フィンランドでヘラジカの缶詰め肉を食べてみました!(エストニア産) フィンランド食品探検記

公開日:2019年10月15日  更新日: 2019年11月30日 関連分類:

※ライトが黄色いので、全体は黄色く映っています。

 

日本でもフィンランドでもなかなか食べることのない「ヘラジカ」肉ですが、フィンランドヘルシンキエストニアタリンを結ぶフェリーにあるショップで見つけました。

 

搭乗したのはシリヤラインの最新鋭船メガスター号でした。

 

船内には2階建てのショッピングモールがあり、チョコレート、洋服、化粧品、お酒などが販売されています。

 

 

このショッピングモールで見つけたのが今回試食したヘラジカ肉の缶詰めでした。

 

 

 

 

なかなか見ないヘラジカ肉の缶詰め

フィンランドのスーパーでは見ないヘラジカ肉ですが、缶詰めも見たことありません。

 

今回入手した缶詰めは大きめサイズの240gです。

2食分くらいですね。

1個5ユーロくらい(約650円、ユーロ=130円)でそれほど高い値段ではないです。

 

 

パッケージにはヘラジカの模様が描かれ、英語、フィンランド語、スウェーデン語とロシア語の4言語で表記されています。

 

 

 

 

ただし、ちゃんと表記内容を見ると、実に内容物100%ヘラジカ肉ではなく、ヘラジカ肉は68%だけです。

他に豚肉24%が混合され、水、塩、砂糖などもも入っています。

 

 

まあ、確かシカ肉だけだと脂肪分が少なく、肉質が硬いので、脂分のある豚肉を混ぜないとおいしくならないでしょうね。

 

 

栄養分の多くはタンパク質と脂肪ですね。

100gのうち、17gがタンパク質で、15gが脂質です。

カロリーは100gあたり約200キロカロリーなので、それほど高くない感じです。

 

※ポテトチップスは100gで500キロカロリーを超えます。

 

 

 

 

狩猟の獲物を製品にするエストニアのLinnamäe Lihatööstus社

このヘラジカの缶詰めを生産しているのはエストニアのLinnamäe Lihatööstus社です。

 

 

Linnamäe Lihatööstusは1987年創立で、エストニアで肉製品を生産する初めての民営企業です。

 

Linnamäe Lihatööstus社では主に地元で狩られた獲物を中心に肉製品を生産しています。

 

他にトナカイや熊肉の缶詰めも販売しています。

 

 

ビールに合うヘラジカ肉!

では、さっそく缶詰めを開けます!

 

中の肉は。。。。うん、見た目はあれですね。。。そんなにきれいではないですね。

 

 

 

 

240gは結構ボリュームがあるので、一食分は半分くらいでよさそうです。

 

脂肪分が固まっているので、半分取り出してレンジへ。

温めたら、脂肪が融けていい香り漂ってきました~

 

 

 

 

ヘラジカ肉とご飯と野菜のオーブン焼きで一緒に食べました。

 

塩味が効いていておいしいですね。

ビールに合う味です!

 

しかも、豚肉も配合されているので肉が硬すぎず、食べやすくてジューシーです!

 

 

 

 

筆者の評価点数としては、満点5点中4点ですね。

最高においしいほどではないですが、そこそこおいしいという感じです。

 

食べたことのない方はチャンスがあれば是非一度試してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

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