5分で読むムーミン小説:たのしいムーミン一家(1)

公開日:2018年1月2日  更新日: 2020年01月01日 関連分類:

ムーミン童話2冊目の『たのしいムーミン一家』は原作者トーベ・ヤンソンが書いたムーミン物語の第三作目で、日本で製作したアニメの基礎となった部分です。

 

日本語訳の本作品は273ページありますが、このシリーズ記事にて簡潔にまとめてありますので、ダイジェストでムーミンの物語を読みたい方は是非ご参考ください。

 

※参考書籍(写真引用を含み):『たのしいムーミン一家』講談社、トーベ・ヤンソン/作・絵、山室静/訳、1990年発行

 

彗星事件から冬を越して……

冬眠から起きたムーミン。隣で寝ていたスナフキンの姿が見えず、外に出たらスナフキンは川の橋にいました。※小説ではスナフキンもスニフも今はムーミン屋敷に住んでいます。

 

寝ていたスニフを起こし、ムーミン谷の皆さんに挨拶しながら山を登っていきました。3人は山頂に石を積み上げようと山を登ると山頂に転がっている黒いシルク帽子を見つけました。

 

帽子を家に持って戻ってムーミンパパの帽子にしたかったが、大きすぎるので紙屑箱にしました。

 

※参考図書から撮影して引用。

小さな雲

ムーミンたちが食べた後の卵の殻をシルク帽子に投げ入れてスノークの家に行きました。

 

スノークのお嬢さんと一緒に5人で帰ってきたらムーミン屋敷の前に雲ができていました。雲は形も変わらず、動きもせずずっとそこに。

 

スノークのお嬢さんは雲を触ってみて、気が付くと雲に乗ってしまいました。雲の操作の仕方もわかるようになり、みんなは雲に乗って遊びに。

 

ムーミン屋敷のてっぺんに行ったり、森の上に行ったりしてヘムレンさんにも会い、すごく楽しかったです。

 

 

 

 

ヘムレンさんの新しいコレクション

切手を集めていたヘムレンさんは切手のコレクションは既に完成し、やることがないと悩んでいました。ムーミンたちから様々なアイディアが出ても受け入れられず。

 

その後、ムーミンたちはヘムレンさんとムーミン屋敷の前でもう一度出会い、今度ヘムレンさんは「植物」を集めることに決めたそうです。

 

そして、雲を外に一晩置いたら翌朝に全て消えてしまいました。

 

 

ムーミンの姿が……

ある日、ムーミン谷に雨が降ってて、ムーミンたちは家でかくれんぼう。

 

ムーミンはいつも隠れている場所に飽きたので、デカい黒いシルク帽子に身を隠しました。

 

いつまで待っても誰も探しに来ないのでみんなに会いに行くと、誰もが自分を知らない顔をしていました。ムーミンはそれを「ムーミンが知らないふりをするゲーム」と勘違いし、勘違いしたまま会話していましたが、みんながムーミン自分の顔を「とても醜い」と言ってきたので、悲しくなりました。

 

最後、お母さんのムーミンママに泣き付き、ムーミンママも最初認識できなかったが、最後にこの醜い人に変わったのがムーミンだとわかった時に、ムーミンは本来の姿に戻りました。

 

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アリジゴクを○○に変わった?

その黒いシルクの帽子が怪しいと思ったムーミンとスノークは帽子に実験をしようと思いました。

 

アリジゴクに地面に穴を掘る力を見せてほしいと言いかけ、あらかじめ地面の下に隠してあったビンの場所に穴を掘ってもらい、ビンの中に入ってもらい、閉じ込めました。

 

ビンごと転がしてムーミン屋敷の庭まで持って行き、中身を全て帽子の中に入れ、帽子の上に重い外国語の辞書を置いて待ってました。

 

そうしたら、外国語の辞書にあるたくさんの単語が虫になって這い出てきて、砂が水に変わり、溢れてきました。

 

アリジゴクは?

最後にハリネズミが出てきました。アリジゴクがハリネズミに変わったんですね。

 

 

帽子の運命は……

事情を知ったムーミンパパとムーミンママは帽子が危険だと判断し、川に流すことで捨てることにしました。

 

その夜、帽子が川下の小さな島に引っかかっていることを知ったスナフキンはムーミンを誘って小さな冒険に行きました。

 

※参考図書から撮影して引用。

帽子のところに行くと、帽子の中に流れ込んだ川水が赤い液体に変わって流れ出ているのを目にしました。

 

ムーミンがその赤い液体を確認すると、木苺のジュースでした。

 

二人はその帽子を取り、海辺の洞窟に隠しました。

 

続く。

 

 

※参考書籍(写真引用を含み):『たのしいムーミン一家』講談社、トーベ・ヤンソン/作・絵、山室静/訳、1990年発行

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