フィンランドの男料理・ミートボールの大皿オーブン焼き

公開日:2020年9月7日  更新日: 2022年08月08日 関連分類: 

写真引用:https://www.iltalehti.fi kuva: Riku Salin

 

北欧の家庭料理を代表するミートボール

 

ブラウンソースがかかったジューシーなミートボールの横にはマッシュポテトが添えられていることが一般的ですが、今回はまた違ったタイプのミートボール料理です。

 

 

ちょっと深めの大きな耐熱皿があれば簡単にできてしまうこの大胆なミートボールは、フィンランドの男料理!

 

救急救命士として働いている男性Rikuさんが考えついたお料理です。

 

彼がSNSにこの料理の写真を載せたところ、非常に人気がありコメントもたくさん受けたとのことです。

 

今ではRikuさん家族も新しいお気に入りのメニューになったのだとか。

 

 

 

 

男料理・ミートボールポテトのオーブン焼きレシピ

写真引用:https://www.iltalehti.fi kuva: Riku Salin

 

材料(4〜5人分)

  • じゃがいも:4〜5個

ミートボール・・・・

  • ひき肉:700g
  • 玉ねぎ:中1個
  • 塩胡椒:適量
  • ブラックペッパー:適量
  • オリーブオイル:適量(肉のつなぎとして使います)

ソース部分・・・・・ソースはお料理の量によって自分で味見しながら合わせるそうです。

  • 生クリーム
  • トマトペースト
  • はちみつ
  • ブラックペッパー
  • バジル(できれば生で)

最後に上からかける用に・・・・

  • パルメザンチーズ:お好みで好きなだけ

 

作り方

1)ジャガイモは薄くスライス、玉ねぎはみじん切りにしておきます

2)ソースの材料を味見しながら好みの味に混ぜ合わせておきましょう。

3)ミートボールの材料を全て合わせて捏ね合わせ、丸いボールに形を作っておきます。

4)深みのある耐熱皿にスライスしたジャガイモとミートボールが交互になるように入れていきます。

5)全て並べ終わったら上から作っておいたソースで覆ってしまいましょう。

6)更に、すり下ろしたパルメザンチーズをたっぷりと振りかけます。

7)175度に温めたオーブンで約2時間じっくりと焼いたら出来上がりです!

 

*オーブンの時間はジャガイモとミートボールのサイズによって異なるので調整してくださいね。

 

写真引用:https://www.iltalehti.fi kuva: Riku Salin

 

ソース材料の分量が全てその時の気分なのか量が指定されていないのがやっぱり男料理っぽさが出ています。感覚で作るということでしょう。

 

 

 

 

肉のつなぎにオリーブオイルを使うということ

ミートボールやハンバーグを作る時によく、つなぎの役目として卵が使われます。

 

しかし、今回の材料には卵がなく代わりにオリーブオイルを使っています。

 

これRikuさんによると、このやり方のほうがより良い肉の状態を保つのだそう。

 

 

男料理を代表するものとして、フィンランドの夏にはバーベキューがあります。

 

そこで、ハンバーガーを作る男性も多くいるのですが、その際にもパティを作る際には肉のつなぎとしてオリーブオイルを使う人がほとんど。

 

肉の旨味と食感がそのまま口に広がるからというのが大きな理由です。

 

卵やパン粉を混ぜ合わせるとオリーブオイルだけよりもフワッとした食感になりますのでこちらの方が好きという方は作り方を独自で変えてみても良いと思います。

 

 

*こだわりのある北欧定番のミートボールの方が好みという方はこちら

北欧のシェフが教える本場ミートボール・レシピと美味しさのコツ

 

 

これを作るならひき肉は牛肉がおすすめ

Rikuさんがこのお料理レシピを思いついたのは、ソーシャルメディアの画像からだったそうです。

 

スーパーで買い物をしている時に、誰かがこんな感じのを作っていたなぁと思い出したのをきっかけに、独自の感覚で材料を買って作ってみたら、すごく美味しくできたとのこと。

 

「妻も絶賛だよ」と。

 

 

フィンランドではミートボールをトマトソースと一緒にいただくことはあまり思いつかないようです。

 

いつもならブラウンソースをかけて食べるということがセットで一番最初に頭に浮かびますからね。

 

トマトの酸味だけだと何かちょっと物足りないので生クリームうあその他を持ってきたということです。

 

 

Rikuさんは家庭でこのお料理を今まで何度も作っているようですが、おすすめとして、

「ひき肉は牛肉を使うのが一番美味しかった」とのこと。

 

 

 

 

フィンランドの家庭では男性もよく料理をします。

 

お料理だけでなく家事全般を妻・夫が協力してするのが当たり前のこと。

 

現在では日本でも男女関係なく家事や料理をするご家庭が増えてきましたね。

 

 

もし、あなたの旦那様が「何か食べたいものない?」と聞いてきたらこのレシピを教えてあげてください。

 

作ってくれたらびっくりするほど褒めちぎって、また作ってもらいましょう。笑

 

 

情報・引用:Iltalehti -Ensihoitaja Rikun lihapullavuoka hurmasi somessa – ”Kyllä vaimo tykkäsi”

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