ヘルシンキ大学図書館見学(メインキャンパス図書館)

公開日:2018年6月30日  関連分類:  

ヘルシンキ市内や周辺には多くの図書館があります。

 

前回ご紹介したエスポー市のセッロ図書館はとても現代的に豊富な機能性を持つ図書館です。

 

セッロ図書館と対照的に、ヘルシンキ市内で市中心からとても近いヘルシンキ大学図書館はとても学術雰囲気が濃厚で、モダンな建築様式をしている図書館です。

 

もし1時間ほどの少し時間があれば是非訪ねてみてはいかがでしょうか。

※ヘルシンキ大学の図書館はそれぞれのキャンパスにありますが、本文でお伝えするのは市中心のメインキャンパスにあるメイン図書館です。

 

※図書館に全く見えない外観!

 

 

※入口標示はフィンランド語しかないのでちょっとわかりづらいですが。。

 

学術・知識のセンターであるヘルシンキ大学図書館

市立図書館と異なり、ヘルシンキ大学図書館は大学の図書館であるため、学術、研究、学習が図書館の主要機能となります。

 

そのため、市立図書館のセッロ図書館と違い、文化機能を提供する役割は担っておらず、チェス、ボードゲーム、漫画や交流コーナーなどは設置されていません。(漫画などの文化図書はあるかもしれませんが)

 

その代わり、座って静かに本を読む環境研究やPCを使用する作業の環境としては最適な場所です。

 

図書館内には多くの作業スペースが設けられています。

通常のデスクタイプや、ソファタイプ、個人席タイプ、グループディスカッションルームまで用意されています。

 

※建物内の図書館入り口です。

 

※開放感がとても気持ちいいロビー。

 

ヘルシンキ大学図書館の建築について

ヘルシンキ大学図書館はカイサハウス(Kaisa House)にあり、東側は丘にあり、西側の道路に接する面は東側の出入り口よりも2階分低いです。

 

ヘルシンキ大学図書館の建築計画は「Anttinen Oiva Architects」建築事務所が2008年に行われたコンペで優勝し、採用となり、2012年に完成されました。

この建築は2014年のフィンランディア建築賞においても最後のファイナリストまで進出を果たしています。

 

ヘルシンキ大学図書館の建築の特徴はまずその外観です。

建築の正面にある多くの小さな四方形の窓から構成された大きいなガラス壁はこの建築を周りの建築様式に溶け込ませながらも目立たせており、しかも建築全体のテーマである「開放」に合致しています。※本記事の1枚目の写真を御参照ください。

 

それから、建築様式のメインテーマである「開放」の元に「スペースのフレキシビリティ」が実現されています。

中間階層には三つの大きいな窓(駅側の透明な壁、らせん階段の天井、ロビーの天井)があり、開放感を作り出しながらも多くのスペースを有効利用できるようにデザインしています。

 

 

 

ヘルシンキ大学図書館へ実際に見学!

ヘルシンキ大学図書館には東西二つの入り口があり、ヘルシンキ中央駅から行くと徒歩5分ほどで西側の入り口に到着します。

建物に入ると、1階上がったらWELLカフェが見え、さらに1階上がると図書館に入れます。

 

図書館のロビーはとても広く、さすがの開放感です。

天井を望むと、楕円形の形をした白い天井が何重もあり、光の反射を受けてとても明るくて上品に感じます。

 

らせん階段を登るとワーキングスペースと図書棚スペースが現れ、多くの人々がPCで作業したり、何かを読んだり書いたりしています。

 

最上階に行くと、テラスもあります。

テラスで日向ぼっこをしながら本を読んだり、PCで作業したりするのも気持ちよさそうですよね(もちろん冬ではなく、夏の時期です)

 

ちなみに、ヘルシンキ大学図書館には毎日9千人が訪ね、年間160万人もの使用者を有しています。

図書館のスペースは誰でも利用できますが、図書の貸し出しやディスカッションルームの予約は市民や在籍学生に限られています。

 

2018年年末ヘルシンキ市中央図書館が開館したら、ヘルシンキ大学図書館とともにヘルシンキ市中心エリアの主要図書館が二つとなり、容量も大幅に上がります。一人の市民としてはとても期待しています。

 

是非宜しければ訪ねてみてください。

 

 

 

ヘルシンキ大学図書館開館情報

  • 通常開館時間:月~金8:00~20:00、土曜11:00~17:00、日曜閉館
  • 夏・冬休み期間中:月~金8:00~18:00、土日閉館
  • オフィシャルサイト
  • 住所:Fabianinkatu 30, Kaisaniemenkatu 5, 00100 Helsinki
  • 地図

 

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ショップコンセプト

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2.フィンランド・北欧のデザイン

北欧にあるフィンランドは毎年冬が寒くて暗いです。家の中で生活する時間が非常に長いフィンランド人はちゃんと室内の生活を楽しもうと発展してきたのは生活製品のデザインです。そんなフィンランドデザインの特徴は「シンプル」「スタイリッシュ」「温もり」「ナチュラル」「鮮やか」。デザイン性の高さに加え、機能性にも優れているのが更なる魅力です。また、フィンランド出身の原作者トーベ・ヤンソンが作り出した「ムーミン」の背後にある原作者の思いや哲学もフィンランド代表の一つです。

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キートスショップは、そのようなメーカーやデザイナーの製品・作品を発掘しながら応援活動も行っております。まだ知られていない北欧雑貨を日本の方々へ届け、より幸せな生活を送って頂きたいという思いです。

4.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop。

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