ムーミンが生まれた瞬間:原作者トーベ・ヤンソンが描いたムーミンの原形

公開日:2017年11月2日  更新日: 2019年11月30日 関連分類: 

※本記事の内容と写真はMoomin.comより引用させて頂いております。

 

ムーミンというキャラクターはどのように生まれたかって思ったことありませんか?

 

原作者のトーベ・ヤンソンはどのようにムーミンを書き出したか、最初のムーミンはどういう感じでしょうか?

 

この記事でご紹介していきます。

 

ムーミン原形の誕生

実のところ、ムーミンの原形が誕生したのはあくまでも偶然でした。

それはトーベ・ヤンソンがまだ子供のころでした。

ある日子供のトーベは島にあるサマーコテージにいて弟と文学哲学の話していました(本当に!?子供が?)

 

トーベはドイツの哲学学者のイマヌエル・カントの名前を挙げたが、弟にバカにされたので、トーベはイラつき、世界で最も醜いものを描いて仕返そうとしました。

 

まさかのまさかでそのトーベの想像した世界で最も醜いものがムーミンの原形となりました。

その絵はサマーコテージの外壁にありました。

ちなみに、当時このトーベの世界で最も醜いものはスノークと呼んでいました。

 

※写真はMoomin.comより引用。

「ムーミン」という名前はどうやって出てきた?

「ムーミン」という呼び方の誕生はトーベの若いごろの記憶からです。

 

トーベは学生時代にスウェーデンのストックホルムにいるおじさんの家に住んでスウェーデンの学校に通っていました。

 

トーベ当時はたまに無断にものを取ってしまう慣習があったので、彼女のおじさんはそれをやめてほしくて「怖いムーミン」の話を作って彼女に怯えさせようとしていました。

 

「その怖いムーミンは冷たい鼻をあなたの太ももに押し付け、あなたの首に冷たい空気を吹いてくる」とか。

 

その後、「怖いムーミン」はあくまでもトーベと彼女のおじさんの間の笑い話にすぎませんが、「ムーミン」という名前は彼女が書いた物語の主人公の名前になりました。

 

※写真はMoomin.comより引用。

 

様々な形を持つ初期ムーミン

初期の時代にムーミンは様々な形を持っていました。

 

黒いムーミンであったり、口先が尖っていたり、耳やおしっぽがなかったりしていました。

 

徐々に形を定めてきたのはトーベがガルム雑誌のためにイラストを描き始めた頃からでした。

 

※写真はMoomin.comより引用。

形は主に2種類になりました。

一つは体が丸くて大きいな耳を持っています。現在のムーミンに若干近い形です。

 

もう一つは細くて小さい耳を持っています。

文献を見ると、現在のムーミンの形らしくなってきたのは1943~1944年ごろでした。

ムーミンの形をしたキャラクターが正式に「ムーミン」と名付けられたのは1939年でした。

トーベもそのごろからムーミン小説の執筆を始めました。

 

※写真はMoomin.comより引用。

最後に

なるほど、ムーミンが今の形になったのも「ムーミン」という名前が付けられてのもこういう話があったのですね。

 

これでもう一歩ムーミンのこととその作者トーベ・ヤンソンのことを知ることができたのではないでしょうか。

 

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