フィンランドとヘルシンキの治安はどうでしょう?在住者の実経験と犯罪率データから見る

公開日:2019年1月18日  更新日: 2022年10月27日 関連分類:

 

初めて海外旅行する方もしくは初めて北欧、フィンランドの来られる方はフィンランドやヘルシンキの治安状況が気になるでしょう。

 

海外旅行では慣れない環境に言葉も多少の不自由があるので、不安を最小限抑えるためにもできるだけ安全面に関する準備をしておきたいものです。

 

 

今回の記事ではフィンランド及びフィンランドの首都であるヘルシンキに関する治安状況を在住者である筆者の実経験を元に情報を共有し、さらに犯罪率のデータも引用しながらフィンランドやヘルシンキの実際な治安状況を理解して頂きたいと思います。

 

 

フィンランドは全体的に治安がいいですが、混雑する場所には要注意!

ヘルシンキを含め、フィンランド全国的に治安がいいですが、一番注意したほうがいい場所は混雑する場所です。

その中でも特に観光客が集中する場所は要注意です。

 

ヘルシンキでいえば、ヘルシンキ中央駅やその周辺、ヘルシンキ中央駅の地下広場、ヘルシンキ大聖堂周辺、マーケットスクエア周辺、カンッピショッピングセンターとその周辺などのエリアには要注意です。

 

 

 

 

混雑する場所では人と人の距離が縮み、すぐ隣やすぐ後ろに人がいても気付きにくくなります。

その際にスリなどの泥棒に隙を与えてしまう可能性も高いため、注意が必要です。

 

財布は当然後ろポケットに入れるのはNGで、リュックも背中ではなく、前にかけたほうがいいでしょう。

貴重品であるパスポート、額面が大きい現金などは隠れポケットで下着の下に隠したほうが無難です。

 

 

重大犯罪は稀れだが、軽犯罪は遭ってもおかしくない

フィンランドで主に発生している軽犯罪は窃盗や置き引きなどです。

 

なので、スリに盗まれないように注意と対策を是非行ってください。

レストランでものを席に置いて席を取ったり、一瞬どこかに行ったりして荷物が目の届かない場所に置くのは危険です。

特に混雑する場所では高い確率で盗まれてしまいます。

 

 

フィンランド人は一般的に充実した社会福利制度の恩恵を受けることができるため、窃盗や置き引きなどの行為をするのはとても稀です。

 

しかし、フィンランドの社会福利を受けることができない一部の外国人にとってフィンランドやヘルシンキに旅行に来た観光客たちは絶好の餌食になります。

そのため、泥棒たちも混雑する場所で環境や言葉に慣れていない観光客を狙っています。

 

また、犯罪ではないですが、下記の状況もあります。

参考記事:ヘルシンキ旅行注意事項!路上で金をだまし取る人がいます! フィンランド 観光 旅行 

 

 

 

 

ユヴァスキュラとヘルシンキに住んだ在住者の実体験

筆者は実際にフィンランド中南部にある内陸の町ユヴァスキュラ(人口13万)に2年間、ヘルシンキに2年半ほど住んだので、その生活中から得た感覚と経験をシェアさせて頂きます。

 

 

ユヴァスキュラはフィンランド内陸部にある比較的に小さい町であるため、人口構成も比較的に単純でフィンランド人中心となります。

そのため、治安がとても良いと筆者は感じていました。

 

外出の際に物が盗まれる心配もなければ襲われる不安も全くありませんでした。

 

しかし、自転車が盗まれることはよくあるようです。

また、ローカルの住民が外国人に接触する機会が少ない分、外国人に少し不安を感じて嫌な顔をしてくる可能性はなくありません。

 

特に大きな問題にはなりませんが、こういうこともあるというのを頭に入れておけばいいでしょう。

 

 

 

 

ヘルシンキはフィンランドの首都で人口構成も少し複雑となり、外国人も多く住んでいるため、治安の面は他の町より要注意です。

 

特に人が混雑するヘルシンキ中央駅周辺や有名な観光地周辺は特に要注意です。

また、深夜になるとフィンランド人の酔っぱらいが増えますので、トラブルに巻き込まれないように歩きながら周りの人々との距離を取るようにしましょう

 

具体的に混雑する場所を深夜に行かないようにしたり、女性一人で深夜に外を歩かないようにしたりしたほうがいいです。

 

どうしても深夜にヘルシンキ中央駅周辺を通らないといけないときにはできるだけ立ち留まらずに通過していきましょう。

 

 

 

 

フィンランド、日本、アメリカとイギリスの犯罪率から見る治安状況

今回はワールドエコノミクフォーラムという組織が発表した「The Travel & Tourism Competitiveness Report 2017」(旅行と観光業に関する競争力レポート2017)という各国の状況を比較するレポートのデータから治安状況の比較を見てみましょう。

 

レポートの中に各国の犯罪及び暴力発生状況が数値化されているため、比較しやすいです。

 

治安がいいランキング 殺人発生率
アメリカ 69位 5.35
イギリス 47位 1.20
日本 34位 0.28
フィンランド 4位 1.42

※ランキングは136ヶ国が入っています。
※ランキングは2017年データ、殺人発生率は2016年データ。殺人発生率はは人口10万人当たりの殺人犠牲者数を表しています。

 

犯罪率に関するデータから見てもフィンランドは比較的に治安が良い国と言えますね。

 

 

いかがでしょうか。

全体的にフィンランドは一人で旅しても基本的に問題なく安心して歩き回れる国で、人を騙そうとする人もいなければ、ニコニコして対応してくれる店員さんが多い国です。

とはいえ、海外旅行なので、万全な準備と対応をしっかり行い、リスクをできるだけ最大限抑えましょう!

 

 

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ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら