2020年、今年はコロナでたくさんの人が自粛隔離の生活を余儀なくされました。
そのため、フィンランド人は料理・ベーキングに以前よりも時間を費やす人がかなり増えたようです。
例えば、フィンランドで主に乳製品を扱う最大の製造業者Valioのレシピサイトでは、7月に155万4000人もの訪問者がいました。
これは1年前と比べると数十万人の差。前年比で約36%の増加となっています。
さてこの夏、フィンランドではどんな料理レシピに人気が集まったのでしょうか?
フィンランドで有名な3つのお料理サイトのレシピから色々な情報を見てみることにしましょう。
フィンランドらしい・お祝いやイベントに活躍する旬に合ったレシピが人気
フィンランドの夏には夏至祭(Juhannus)というクリスマスと並ぶほどの大きな祝日があります。
他にもフィンランドの夏は年度の変わり目で学生は卒業式があったり、結婚式を挙げるカップルが最も多い時期。
今年はコロナの影響もあって、大勢の人が集まるイベントよりも身近な人たちだけで集まるお祝いの仕方に変わり、自身でお料理を作る機会も増えました。
冒頭でご紹介したvalioのレシピサイトからの情報によると、
コロナで自粛ライフを送っている人が多いため、フィンランの世間では森から収穫できる食物や旬の食材への関心が以前より更に増したとのことです。
ルバーブ、新ジャガイモ、イチゴ、ズッキーニ、ラズベリー、、、
そして何よりも今年はブルーベリーの実りがとてもよい年。
森がどこにでもあるフィンランドでは簡単にたくさん収穫できるとあってか、ブルーベリーのレシピがとても人気だったようです。
フィンランド人が最もよく見ているブルーベリーのレシピはやはり、
「ブルーベリーパイ」なのだとか。
参考:フィンランドを代表する料理:ブルーベリーパイ(デザート)
他には、フィンランドで限定された夏の食材であるザリガニのレシピも人気を得ました。
シンプルだけど美味しい、焼いても溶けないハルーミチーズが人気
写真引用:https://reseptitaivas.fi/
人気のレシピは当然ながらではありますが、食材が簡単に入手でき、レシピが非常に簡単なものに人気が出ています。
調理にストレスを感じることなく、出来るだけ美味しい料理を作りたいとの思いが誰にでもあるでしょう。
特に、フィンランド人は夏にコテージへ足を運ぶことが多くなります。
多くのコテージでは手の込んだ調理をすることは稀な方。
例えば、簡単に焼くだけで美味しいバーベキューを楽しむことが一般的な夏のコテージライフ。
二つ目のフィンランドで有名なレシピサイトであるReseptitaivasでは、週に最大6万人の異なる訪問者がアクセスします。
このサイトではグリル系のレシピは圧倒的な人気があるのだとか。
特に、今年は焼いても溶けないグリルできるチーズ、ハルミチーズ/ハルーミチーズが人気だったようで、
この人気の秘密はシンプルさなのだそう。
フィンランド人の主食であるジャガイモのお供として、サラダにも、何にでも使えてなんならそのままでも美味しいチーズ。
特に、現代ではベジタリアン・ヴィーガンの食事を求める人が多くなってきたこともあり、特にこのチーズは夏のバーベキューでは人気が高まっています。
*逆に「マズいフィンランド料理」のホント・ウソご存知ですか?
参考:フィンランドの料理がまずい!?10年以上の日本人在住者が本音で答える。
夏でもサーモンスープはやっぱり人気
写真引用:https://www.hellapoliisi.fi/
食品とレシピの情報を提供するHellapoliisiのサイトには毎月40〜50万人の読者がアクセスしています。
このサイトで最も人気のあるレシピは、暑い夏にもかかわらずクリーミーなサーモンスープのレシピ。
フィンランドではお馴染みのスープですが、これもまたレシピは検索してより美味しいものを求めるフィンランド人が多いよう。
参考:驚異のうまさ!これがフィンランドのサーモンスープ??レシピも公開!
他にも、フィンランドならではのシンプルにオーブンで焼いたサーモン、ミートボール、ピザのレシピは今でもなお皆が検索する王道の人気レシピなのだとか。
参考:北欧のシェフが教える本場ミートボール・レシピと美味しさのコツ
より手の込んだものや派手なデコレーションのデザートなどのレシピも人気ではありますが、
やっぱりフィンランド人は慣れ親しんだシンプルで美味しいものの人気には敵わないのだそうです。
いかがでしたか?
日本の気温や湿度とが違う北欧フィンランドの夏ならではと思わされることが多かったでしょうか?
人気のあるレシピには冷たいもではなく「グリル・オーブン・温かいスープ」に需要がありました。
夏に限らず、日本でも少し涼しくなってきましたら、皆さんもフィンランドの美味しいレシピをご参考にされてみてはいかがでしょう?
参考:【フィンランド料理まとめ】本当に美味しい食べ物・本場レシピを7品!
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1.フィンランド 北欧というと?
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「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
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「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
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