ホムサはムーミンの物語で登場したキャラクターの一つです。
ムーミン、ヘムル、ミムラと同じくホムサは種族名で、複数のホムサがムーミンの物語に存在していると思われます。
ホムサとはどんな人?
ムーミンの物語の中で、ホムサは「小さい動物」です。
しかし、この小さい動物は人間の姿をしています。
ぼさぼさした髪、背が小さく、子供のような姿です。
小さい動物のせいか、性格は内向的で無口で、控えめな性格です。
しかし、ホムサは非常に強い想像力の持ち主です。
彼の想像力のおかげでムーミンの物語がどんどん膨らんでいます。
ムーミン小説で登場したホムサ
ムーミンの小説でホムサは約3回ほど登場していました。
それぞれ似たような性格を持っていますね。
『ムーミン谷の夏祭り』で登場したホムサ
『ムーミン谷の夏祭り』一作の中で、ホムサは洪水から避難する際に、ムーミン屋敷の屋上に上がったムーミン一家と初対面し、ムーミン屋敷の屋根に移り、一緒に避難することになりました。
ホムサは活動的で動き回りますが、非常に無口でほとんど話していなかったです。
そんなホムサは最終的に劇場に残り、役者を目指すことになりました。
参考記事:
※下記右がホムサ、左はミーサ。
※絵は原作書籍より撮影して引用:『ムーミン谷の夏まつり』講談社、トーベ・ヤンソン/作・絵、下村隆一/訳、1990年発行
『ムーミン谷の仲間たち』で登場したホムサ
『ムーミン谷の仲間たち』で登場したホムサは一人ではなかったです。
彼にはお父さん、お母さんと兄弟がいました。
弟を連れて壮大な想像の世界に彼は入り込み、その世界で敵との闘いと冒険が繰り広げられました。
しかし、彼の暴走した想像は嘘と化し、リトルミイに破られました。
『ムーミン谷の仲間たち』で登場したホムサは他の物語で登場したホムサと違ってとてもお喋りなホムサでした。
参考記事:
『ムーミン谷の十一月』で登場したホムサ
『ムーミン谷の十一月』で登場したホムサは自分が想像したムーミン谷を実際に見に行きました。
しかし、ムーミン一家が留守で他の人々と一緒に生活することになりました。
共同生活の中でホムサは本が大好きでずっと本を読んでいました。
無口で背が小さいホムサはよく他の人に手伝わせられました。
ヘムレンさんの薪運びとか、板のくぎ抜きとか、フィリフヨンカの洋服たんすから出てきた虫の駆除とか。
『ムーミン谷の十一月』で登場したホムサはまさに前に2回登場したホムサの合体のようなホムサでした。
無口だが、とても想像力豊富なホムサでした。
※下記右がホムサ、左はフィリフヨンカ。
※写真出典書籍:『ムーミン谷の十一月』講談社、トーベ・ヤンソン/作・絵、鈴木徹郎/訳、1984年発行
参考記事:
もしかしたらあなたも少しホムサっぽい?
ホムサはどちらかというと、自分の世界を生きる人です。
他人とは関わりをあまり持とうとしません。
自分の本、自分の想像、自分の空間が好きです。
あなたもたまにはそうなりたいと思っていませんか?
もちろん、友達やみんなと一緒にワイワイするのも楽しいですが、たまには一人で静かに自分の本、自分の想像、自分の世界にいたいですものね。
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