フィンランドの料理がまずい!?10年以上の日本人在住者が本音で答える。

公開日:2020年8月15日  関連分類:

 

フィンランドの料理はまずい、いや北欧の料理全般マズい、美味しくない!!

 

このように耳にすることはよくよくあります。

 

インターネットでも検索してみると「フィンランド・料理・まずい」で調べている人が多いこと!!

 

実際のところはどうなのか、フィンランド在住歴10年以上のグルメな日本人が本音で!お答えいたしましょう。

 

 

 

 

フィンランドの料理には不味いものも確かにある

私が日本に住んでいた時は美味しいものを食べに行くことはよくよくありました。

 

それはお高い値段のするお料理から地元マイナーなB級な美味しいものまで。

 

結構グルメな方な人間だと自負しております。

 

そんな私の個人的な意見なので好みも偏りますが、出来るだけ公平に評価して書いていくことにします。

 

 

いきなりですがまず、言えるのは「フィンランド料理で不味いものは確かにあります!!

 

でもね、美味しいものもあることは頭の隅に置いといてください。

 

 

 

 

フィンランド料理のまずいものたちトップ3

今までフィンランドという国で色々なものを食べてきましたが、その中でもまずい!美味しくなかった!というものを挙げてみましょう。

 

 

1)高等専門学校の学食・全般

これは、大学やそれと同じレベルの専門学校の学食ではなく、高等専門学校の学食です。

 

学食の費用は全て無料なので文句は言えないのですが、これは日本人にはハンコも押せないようなレベルのものでしょう。

 

 

その昔、某サイトにて「世界の学校給食」というタイトルで各国の美味しそうな給食の写真が載せられていたページがあったのですが、これには「意義あり!!」と申し出たかったくらい。

 

インターネットの情報を鵜呑みにしてはいけません。

(いや、このページもインターネットでご覧になってもらってるのですがね汗)

 

その時の写真がこちらです。。。。

写真引用:http://karapaia.com

 

こんな彩りのいい、盛り付けも抜群な学食見たことないわっっ!!と発狂したのを覚えています。

 

実際のところは、

 

写真引用:https://properuskoulu.blogspot.com

写真引用:https://www.jamsanseutu.fi

 

こんな感じです。

見た目ではまだまだ分からないとは思いますが、、、

 

味付けがほぼない、ベタベタのオーブン料理。

 

揚げ物は衣が剥がれてしまうくらいフニャフニャで油では揚げずに冷凍モノをオーブンで。

 

日替わりメニューなのでスパゲッティの日もありますが、茹で汁が残るぐらいのふやけ具合。「アルデンテ」ってのは存在しません。

これもオーブンで煮蒸すように作られているのを目撃してしまったことがあります。涙

 

 

しかし、フィンランド人の学生たちはそれが普通の食事なので「まずい」とは言わずにモリモリ食べます。

 

なぜ誰一人まずいと言わないでそんなに美味しそうに食べるのか???

グルメな30代のフィンランド人にその昔聞いてみたことがあります。

 

その答えは、、、

 

「ああ、自分のあの頃はマズいとは思わなかったよ。世の中にはもっと美味しいものがあるって知らなかったからね。」

とのこと。

 

これを聞いて、なるほどなぁと思ったのを覚えています。

 

 

ちなみに、大学の学食は普通に美味しくいただけるところが沢山あります。食堂の場所によっても美味しさのレベルや人気度が違うので自分の好きな食堂を選ぶことができますよ。

 

 

2)血のソーセージ(ブラッドソーセージ)

写真引用:https://www.k-ruoka.fi/

 

名前の通り、ソーセージの中には家畜の血、豚の血液が材料の一つとして加えられているソーセージです。

これに加え、豚肉のミンチ、柔らかいライ麦や小麦、米が入っている場合が多く、ドス黒い色をしているのが特徴。

 

フィンランド特有の食べ物かというと実はイギリスやスペイン、その他いくつかの国でも見られるものですが、日本ではまぁ見かけないでしょう。

 

一度くらいなら海外でこのブラッドソーセージを経験として味わってみるのもいいと思いますが、正直いうと日本人の口には合わないと私は思います。

 

マズい。

 

フィンランドではリンゴンベリーのジャムソースと一緒に食べるのがデフォですが、味が、、、、しない汗。

 

ジューシーさはゼロでもったりとした無味なレバーと言ったら一番近いかもしれません。

 

 

3)サルミアッキ味・リコリス味の食べ物全般

 

はい、出ましたフィンランドの王道サルミアッキ!

そしてそれに次ぐよく似た黒い色のリコリスという味のもの全般。

これを食べてしまったら、、、爆死です。笑

 

このサルミアッキとリコリスは親戚のようなもので、よく勘違いされているのはサルミアッキは黒い色をしてると思われている人が多いですが、実は本来、このリコリス味の周りについている白い粉がサルミアッキなのです!

 

しかし、フィンランドでも「サルミアッキ=黒」とされているので、とにかく真っ黒な色の食べ物があると確認が必要です。

 

パッケージや商品名に「サルミアッキ」「リコリス」と書いてあればまずその食品は私の中で対象外になるほどのマズいリストに入っています。

 

 

日本人でも「サルミアッキは美味しい」という方は少数ながらいますが、これだけ世界で一番マズい飴としてランキング1位にもなるほどですから、間違いのない不味さです。

 

 

 

アイスクリームやケーキなど、デザートに味付けされているものが多く存在するのですが、フィンランド人はこの味が好きな人がとても多くいます。

 

日本人からすると、この味のする食べ物を口に入れた瞬間から罰ゲームでも受けたかのようなマズさと不快感でいっぱいになることでしょう。笑

 

ジョークの分かる人へのフィンランドのお土産としてはナイスかもしれません。笑

 

参考:世界一まずいフィンランドのサルミアッキは飴だけじゃない

 

 

フィンランド料理がまずいという人はそれなりのものしか食べていない

確かに、フィンランド料理は他にもマズいと思うことが多々あります。

 

しかし、同じ料理でもレストランや作る人によって味は天地の差があります。

 

 

例えば、フィンランド旅行に来て食べたサーモンスープが「すごくマズかった」という人もいれば「とても美味しかった」という人もいます。

 

その旅行で食べた一度きりのフィンランド料理が強い印象として残り、それが全てだと思う人が多いのは確かです。

 

長年のフィンランド在住者からすると、「あちゃーそこで食べちゃそりゃそれなりの味だよね」というのは分かるのでできれば美味しいと評判のお店やレストランで同じ料理を食べて欲しいと思うことがよくあります。

 

 

ですので、フィンランド旅行で外食する時には口コミや情報をよく調べてからフィンランド料理の美味しさを味わって欲しいものです。

 

すると、ハズレはまぁないでしょう。

 

フィンランドは日本よりも全体的に物価の高い国です。せっかくお金を出して食べるなら誰しもが「失敗したくない」と思いますよね。わざわざマズいものを選んでお金を出す人はいないでしょう。

 

 

 

 

フィンランド料理はマズいと思っていた時期も確かにある

フィンランドに移住したての頃、私にも同じような経験があります。

手軽に手に入るものを1、2度食べただけで「これはマズい料理、マズいものなのだ」と長年思っていたもの。

でも実は、他で食べると美味しいものだったということが。

 

例えば、、、

 

実はずーーーーーっと長い間、フィンランドの朝食に必ず登場するミルク粥がマズくてしょうがなかったこと。

 

「私は日本人だからお米と牛乳の組み合わせが異常。だから口に合わないのだ」と思っていました。

 

しかし、これが今はどうでしょう。とっても美味しいとおすすめできます。

 

ただし、、、これはマズいミルク粥だと分かるものは食べません。今でも嫌いです。

 

 

「いいから美味しいから騙されたと思って食べてみて!」

ある日、友人に言われて嫌々口に入れたミルク粥。

 

「あれ?!美味しい!!」

 

自分の舌がバグったのかと思いましたが、違いました。

 

 

それは、こんな単純なミルク粥ひとつとっても、作り方や材料に問題があったのだと知ったからです。

 

 

あるところでは、ミルク粥はお湯でグツグツして、後からミルクを混ぜ込んだだけのもの。

あるところでは、一からミルクで作り味付けもちゃんと味見をして丁寧に作られたもの。

 

 

これ、同じ「ミルク粥」ですが誰もが後者の方が美味しそうだと分かりますね。

 

そういうことなのです。

 

 

でもねーーーー、どれだけ工夫して丁寧に作られたものでも、やっぱりサルミアッキとリコリスの味だけはダメだわーー笑。

 

食材・素材自体がダメな場合もあるので、みなさんフィンランド旅行の際は気をつけてくださいね。笑

 

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ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

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