ヘルシンキのお薦めバー 「フィンランド醸造所直営」のTeerenpeli

公開日:2017年9月4日  更新日: 2019年11月30日 関連分類:

※Ravintola(レストラン)とも書いていますが、ほぼ誰もご飯を食べていません。みんなビール、お酒とお菓子ばかり注文しています。
フィンランドのお酒ってなかなか聞いたことがないでしょう。

 

今回ご紹介したいのはフィンランド人がフィンランドで醸造所を作り、酒を造り、しかもそのまま醸造所直営のバー・レストランです。

 

筆者が行ったことがあるヘルシンキのバーの中でお薦めの場所の一つです。

 

 

 

 

ヘルシンキ市中心のカンッピにある入りやすいバー

筆者にとって、「入りやすさ」はバーを選ぶ時の第一基準です。

 

特別な服装が不要で、高い注文をしなくてはいけない雰囲気もなく、すごくうるさい音楽も流されていないバーは筆者にとっての入りやすいバーです。

 

テーレンペリはまさにこれらの基準をクリアしているバーです。

 

 

※深夜に近付けば近づくほど賑やかになります。

 

 

もちろん綺麗に着込んでいる人もいますが、パーカーやTシャツ姿の人も普通にいます。

 

注文もお酒いっぱいで700~1000円くらいで東京の相場と大差がありません。

 

また、うるさい音楽や酔っぱらっている人もないので何といっても安心ですね。

 

 

 

 

ヘルシンキのテーレンペリ・カンッピ(Teerenpeli Kamppi)

ヘルシンキには1店舗で、カンッピショッピングセンターのすぐ横にあります。

 

バーの内部には2階があり、全体的に座席数が多いです。

 

ただし、金土の夜10時以降に混雑しますので、席がない可能性もあります。

 

 

 

 

営業情報

営業情報の詳細はこちらになります。

  • 営業時間:
    月~木 12:00~翌朝2:00
    金土     12:00~翌朝4:30
    日曜  12:00~24:00
  • Teerenpeli
  • Teerenpeli Kamppi
  • 住所:Olavinkatu 2, 00100 Helsinki
  • 地図:

 

 

 

 

 

 

テーレンペリ(Teerenperi)醸造所について

テーレンペリは1995年にラハティ(Lahti)というヘルシンキから北約100キロほどにある町で設立された家族経営の小規模醸造所です。

 

設立当初からビールを醸造しており、フィンランド語の名前を持つLaiskajaakko (怠け者のジャック)、Onnenpekka (ラッキーペッカ)など様々なビールを発売しています。

 

そしてサイダーもフィンランド産のブルーベリーやリンゴンベリー(苔桃)を使用し、フィンランドの味をそのまま楽しめます。

 

 

※筆者が注文したブルーベリーサイダーです。ブルーベリーシャンパンのような感じです。

 

 

また、当初のコンセプトとして本物の新鮮な原材料しか使わず、添加物を一切使用しないように醸造し続けてきました。

 

ヘルシンキビールフェスティバルでも数年間ゴールドメダルを獲得したほどの実力者です。

 

1995年の醸造容量は60リットルだったが、1997年に250リットル、2002年に1500リットル、2009年に更に大きい容量の醸造所が建設され、好評によってどんどん規模を拡大しています。

 

古い200リットルの醸造設備がカンッピに移され、現在でも特別なビールをヘルシンキのお客様のために作っています

 

 

下記写真がその200リットルの醸造設備です。

 

 

現在は既に累計50万リットルのビールとサイダーを生産しました。

 

また、テーレンペリはウィスキーなどの蒸留酒も2002年から生産しており、現在累計4万リットルのウィスキーを作ってきました。

 

ヘルシンキには1店舗しかありませんが、フィンランド国内各主要都市であるタンペレ、トゥルック、ユヴァスキュラ、ラッペーンランタ、ラハティなどにもバーがありますので、是非宜しければ訪ねてみてください!

 

各店舗の住所詳細はこちらへ

 

また、ラハティの醸造所には有料で見学や試飲が可能です。

詳細はこちらです(残念ながらフィンランド語のみになりますので翻訳機能などをお使いください)。

 

近年テーレンペリ醸造所では有機製品や再生可能エネルギーの使用にも力を入れており、有機ビール製品が多数ラインナップしているし、木材を使用した自家発電によって化石燃料に頼らない生産に切り替えっています。

 

関連記事

フィンランド・ヘルシンキにある特別なバー。看板も出ていない、隠れたバーです。そんな気になるバーに行ってきてみたレポートです。残念ながら店内は撮影ができなったので、その…...続きを読む
バー・レストラン『Flying Dutch』(フライングダッチ)は、ヘルシンキ市中央駅前から徒歩10分くらいの場所にある船上レストランです。夏の暖かい日差しを浴びながら、リーズナ…...続きを読む
ヘルシンキで美味しいピザを味わえるカジュアルなレストラン。女性でも足を運びやすい、ビールも味わえる場所です。ランチタイムには子連れでも安心して食べれるレストランをご紹介。
  今回はハカニエミにあるレストラン・バーの「Kuja Bistro&Bar」を紹介したいと思います。 店内にはアート作品も飾られておりとても雰囲気がよかったです。   &nb…...続きを読む
ヘルシンキの高層ビルにある夜景を一望できるバー「Ateljee Bar」のご紹介です。東のヘルシンキ中央駅、南のエテラ港、隣のストックマンデパートやフォーラムショッピングセンタ…...続きを読む
ヘルシンキ市内でトナカイ肉のハンバーガーを食べれるおすすめレストランをご紹介。中央駅から徒歩3分とアクセス簡単でしかも食材にもこだわっているレストランです。ハンバーガ…...続きを読む

ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら