写真引用:https://yle.fi/
フィンランドのサウナ、実際のところどのようなサウナなのか?謎な方が多いようです。
ここでは、初心者の方でも一人でも堂々とフィンランドのサウナに行けるノウハウを伝授しましょう。
持ち物は何がいる?
どんな種類のサウナやおすすめのサウナは?
パブリックサウナに行きたいけどちょっと不安。
フィンランドのサウナどこがおすすめ?
*全裸か?!混浴か?!はこちらで
参考:フィンランドのサウナ質問に答える・男女混浴ですか?みんな全裸なのですか?気にならないの?
フィンランドのサウナに行くならこのタイプのサウナを選ぼう!
フィンランドのサウナは基本的に3つのタイプです。
- 電気サウナ
- 薪サウナ
- スモークサウナ
とっても珍しいサウナといえば、
ラップランドにある雪で作られたスノーサウナや氷でできたアイスサウナでしょう。
まれに、赤外線サウナやミストサウナもあるところがありますが、
せっかくフィンランドに来るのでしたら、ロウリュを楽しめるサウナをお勧めします。
電気サウナはホテルにも付いているので、サウナを目的としてわざわざ出て行くのであれば、
薪サウナとスモークサウナをおすすめします。
フィンランドのサウナそれぞれに入って評価。それぞれの良さとは?
参考:フィンランドの電気サウナ・薪サウナ・スモークサウナを比較評価
フィンランドのサウナの持ち物、そして更にあると便利なもの
もちろん、日本のサウナとフィンランドのサウナはちょっと勝手が違います。
まず、行きたいサウナの場所や営業時間をチェックしたら、今度は何を持っていった方がいいのかが問題になってきますね。
基本的なサウナの持ち物は・・・
- タオル
- 飲み物
- 水着(必要に応じて)
- 着替え
- シャンプーや石鹸
- 濡れたタオルや水着などをいれるビニール袋
ここらあたりが基本となってくると思いますが・・・
もっと快適にフィンランドのサウナを楽しむためには、
- サウナ室内でお尻の下に敷く用の小さめのタオル
- サンダル
- サウナハットもしくは頭に巻く用のタオル
- サウナ室内対応のスポーツウォッチなど
これらがあると便利です。
意外と忘れがちなのが、サウナ室内で座る時に使うお尻の下に敷くタオルです。
衛生上、気にする方は持参しておいた方がベスト。
サンダルは、休憩するときやクールダウンとして湖などへ入る時にはあった方が足の裏がノンストレスです。
サウナハット、これは特にサウナ室内が熱い時には本当に役立ちます。
フィンランドのサウナは意外にも高温なため、髪の毛や耳が火傷することもありますので頭を熱から守るためにも使用したいもの。
なければ頭にタオルを巻いてもいいですし、冷水でヒタヒタにしたタオルを首に巻いてサウナ浴を楽しんでも良いでしょう。
見た目を気にするフィンランド人なんてどこにもいませんから、堂々と使用してくださいね。
そして、フィンランドのサウナには時計がありません。
サウナ室内は100℃以上になることもよくあるので、耐熱耐水性のある時計があればとても便利です。
フィンランドのサウナの入り方
海外のサウナってどうすればいいのかドキドキ不安になることもありますね。
言葉が通じないなら尚更です。
時々、更衣室に大きなロッカーがない場合もあります。
みんなどうしているのか?
服をかけるラックは必ずありますので、みんなここに着替えやカバンをかけています。
靴は足元に。
他の国じゃ考えられませんが、比較的治安の良いフィンランドならではなのでしょう。
もしかすると、近くに貴重品などを置く小さなロッカーがある場合もあるので、探してみてください。
着替える場所を確保したら、水着に着替えましょう。(水着が必要な場合)
そしてまずはシャワーで身体を軽くすすぎ洗いします。
頭も髪の毛も絶対濡らしてくださいね。
そうしたら、タオルドライせずにサウナ室へ。
飲み物をサウナ室内に持ち込んでも良いですが、外に置いておく方が無難でしょう。
ホットドリンクになってしまいますから。。。
フィンランドのサウナ室内は基本的に日本のサウナと比べて照明が暗いのが普通です。
決して電気が消えているわけではありません。焦らずに。
さて、サウナに入ったらどこに座ろうか・・・
最初から一番上の場所に座ると意外にも熱すぎることがあるので、はじめは下の座席から座られることをおすすめします。
近くにあるバケツに入った水をサウナストーブに投げてもいいですね。
他の人がいる場合は、水を投げる前に一言かけておいた方が無難でしょう。
もし、自分で水を投げるのが不安なのであれば、他の人がロウリュするのを見ておくのも手です。
その際、気をつけたいのはバケツの近くには座らないこと。
なぜならフィンランドでは「バケツの近く=水を投げる担当」という暗黙の了解的なものが存在するからです。
自分の無理のないちょうど良い頃に外へ涼みに行って、ドリンクを飲んだり、泳ぎに行ったり、、繰り返し存分に楽しんでくださいね。
最後はシャワーで身体の汗を流して着替えて終了です。
更衣室からシャワー室までは同じ室内にあることがほとんどです。
フィンランドの人は、日本の銭湯と同じように真っ裸でシャワー室まで歩いて行く人がほとんど。
同性なのだし、サウナは本来ならば全裸で行くもの。
気にする人はいません。
そして、サウナ後のシャワーはじっくり時間をかけて入る人もいません。
烏の行水程度の時間で出てくる人がほとんどなので、
他の人がシャワー使用を待っているのであれば、あまり長居はしないでおきましょう。
シャワー室がない!!!そんな時は・・・
かなりのローカルサウナだとシャワー室が設置されていないことも。
その場合は、近くの湖や海などででサウナ後の汗をさっぱり流してから着替えにうつります。
もっと詳しいサウナの入り方を分かりやすく順番で。こちらもぜひ参考に!
参考:フィンランドのサウナを楽しむための7つのステップとエチケット
フィンランドのサウナを探す!!
どこのサウナが便利でどんな雰囲気でというと探すのが一苦労。
体験談や情報などを分かりやすく簡単に知りたいですね。
ヘルシンキ市内・近郊のサウナ
名前 | 場所 | 価格 | 特徴 |
LÖYLY ロウリュ |
ヘルシンキ市内 南海岸 |
21EUR | 新しい、海辺 |
Sompasauna ソンパサウナ |
ヘルシンキ市内 カラサタマ駅徒歩30分 |
無料 | ローカル感 |
Kuusijärvi Sauna クーシヤルヴィサウナ |
ヴァンター市内 ヘルシンキよりバスと電車で50分 |
13EUR | スモークサウナ 森に囲まれている 湖が目の前 |
Kulttuurisauna クルットゥーリサウナ |
ヘルシンキ市内 ハカニエミ |
15EUR | 海辺 |
Kotiharjun Sauna コティハルユンサウナ |
ヘルシンキ市内 | 15EUR | ヘルシンキ最古 |
Arlan Sauna アルランサウナ |
ヘルシンキ市内 | 13EUR | ヘルシンキで2番目に古い |
これらをより詳しく・・・
- LÖYLY(ロウリュ):
北欧フィンランド・ヘルシンキのお薦め公衆サウナ:Löylyで混浴体験!
- Sompasauna(ソンパサウナ):
ヘルシンキのサウナ文化を忠実に再現した公衆サウナ:Sompasauna
- Kuusijärvi Sauna(クーシヤルヴィサウナ):
- Kulttuurisauna(クルットゥーリサウナ):
フィンランド式サウナ:ヘルシンキKulttuurisauna公衆サウナ体験
- Kotiharjun Sauna(コティハルユサウナ)& Arlan Sauna(アルランサウナ):
ラップランドのサウナ
名前 | 場所 | 価格 | 特徴 |
KuurakaltioKuurakaltio クーラルティオ |
サーリセルカ | 15EUR | スモークサウナ 川のほとり |
Kesärafla Sauna ケサラフラサウナ |
ロヴァニエミ | 無料 | 川のほとり 抜群のロケーション |
LuirojärveiHilton ルイロヤルヴィヒルトン(通称) |
ソダンキュラ | 10EUR | 国立公園内 自然豊か |
Arctic SnowHotel アークティックスノーホテル |
ロヴァニエミ | プランによって違うため要確認 | 雪のサウナ ホテル内 |
Laukaa Tupaswilla ラウカー・トゥパスヴィッラ |
ユヴァスキュラの隣 | プランによって違うため要確認 | 世界最大のスモークサウナ |
これらをより詳しく・・・
フィンランドでサウナのあるところ ・ラップランドのおすすめサウナTOP4!
- Laukaa Tupaswilla(ラウカー・トゥパスヴィッラ)
フィンランドのその他の地域
- タンペレ市
タンペレお薦めサウナ:ラウハニエミ公衆サウナRauhaniemen Kansankylpylä
- コウヴォラ(ヘルシンキからバスで行けます)
フィンランドの隠れ公衆サウナ:Tykkimäen Sauna(Kouvola)
フィンランドの冬にサウナ後はなるべく外出しないで!
「サウナで身体もポカポカになったしリフレッシュできた!さぁこれからどこへ行こう?!」
これ、夏ならOKですが、冬にこの計画は立てないでください。
屋内のレストランならまだいいでしょう。
しかし、屋外の散歩やマーケットなどは避けるべきです。
予想はつきますね??
フィンランドの冬はとても寒く、いくらサウナで身体を芯まで温めたからといってもマイナス気温の風吹く屋外ではせっかくのサウナ効果が台無し。
今度は身体の芯まで凍ってしまいます。
サウナ後、夏は涼しい風を当たりながらテラスでゆっくりもいいですが、
冬は、出来るだけ屋内の暖かい場所か宿泊先でゆっくりした時間を過ごして良い睡眠をとってくださいね。
サウナに入った日は本当にすっごくよく眠れるんですよ!!
そして、また次の日はリフレッシュされた身体で元気な1日の始まりです!!
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)