ヘルシンキにある建築様式とは?ちょっとした雑学で観光の楽しさが倍増!

公開日:2018年9月30日  関連分類:  

ヘルシンキに観光に来られる方はよくその町の雰囲気に惹かれるでしょう。

 

おしゃれで、静かで、穏やかで、のんびりした雰囲気

 

そのような雰囲気を作り出したのは北欧独特の気候であったり、北欧の太陽であったり、その日の天気であったり、フィンランド社会文化であったりします。

その中で、ヘルシンキの独特な雰囲気を漂わせているのはヘルシンキの建築物です。

 

ヘルシンキにはスウェーデン時代、ロシア時代とフィンランド独立時代に分かれ、様々な様式やスタイルの建築が存在しています。

 

ヘルシンキを観光する際にそのまま見て回るのも楽しいですが、少しだけヘルシンキに存在する様々な建築様式の雑学も知っていれば、さらに楽しみが倍増しますよ!

それでは、それぞれの建築様式を見ていきましょう。

 

スウェーデン時代建築の代表:海上要塞スオメンリンナ

スウェーデン時代(約1800年まで)から建築された海上要塞スオメンリンナはヘルシンキ屈指の世界遺産であり、スウェーデン時代にもロシア時代にも軍事施設として使用されてきたことによってスウェーデン時代の建築及びロシア時代の建築が存在しています。

 

 

 

新古典主義建築:元老院広場周辺

18世紀後期から現れた新古典主義建築(Neoclassical Architecture)はロココ芸術の過剰な装飾性や軽薄さに対する反動として荘厳さや崇高美を備えた建築様式です。

ヘルシンキ大聖堂元老院広場周辺には北欧のミニマリズム主義が含まれ、とてもシンプルな建築が立ち並びます。

 

 

ビザンティン・ロシアスタイル:ウスペンスキ寺院

ビザンティン(東ローマ帝国)・ロシア系の建築様式はヘルシンキに多く存在していませんが、ウスペンスキ寺院はその典型的な建築様式をうまく表現しています。

1868年に建築されたウスペンスキ寺院は西ヨーロッパにおいて東方正教の最大の教会です。

 

 

ネオルネッサンス建築:アテネウム美術館

ネオルネッサンス建築(Neo-Renaissance)は、19世紀前半からヨーロッパで始まり、日本を含む世界へ波及した建築様式で、ずっと以前のルネサンス建築に基づきながら当時の荘厳さや各地の新しい建築方式を織り交ぜたものです。

エスパランディ公園北側の建築群ヘルシンキ中央駅前のアテネウム美術館はネオルネッサンス建築の代表建築物となります。

 

 

 

アール・ヌーヴォー建築:フィンランド国立博物館

19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを中心に開花したアール・ヌーヴォーは「新しい芸術」を意味します。

花や植物などの有機的なモチーフや自由曲線の組み合わせによる従来の様式に囚われない装飾性や、鉄やガラスといった当時の新素材の利用などが特徴です。

 

更にヘルシンキではアール・ヌーヴォー建築様式がフィンランド自国のナショナル・ロマンティシズムと結合した形でフィンランド国立博物館ヘルシンキ中央駅のような建築が生まれたのです。

 

 

北欧古典主義建築:フィンランド国会

1920年代前後に現れた北欧古典主義建築は古典主義建築様式に北欧、ドイツ、イタリアなどの要素が加われた建築スタイルです。

北欧古典主義建築の木造建築はヘルシンキのKäpylä、Puu-Vallila及びEtu-Töölöエリアで見ることができ、石造建築の代表が1931年に完成したフィンランド国会となります。

 

flicker Pertti M.より引用

 

機能主義建築:オリンピックスタジアム

機能主義建築は20世紀初期に現れ、「建築物の外観は、利便性、構造、作法のために不要なものであるべきではない」というような機能性を中心とする現代建築スタイルです。

ヘルシンキにある機能主義建築の代表は1938年に完成したオリンピックスタジアム及び1935年にできたLasipalatsiにある「ガラスパレス」(Glass Palace)です。

 

 

モダニズム建築:フィンランディアホール

フィンランド最も著名な建築家であるアールト・アルヴァーの建築作品がフィンランドのモダニズム建築を代表しています。

ヘルシンキにはフィンランディアホール(1971年完成、1975年拡張)、アカデミック書店(1969年)及び石の教会(1969年)が代表例です。

 

 

ガラス建築:サノマタロ

2000年前後ミニマリズムをベースにガラス及び鉄鋼を主要建材として建てられたガラス建築がヘルシンキのRuoholahtiにあるサノマタロ(Sanomatalo、1999年)もしくはハイテックセンター(2001年)です。

 

21世紀を代表する建築:ヘルシンキ中央図書館

現在建設中のヘルシンキ中央図書館(2018年完成予定)を含め、21世紀を代表する最新建築様式を代表するのは他に現代美術館KIASMA(1998年)、ヘルシンキミュージックセンター(2011年)やヘルシンキ大学図書館のカイサタロ(2012年)が挙げられます。

 

 

いかがでしょうか。

少しヘルシンキに存在する様々な建築様式及び時間軸を知っていると、ヘルシンキを回る際により理解しやすく、楽しみも増えるのではないでしょうか。

是非それぞれの建築様式を見つけてみてくださいね。

 

関連記事

 

お薦めムーミングッズ

かわいいムーミンが色々な形で登場します!是非参考にご覧ください。












ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.フィンランド・北欧のデザイン

北欧にあるフィンランドは毎年冬が寒くて暗いです。家の中で生活する時間が非常に長いフィンランド人はちゃんと室内の生活を楽しもうと発展してきたのは生活製品のデザインです。そんなフィンランドデザインの特徴は「シンプル」「スタイリッシュ」「温もり」「ナチュラル」「鮮やか」。デザイン性の高さに加え、機能性にも優れているのが更なる魅力です。また、フィンランド出身の原作者トーベ・ヤンソンが作り出した「ムーミン」の背後にある原作者の思いや哲学もフィンランド代表の一つです。

3.「隠れ」デザインの魅力

人気ブランドのマリメッコやイッタラ、アラビアなどは知られており、キートスショップは日本の方々に届かない製品を届けるサービスを提供しております。また、優れたものを作りながら知られていない小さなメーカーやデザイナーがフィンランドもしくは北欧に多数存在しています。良い製品・作品が埋もれてしまうのは、とてももったいないこと。

キートスショップは、そのようなメーカーやデザイナーの製品・作品を発掘しながら応援活動も行っております。まだ知られていない北欧雑貨を日本の方々へ届け、より幸せな生活を送って頂きたいという思いです。

4.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop。

5.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら