ヘルシンキの市中心部と言えばヘルシンキ中央駅周辺からエスプラナーディ公園周辺のエリアを指します。
ヘルシンキ市中心部の一部として、ヘルシンキ中央駅の西側に「カンッピ(Kamppi)」というエリアがあります。
カンッピは多くのレストラン、雑貨ショップ、オフィスが立ち並び、大型ショッピングセンターも有している新しく開発されたエリアです。
恐らく旅行で来られる方の多くもこのエリアに宿泊しているでしょう。
カンッピはどのようなエリアで、どの観光地に近いか、交通の便はどうなのかを簡単にご紹介していきたいと思います。
ヘルシンキにまだ詳しくない方には是非ご参考になれればうれしいです。
ヘルシンキ交通の中心地の一つであるカンッピ(Kamppi)
ヘルシンキの交通の中心は言うまでもなくヘルシンキ中央駅となります。
ヘルシンキ中央駅から短距離の通勤列車、長距離の電車、空港までの電車やバス、ヘルシンキ首都圏の北側や東側への近距離バスが発着しています。
また、東西方向の地下鉄の中心地点でもあり、ヘルシンキ交通の要となっています。
一方、カンッピはヘルシンキ中央駅の西側に直線距離わずか4百メートルで、徒歩でも8分で行き来できるとても近いエリアです。
カンッピショッピングセンターの地上部分がデパート及び住宅となっていますが、地上1階から地下までが実にバスターミナルと地下鉄の駅になっており、フィンランド国内長距離バス及び西側エスポー方面の交通の要になっています。
1階にはエスポー方面の近距離バスの発着ターミナルであり、地下1階はフィンランド各地への長距離バスのターミナルで、地下2階はヘルシンキ地下鉄のカンッピ駅となっています。
そのため、フィンランド国内の長距離バスである「Matkahuolto社」や「Onnibus社」の長距離バスに乗るときに、乗車地点がカンッピショッピングセンターの地下1階となります。
ヘルシンキヴァンター国際空港からも一般的にヘルシンキ中央駅に行ってから徒歩もしくは地下鉄で1駅乗車してカンッピに来るようなルートとなります。
カンッピ近くにも多くの観光スポットがある!
もちろんヘルシンキ中央駅周辺もしくはヘルシンキ大聖堂、マーケット広場、エスプラナーディ公園などの観光地も徒歩圏内ですが、カンッピエリア周辺にも多くの観光スポットがあります。
最も有名なのは石の教会(Temppeliaukion Kirkko)です。
石の教会はカンッピショッピングセンターの少し北側に位置し、徒歩8分程度で着きます。
参考記事:石の教会(Temppeliaukion Kirkko)無料コンサートも!? ヘルシンキのお薦め観光スポット
最も近いのはカンッピ静粛の礼拝堂で、カンッピショッピングセンター前の広場にあります。
参考記事:北欧フィンランド・ヘルシンキのお薦め観光スポット:カンッピ静寂の礼拝堂(Kamppi Chapel)
少し南に行くとヘルシンキ最も古い教会である木造のオールド教会があります。
参考記事:ヘルシンキ市最も古い教会 オールド教会(Old Church, Vanha kirkko) ヘルシンキ観光旅行
また、ヘルシンキ中央駅の方向に行けば、2018年にニューオープンしたAMOS REX美術館もあります。
カンッピショッピングセンターの中にも多くのレストランがあり、食事を済ますにもとても便利な場所で、横に大型のスーパー(LIDL)もありますので、生活機能も完備されています。
参考記事:北欧フィンランド・ヘルシンキのお薦めカフェ:「現代風」ラトレファジオネ(LA TORREFAZIONE)
カンッピショッピングセンターの中に最近北欧最大規模の無印店舗もオープンしたので、日本の生活用品を調達する場合は便利です!
参考記事:ヘルシンキに日本と一味違う無印良品 MUJI オープン。
夜に少し時間があれば、フィンランドの醸造場が開設したバーにも是非いかがでしょうか。
参考記事:北欧フィンランド・ヘルシンキのお薦めバー:「フィンランド醸造所直営」のTeerenpeli
なお、深夜には酔っぱらいは多少増えますので、是非ご注意くださいね。
そもそも「カンッピエリア」自体ってどんな場所?
カンッピエリアの発展は実にかなり近年からです。
ヘルシンキ市の発展はヘルシンキ中央駅から南や東方面に広がって行き、スペースがなくなってきたところでカンッピエリアに伸びてきた感じです。
カンッピは本来スウェーデン語で「戦闘」の意味をし、カンッピエリアも本来はスウェーデン時代やロシア時代に兵舎が設置されていました。
19世紀初期にヘルシンキ市の第4の行政区域として設置されたが、開発が始まったのは凡そ20世紀に入ってからです。
そして、大規模な開発工事は2002年からです。
現在のカンッピショッピングセンターの開発工事が始まったのが2002年で、バスターミナルの完成が2005年に、ショッピングモールの完成が2006年で、カンッピエリアが一新されました。
ちなみに、カンッピショッピングセンターのデパートエリアより上の階に高級オフィスや高級住宅があります。
ヘルシンキに旅行に来られる際に是非カンッピ(Kamppi)というエリアに少し認識しておくと便利です!
関連記事
ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)