フィンランド料理レシピ・お肉がホロホロ柔らかい「船乗りのステーキ」

公開日:2020年9月14日  更新日: 2022年08月08日 関連分類: 

写真引用:https://yhteishyva.fi/

 

フィンランドの料理はとてもシンプルなのにもかかわらず美味しいお料理がたくさんあります。

 

その中でも今回はオーブンにほったらかしでとっても簡単にお肉がホロホロと柔らかいジューシーなレシピをご紹介しましょう。

 

オーブンで焼いている時間に他の料理だって作れちゃうのでホームパーティの時にももってこいのお料理です。

 

 

 

 

船乗りのステーキ・レシピ

材料(4人分)

  • 牛肉:400g
  • 玉ねぎ:2個
  • ジャガイモ:600g
  • 人参:300g
  • バター:大さじ1
  • 水またはビール:300cc(1と1/2カップ)
  • ビーフコンソメ:キューブだと1個〜
  • ブラックペッパー:小さじ1/2
  • :小さじ1
  • あればサワークリーム:120g

 

作り方

1)お肉を常温にしておき、玉ねぎとジャガイモは皮を剥いて薄くスライスしておきましょう。

2)お肉は適当で良いので好きな大きさにスライスしておきます。(例えば焼肉で食べる時の肉よりもちょっと分厚め)

3)温めたフライパンにバターを入れ、玉ねぎを焦がさないように薄く飴色になるまで炒めます。玉ねぎが炒め終わったらお皿にとっておきましょう。

4)同じフライパンでお肉の表面に焼き目を付けます。この時お肉の中まで火を通さないことがポイント。お肉が焼けたらまた違うお皿にとっておきます。

5)最後に、同じフライパンでお水を沸騰させ、ビーフコンソメとあればサワークリームを溶かし塩と胡椒で味付けをしながらスープを作っておきましょう。(味見してお好みのスープを作ってくださいね)

6)深みのある耐熱皿に、お肉→根野菜→お肉→根野菜と重ねるように敷いていきます。

7)全て具材を入れ終わったら上からスープを回しかけます。

8)200℃のオーブンで1時間30分、グツグツと温めたら完成です。

 

 

 

 

船乗りのステーキを作る時のポイント

お肉はどんなお肉がいいの?

フィンランドではロースやモモ肉を使うことが多いですが、絶対にこれ!というようには決まっていません。

 

基本的にどんなお肉でもOKですが、脂身の多いお肉は避けた方が良いでしょう。

 

ギトギトになってしまいます。

 

 

水の代わりにビールを使う

実は、よくフィンランドで作られているのは水の代わりにビールを使うこと。

 

ビールを使うことによって、お肉がより柔らかくなり風味もよくなります。

 

オーブンで焼いている間にアルコールも飛びますのでお子様でも安心ていただけますよ。

 

ありえるようでちょっとビックリな感じもしますが、ビールが苦手でない場合は一度試してみてくださいね。

 

 

風味をもっと良くしたい

もっと素敵なオーブン料理にしたい場合は、スープを作る時にベイリーフを風味付けとして入れてみてください。

 

そのベイリーフも耐熱皿に一緒に入れてしまってオーブンでグツグツすればより良い香りが楽しめます。

 

 

手間をはぶきたい

今回ご紹介したレシピではあらかじめフライパンで玉ねぎを炒めますが、

 

めんどくさいわぁと思うのであれば、炒めずにスライスした生の玉ねぎをそのまま使っても良いです。

 

これも好みの問題なのですが、玉ねぎの甘みを味わいたければ先に少し炒めておく方が良いです。

 

 

焦げ目が気になる場合

1時間30分もオーブンに入れているので、場合によっては焦げ目が気になることもあるでしょう。

 

その場合は、焼いている途中から耐熱皿の上にアルミホイルを被せてください。

 

 

 

 

フィンランドでは子供から大人までよく食べられている

このお料理はフィンランドの人たちが子供の頃からよく家庭で食べられ愛されているお料理です。

 

 

料理の名前が「船乗りのステーキ」というだけあって、昔の船乗りが作ったお料理・・・

 

と思われますが、本当のところは誰も知らないようです。

 

 

フィンランドではメリミエスピヒヴィ(Merimiespihvi)といわれ、

 

Merimiesが船乗り、Pihviはステーキのことを意味します。

 

 

ぜひ、フィンランドの家庭のように、

 

お家のテーブルの真ん中にドーンと置いてみんなで分け合ってお召し上がりください。

 

 

情報・参考:https://www.valio.fi/

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4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

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