フィンランド写真撮影博物館(The Finnish Museum of Photography)ヘルシンキ観光のお薦め!

公開日:2019年8月6日  更新日:2022年11月9日  関連分類:

 

ヘルシンキには多くの博物館、美術館があります。

 

例えば、フィンランドの自然、文化と歴史を知りたいならフィンランド国立博物館、美術、絵画、芸術品を見たいならアテネウム美術館、最新のデザイン、アートを知りたいならデザイン博物館Kiasmaヘルシンキ現代美術館などがお薦めです。

 

 

そして、今回ご紹介したいのはヘルシンキの西側Ruoholahtiエリア、ヘルシンキ中央駅から地下鉄2駅から徒歩8分で行ける旧ケーブル工場にある3つの博物館:フィンランド写真撮影博物館(The Finnish Museum of Photography)、演劇博物館(Theatre Museum)ホテルとレストラン博物館(Hotelli- ja ravintolamuseo)です。

 

三つの博物館は同じ場所にあるため、まとめて回るのはとても便利です。

 

この記事ではフィンランド写真撮影博物館(The Finnish Museum of Photography)を紹介します。

 

 

※キートスショップ主催ヘルシンキ現地ツアー

せっかくフィンランドに旅行に来たのだから、首都ヘルシンキ以外も訪問したいという方におすすめのページです!ヘルシンキから行ける日帰りオプションツアーや、日帰りで訪れるこ…...続きを読む

 

 

 

 

再生利用された旧ケーブル工場

ヘルシンキに地震も台風もないので、建物が倒壊したり、損害したりすることはほとんどなく、とても長い期間で使用されます。

その中で、昔はケーブル工場でしたが、今は同じ建物が生まれ変わり、複合施設として利用され続けています。

 

「コ」の字の形をした旧ケーブル工場は現在ヘルシンキのカルチャーセンターのように変わっています。

6階建ての建物の中に3つの博物館、10個のギャラリー、ダンスシアター、アートスクール、アーティスト、バンドや会社の活動施設が入っており、合計約900人がここで働いています。

 

その同時に1階は展示会場になっています。

毎年様々な展示やイベントが開かれ、年間34万人も訪ねています。

 

例えば、ヘルシンキコーヒーフェスティバル(Helsinki Coffee Festival)ヘルシンキアイスクリームとチョコレートカーニバル(Ice Cream and Chocolate Carnival)もこの旧ケーブル工場の展示会場で開催されたのです。

 

 

 

 

フィンランド写真撮影博物館の特徴と展示スタイル

フィンランド写真撮影博物館は「作品」を中心とする博物館です。

撮影技術や撮影機材の展示や歴史は一切ありません。

 

作品中心での展示スタイルなので、内容は基本的にテーマによって毎年何回も変わります。

 

筆者が訪ねた際にムーミン原作者トーベヤンソンの兄である写真家のPer Olov Janssonの作品展示、現実と非現実をテーマとする写真アート、表ではなく、裏の事実を捉える写真アートなどがテーマとして展示されていました。

 

 

※トーベヤンソンの兄である写真家のPer Olov Janssonの作品。

 

 

写真家や写真作品は基本的にフィンランドの人やものですが、少し海外の作品も展示されています。

例えば、今回はポルトガルの作品も楽しむことができました。

 

 

全体はそれほど大きくないので、約1時間程度で回れます。

 

 

 

 

※表ではなく、裏の事実を捉える写真アート。

 

 

フィンランド写真撮影博物館営業情報

  • 開館時間:
    月〜金11:00~20:00
    土日11:00~18:00
  • 入館料:大人12ユーロ、学生など6ユーロ、18歳以下無料
    フィンランド写真撮影博物館、演劇博物館とホテルとレストラン博物館のセットチケット15ユーロ
  • オフィシャルサイト:The Finnish Museum of Photography
  • 住所:Kaapelitehdas, Tallberginkatu 1 G, 00180 Helsinki

 

 

 

※写真だけではなく、動画作品も楽しめます。

 

 

参考:Kaapelitehdas

参考:The Finnish Museum of Photography

 

 

関連記事

ラップランドのロヴァニエミに行ったら、サンタクロースの村には必ず行くし、夜は必ずオーロラを見にいきますが、昼にできることは結構少ないですよね。そこで、見るものや学ぶも…...続きを読む
5月中旬から9月中旬までしか営業していないセウラサーリ野外博物館。その中でも最も大きい複合施設、アンッティ農場について沿革や建物の形についてなど詳しく紹介しています。そ…...続きを読む
博物館好き、美術館好きであれば絶対見逃せない「ミュージアム・ウィーク・カード」!フィンランド全土250箇所以上、ヘルシンキ内では40箇所以上の博物館、美術館が入場無料なり…...続きを読む
  ヘルシンキには多くの博物館、美術館、見学施設、建築施設などがあります。   建築に興味ある方はフィンランド屈指の建築家・デザイナー【アルヴァ・アールト】の自…...続きを読む
ヘルシンキ中央駅の斜め正面にあるアテネウム美術館はフィンランドを代表する美術館です。過去にはフィンランド絵画学校や手工芸学校の居場所でしたが、今はフィンランド過去から…...続きを読む
主要な観光地と比べあまり知られていないヘルシンキ デザイン博物館。常設展示がほとんどないこの博物館では家具、インテリア、雑貨以外にもフィンランドデザインを色々な角度か…...続きを読む

外出・旅行がより楽しくなるアクセサリー

外出や旅行をする時に「サイズが小さい」「色んなシーンに似合う」「フィンランドデザイン」「自然木材」のピアスアクセサリーはいかがでしょうか。

ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら