フィンランド料理のマズいをテーマに最近お送りしている記事ですが、
今回は、フィンランド現地から直接フィンランド人に「人生で一番マズいと思ったフィンランド料理は何か?」を聞いてみました。
個人の好みなどもありますが、いちエピソードとして読んでみてください。
以前の「フィンランド料理・マズい」のテーマ記事はこちらから↓
参考:フィンランドの料理がまずい!?10年以上の日本人在住者が本音で答える。
夏のスープがトラウマに。「それまで牛乳は美味しく飲んでいたんだよ。涙」
フィンランドの乳製品はとても豊富で美味しく、スーパーマーケットに行くと日本では考えられないほどの品数と種類が陳列されていて驚かれることでしょう。
数をあげるとキリがないほど。
その中でも乳製品の代表格である牛乳もまた、なぜか日本よりも美味しいフィンランド。
日本では牛乳嫌いだった人が「フィンランドの牛乳は美味しい」と言わせるほどの乳製品大国です。
しかし、その美味しいはずである牛乳を「嫌いだ」というフィンランド人に今回遭遇しました。
どうやら元々は牛乳が好きだったそうですが、あるフィンランド料理がきっかけでダメになってしまったそうです。
フィンランド人がそんなトラウマになってしまうほどマズい思いをしたフィンランド料理とは?!
気になったのでもう少し詳しく聞いてみたところ、、、
どうやらサマーコテージで母親が作ってくれた「夏のスープ」(フィンランド語でKesäkeitto)という料理で悲惨な思いをしたのがきっかけだったそうです。
マズいフィンランド料理でトラウマになった・夏のスープとはどんな料理なのか?
「夏のスープ」とはいったいどんな料理なのか?気になりますよね。
「スープって味がするだろ?あの悲劇の夏スープは温かい薄い牛乳に野菜を浸しただけだよ」
と、トラウマ牛乳嫌フィンランド人。笑
浸しただけの味?!ほんまか?!と、この夏のスープのレシピをインターネットで探してみることにしました。
フィンランドで食品を中心に提供するスーパーでもとても有名なKグループのレシピを参考に。
写真引用:https://www.maaseuduntulevaisuus.fi
材料を見てみると・・・
(具材)
- にんじん
- カリフラワー
- ジャガイモ
- 玉ねぎ
- エンドウ豆(冷凍物でも可)
- ほうれん草
- ディルもしくは小葱
(スープ)
- 水
- 低脂肪牛乳
- 小麦粉少々
(味付け)
- 塩
- バター
おおおおおうううう。味付け塩だけか。。。
なんとなく味の想像がつきますわ。
確かに「薄い牛乳に野菜を浸しただけ」と表現していたのも分かりますな。
お料理することが好きな私からしてみると、全乳のものや生クリームを使ってせめてコンソメでも入れてみた方が美味しいだろうな、とは正直思いました。
しかし、このレシピサイトでは5つ星中、4つも星がついています!★★★★☆
と、いうことは全ての人たちがトラウマ級の不味さを感じているわけではなさそうです。
しかし・・・
伝統的な夏のスープで苦い思い出を残すフィンランド人は多い
今回、この「トラウマ級のマズい思い出」を語ってくれたフィンランド人ですが、
この「夏のスープ」でマズいという思い出を素敵なフィンランドの夏に残してしまったフィンランド人結構多いもよう。
しかし、この「夏のスープ」は立派なフィンランドの伝統的な料理のひとつであります!
インターネットでは
「夏のスープはあなたにトラウマを引き起こしましたか?」
「そのトラウマを除く方法を教えましょう!!」
なんて題名で記事が書かれたものが多いこと多いこと!!
ポイントとしては冷凍物を使うのではなく、夏の旬の時期に新鮮な野菜を使うことが第一なのだそうですが、
- スモークサーモンを加えてみて!
- カリカリのベーコンを加えてみて!
などの主に、味付けをプラスする方法が紹介されています。
更には、
「低脂肪牛乳の代わりにココナッツミルク・コリアンダー・ナンプラーや唐辛子を使ってタイ風に!」
いや、もうそれフィンランド伝統の夏のスープちゃうやんっっ!!
と、突っ込みたくなるほどのアドバイスも。笑
レシピサイトのコメントをみてみると、
「学校給食の夏のスープは本当に最悪だったよ」
「アレンジのヒントをありがとう!試してみます。美味しくなることを祈るわ!」
「ベジタリアンになってから、このスープの美味しさに気付きました」
などなど様々な意見がありましたが、他のフィンランド料理のコメントと違ったコメントが。
フィンランド人にとってもこのお料理にはやっぱりちょっとマイナスイメージがある(あった)ことが伺えました。
海外へ向けて、フィンランドを代表する美味しい料理リストとしては決して紹介されないであろうこの「夏のスープ」ですが、素朴な味を好む人にはとても好かれそうだとは思います。
しかし、「この料理で牛乳までもがダメになってしまった」というフィンランド人がいることも確かです。
観光者が知らないフィンランド料理、夏のスープ。
みなさんはどうですか?食べてみたい?それともご遠慮されますか??
でもね、フィンランドには他に美味しいものがいーーーーっぱいあるんですよ。
お忘れなく〜♪
参考:【フィンランド料理まとめ】本当に美味しい食べ物・本場レシピを7品!
参考:【フィンランド料理まとめ】人気の美味しいスイーツ・本場レシピ6選
情報・引用:Soppa365 -Aiheuttiko kesäkeitto sinulle ruokatrauman? Näin pääset siitä eroon!
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お薦めの北欧スポンジワイプ
是非水回り、テーブル拭きなどにご活用頂きたいです。
ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
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「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
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