フィンランド建国100周年! 誰でもわかるフィンランド歴史を3分で理解しましょう!

公開日:2017年1月5日  更新日: 2022年10月31日 関連分類:

 

2017年でフィンランド建国100周年という大きな年を迎えました。

 

フィンランド国内では地方政府、観光施設、多くの組織なども合わせて色々なイベントが企画・開催され多いに賑わいました。

 

このことをきくと、あれ?フィンランドの独立って100年前やけど、その背景は?って思ったことありませんか?

 

実際のところフィンランドの歴史はあまり知られていません。

 

そのために、誰でもたったの3分で理解できるフィンランドの歴史をまとめてみました!!

 

フィンランドの歴史は大きく4つの時代に分かれます:先史時代(12世紀まで)、スウェーデン時代(12~19世紀)、ロシア時代(19~20世紀)、独立後時代(20~21世紀)

 

 

先史時代

先史時代、フィン人の祖先は現在ロシアのヴォルガ川周辺から移入した(現フィンランドを正面に右斜め下あたりにある川)。これが、フィンランド語は他の西欧語系とほとんど関係しないことの理由とされている。

 

8~11世紀にフィンランドには北部のサーミ人南部のフィン人の2種類で、更に南部のフィン人は大きくスオミ(西南)、ハメーンリンナ(南部)とカレリア(東南)の3グループに分かれていた。

 

※のち「スオミ」がフィンランド語で「フィンランド」を指す言葉になった。

 

 

 

 

 

 

スウェーデン時代

12世紀キリスト教が広まり、北欧十字軍がスウェーデンからフィンランドへ侵攻

 

フィンランド南部の3グループを制圧し、スウェーデンがフィンランドの実効支配者となった。

 

その後、デンマーク中心のカルマル同盟(14~16世紀)、スウェーデン中心のバルト帝国(16~18世紀)を経てもフィンランドは常にスウェーデンの支配下にいる形だった。

 

 

ロシア時代

19世紀初期、ロシア帝国とスウェーデンの間にフィンランド戦争が勃発。

 

スウェーデンが敗戦し、フィンランド全域がロシアの統治となり、首都もトゥルク(Turku)からヘルシンキ(Helsinki)に移った。

(小話ですが、背景は違っても日本の場合の京都→東京に首都が移されたこととちょっと似ていますね。さらに西から東へ移っているといる点も同じ!)

 

しかし、当時のロシア皇帝アレクサンドル2世は開明的な君主であり、フィンランド内政をフィンランド人に任し、公用語もスウェーデン語とフィンランド語の採用を許した。

 

フィンランド人はアレクサンドル2世を敬愛しながらも自分のアイデンティティ問題に直面した。

 

「我々はスウェーデン人には戻れない。しかしロシア人にもなれない。そうだ。フィンランド人で行こう」という民族詩も出版された。

 

 

独立後時代

しかし、ロシア時代後期、ロシアからの支配が強化され、フィンランド人の反発が強まった。

 

一次世界大戦時にフィンランドはロシアの前哨基地であり、直接参戦しなかったため、国力を温存。

 

1917年ロシア革命が起こり、フィンランドは12月6日に独立を宣言した。

 

しかし、社会が貧困し、状況が不安定でロシア寄りの労働階級と西方よりの資本階級の激しい対立によってフィンランド内戦が勃発。西方よりの勢力が勝利し、フィンランドは安定を取り戻した。

 

その後二次大戦で大国ロシアに冬戦争と継続戦争にの2回に渡って戦った

 

国を挙げて重要な戦役に勝利し、多くの領土を失い多額な賠償金を負いながらも、ロシアを停戦に迫らせることに成功し、国の独立を維持できた。

 

冷戦時代と現代において、西側世界寄りでありながらも、長い国境を持つロシアとの関係を重視し、中立的な状態を保てている。

 

同時に教育改革、IT革命などにより経済が発展し、世界トップグループの福祉国家となった。

 

フィンランドの歴史について、大国に挟まればがらも生き残ってきた道についてさらにご紹介しています。

二つの歴史が長い大国であるスウェーデンとロシアの間に挟まれる小国のフィンランド。二つの大国に統治された長い歴史背景がある中で、フィンランドはどのように自分の言語を維持…...続きを読む

 

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ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

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