンの秘密

「楽しいムーミン一家」に新たに登場したトフスランとビフスランにはムーミン原作者のトーベ・ヤンソンの秘密が秘めていました。

トフスランとビフスランはいつも一つのスーツケースを抱えています。人に渡すこともなく、開けることもありません。

これはトーベ・ヤンソンとヴィヴィッカという女性との同性愛について表現されたものです。

当時フィンランドでは許されない同性愛について隠すしかありませんでした。

※フィンランドの同性愛婚姻は2014年に国会で承認され、2017年3月から正式発効となり、フィンランドは国として正式的に同性愛婚姻を認めることになりました。

物語の最後にトフスランとビフスランのスーツケースから現れたのが一つの大きくて綺麗なルビーでした。それはトーベ・ヤンソンとヴィヴィッカとの愛を表しているものです。

このスーツケースをずっと追い続けてきたモランもそのような愛を手に入れたいからだそうです。

「彼らは愛をスーツケースの中に隠していました。しかし、その中身をムーミン谷の皆さんに公開して見せる時にそれはとても美しい瞬間でした。」とBoel Westinが言いました。

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ムーミン漫画の成功

「楽しいムーミン一家」の成功はすぐにロンドンにある漫画コンテンツ配給会社の注意を引き、ロンドン新聞夕刊に週6回の漫画連載のチャンスを1954年に得られました。

その後、大ヒットとなり、世界中120社の新聞社がその漫画を転載し、千2百万の読者に届けることができました。

参考記事:ムーミンが歩いてきた軌跡(一):すべてが1914年から始まる

参考記事:ムーミンが歩いてきた軌跡(二):世界に知られるまで

この時、世に知り渡れたムーミンによってトーベ・ヤンソンに様々ななコラボ案が降り舞ってきました。

その一つはディズニーが「ムーミン」という名前の使用独占権を求めてきたことです。トーベ・ヤンソンはその提案を却下しました。

そして、間もなくの間、トーベ・ヤンソンはムーミンの大ヒットに困ることもありました。

彼女は常にムーミンの漫画連載に新しいアイディアを考えなければいけません。そして、漫画を描き続けることで、彼女は絵画や小説執筆へ使える時間が無くなり、苦しくなった時もありました。

新しい出会い

1956年にトーベ・ヤンソンは新しい人に出会いました。

それはあるパーティの出来事でした。

トーベ・ヤンソンはアーティストの後輩である女性のTuulikki Pietilaに出会い、ダンスに誘いましたが、Tuulikkiは、女性は女性と一緒に踊らない社会慣習を理由にその誘いを断りました。

しかし、その後トーベ・ヤンソンはある冬の日にTuulikkiのアパートに訪ね、彼女と一緒にワインを飲んだり、音楽を聴いたりしていました。

トーベ・ヤンソンの次の著作はTuulikkiの影響を強く受けていることが明らかです。

「ムーミン谷の冬」に登場したトゥーティッキはまさにTuulikkiです。

トゥーティッキはムーミンにとって冬の友人であり、冬の案内人でもあります。

この作品からTuulikkiはトーベ・ヤンソンにとってとても大事な存在であることがわかりやすく、この作品はTuulikkiに関する本でもあり、彼女のための本でもあります。

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ムーミンと海

ムーミンと海は常に深い関係があります。それはムーミンの原作者であるトーベ・ヤンソンも海と深い関係があるからです。

トーベ・ヤンソンはよく家族と夏にフィンランド湾にある無人島Klovharuに行っていました。

「トーベ・ヤンソンは家族と海に航海し、島々を探検していました。」トーベの姪であるソフィア・ヤンソンが言いました。

「トーベは実際にそうしていました。島々に行って探検したり、キャンプしたりしていました。ムーミンの物語を読むとなんかすごいと感じますが、フィンランドでは島に行けば、このくらいのことをやるのは極一般的です。我々は今でもこのようなことをよくやっています」

続きは(三)をご覧ください。

シリーズ記事

ムーミンの裏側の話:原作者トーベ・ヤンソンの思う「愛」「戦争」と「ムーミン」とは?(一)

ムーミンの裏側の話:原作者トーベ・ヤンソンの思う「愛」「戦争」と「ムーミン」とは?(二)

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ショップコンセプト

1.北欧・フィンランドというと?

北欧・フィンランドというと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「北欧・フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.北欧・フィンランドのデザイン

北欧にあるフィンランドは毎年冬が寒くて暗いです。家の中で生活する時間が非常に長いフィンランド人はちゃんと室内の生活を楽しもうと発展してきたのは生活製品のデザインです。そんなフィンランドデザインの特徴は「シンプル」「スタイリッシュ」「温もり」「ナチュラル」「鮮やか」。デザイン性の高さに加え、機能性にも優れているのが更なる魅力です。フィンランド出身のムーミンの背後にある原作者の思いや哲学もフィンランド代表デザインの一つになります。

3.「隠れ」デザインの魅力

人気ブランドのマリメッコやイッタラ、アラビアなどは知られており、キートスショップは日本の方々に届かない製品を届けるサービスを提供しております。また、優れたものを作りながら知られていない小さなメーカーやデザイナーが北欧・フィンランドに多数存在しています。良い製品・作品が埋もれてしまうのは、とてももったいないこと。

キートスショップは、そのようなメーカーやデザイナーの製品・作品を発掘しながら応援活動も行っております。まだ知られていない北欧雑貨を日本の方々へ届け、より幸せな生活を送って頂きたいという思いです。

4.運営に「誠実」と「感謝」

「北欧・フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォームはこちら、メール:ken@kiitos.shop。

5.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「北欧・フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

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