海外フィンランドのスーパーマーケットで売られている野菜

公開日:2020年5月12日  関連分類:

 

海外のスーパーマーケットって足を運ぶだけで楽しいですよね。

 

日本と違う売り方、違う商品、雰囲気…

 

その国その国の食文化が現れる場所でもあります。

 

 

さて今回はフィンランドのスーパーマーケットの野菜コーナーを覗いてみましょう。

 

 

 

 

日本でよく見る野菜だけど大きさが全然違う!

日本で売られている野菜と同じものがフィンランドにもありますが、

 

何かが日本とは違います。

 

 

それは、大きさ。

 

 

例えば、フィンランドではパンの上に乗せて食べることが多い、冷蔵庫に必ずあるキュウリ。

 

日本のキュウリの3倍はある大きさです。

 

その他、同じ夏野菜として代表的なナスも、2倍ほどの大きさです。

 

 

ですので、日本のレシピの量でお料理を作ってしまうと大変なことになってしまうのは明らか。

 

お漬物にすれば、一本でかなりの量が作れてしまいます。

 

 

*フィンランドのスーパーで日本人が驚くコーナーと言えばここ!

参考:フィンランドのスーパー、お菓子の量り売り・規模がおかしい!

 

 

見た目から、日本人が間違えやすい野菜のNO.1はこれ

ちょっと「あれれ?」と思うような野菜も。

 

 

もしかしてこれは!

 

まぁーた!バカでかいネギじゃない?!

 

 

 

と思われる方が多いのですが、

 

実はこれはネギではなく、

ネギの仲間「リーキ」。

 

ポワロねぎ」ともよく言われます。

(フィンランド語名:Purjo プルヨ)

 

 

フィンランド料理では特にスープの具材として使われることが多く、煮込むと甘くトロトロになります。

 

もちろん、サラダに生で入れても美味しくいただけますが、

 

切った瞬間に

 

「あ、違う。ネギじゃない」

 

と気付きます。

 

 

フィンランドのスーパーにはもちろん日本で見かけない野菜も。

 

一番最初にこれを食べようと思った人ってすごい!

 

そんな、初めて見る人にはちょっとびっくりしてしまうような容姿。

 

ロマネスコ」と言われるカリフラワーに近い食感の野菜です。

(フィンランド語名:Romanesco ロマネスコ)

 

 

調理は意外にも簡単で、ブロッコリーと同じように扱えば問題なし。

 

ロマネスコの真ん中にもブロッコリーやカリフラワーと同じように芯が通っています。

 

 

 

 

包装されていない野菜が目立つスーパー

フィンランドのスーパーでは包装されているお野菜もありますが、

 

そのまま陳列棚にドドドーーーっと積まれた野菜が目立ちます。

 

 

量り売りが基本なので、必要な分だけ買うことができるのでこれが意外にも便利。

 

 

例えば「バナナ、2本だけ欲しい」って時は

 

房から2本もぎ取って、はかりに乗せればいいだけ。

 

あとは値札に書かれた番号を押して出てきたバーコードシールをペタリ。

 

 

沢山の量を買う時には売り場の色々なところに袋が備え付けられているので、それらを利用します。

 

 

*ん?バーコードシール??と思われた方。

実はフィンランドのスーパーは買い方がちょっと日本と違うんですよ。

参考:フィンランドのスーパーに行ってみよう!買い方、払い方、値札の見方をご紹介

 

 

フィンランドで王道の野菜は売り方が違う

 

フィンランドの主食であるジャガイモ。

 

ジャガイモだけでも色々な種類があり、お料理によって、好みによって使い分けます。

 

大型のスーパーマーケットになってくると、常に売れるジャガイモは売り方が大胆。

 

 

ジャガイモのほか、フィンランドで消費が多い玉ねぎやにんじんも同じです。

 

 

逆に日本より小ぶりな野菜

秋にはキノコがわんさか採れるフィンランドですが、椎茸は別物。

 

フィンランドでも椎茸は「Siitake」として売られていますが、

 

かなりの小ぶりで、香りや肉厚は日本の方が断然!!勝ります。

 

それでもフィンランドで椎茸は値段が高い方のキノコ。

 

 

そして、大根も売っています。

 

決して立派とは言えない大根ですが、スーパーによっては一本丸々売っているところも。

 

しかしフィンランドではあまり需要がないので、小分けにして陳列棚の隅のほうで売られていることがほとんど。

 

 

ほうれん草もありますが、日本の種類とは違うほうれん草です。

 

日本のほうれん草、実は東洋種なため味は淡白でお浸しなどの料理に向いていますが、

 

フィンランドで売られているほうれん草は西洋種。

 

日本のものよりもアクが強く、売られているのは葉の部分のみなので袋に入れて売られていることが普通です。

 

 

 

 

日本で売られている野菜とフィンランドで売られている野菜、

 

他にもたくさんの違いがありますが、

 

それはまたフィンランドへご旅行されたときのお楽しみにとっておいてくださいね。

 

関連記事

  フィンランドは気候厳寒でほうれん草や小松菜などの野菜は作れませんが、牧畜業は非常に発達しています。 (ニンジンやジャガイモなどの根菜類でしたらフィンランド国内で…...続きを読む
フィンランド人みんなが大好きソーセージの色々を面白く書いています。80年代にフィンランド人がソーセージを心配していたのはどうしてなのか?本当?!ソーセージの食べれない…...続きを読む
ヘラジカのお肉は食べられたことありますか?実にバルト海産小国のエストニアではヘラジカ肉の缶詰めが生産販売されています。それはどのような味でしょうか?おいしいでしょうか…...続きを読む
フィンランドにある「よくわからない食べ物」を食べてみて、フィンランドの謎的な食べ物を解明し、その実態をご紹介していきます。(フィンランドの謎的な食べ物というより、筆者…...続きを読む
意外と?知らないフィンランドの美味しいものを10こご紹介します。またフィンランドでは欠かせないある食べ物を追加であるんです。聞いたことのある食べ物から、ある意味身近にあ…...続きを読む
フィンランド人が年がら年中食べているアイスクリーム。新商品からおすすめのアイスクリームをズラッと紹介します!ムーミンの仲間やチョコレートで有名なFAZERからも新しいのが出回りますよ。

お薦めの北欧スポンジワイプ

是非水回り、テーブル拭きなどにご活用頂きたいです。

ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら