情報・写真引用:nowen.fi -Saunahattu suojaa ja on persoonallinen lahjaidea
フィンランドの公衆サウナへ行けば必ず目にする「全裸に帽子」。
日本でも最近では知名度が高くなってきたサウナハットですが、これがあるのとないのとではサウナの楽しみ方、そして髪の毛への影響が全く変わってきます。
「サウナで帽子って目立つからいいや」なんて思わないでください。
サウナハットを使うにはちゃんとした理由があります。
今回は、
- サウナハットを使うメリット
- どんな素材でできたサウナハットが良いのか
- サウナハットはどこから始まったのか など…
をお伝えします。
サウナハット、逆に蒸れないの?なぜ被るの?
誰もが知る、「サウナ=蒸し暑い空間」。
その中で帽子を被るとはどういうことか、知らない人にとっては不思議でたまらないでしょう。
最初にサウナハットを見て「それ絶対に頭、蒸れるだろー?!?!」と思った方は多いはず。
分かります分かります。笑
しかし、意外なことにこのサウナハット があるからこそ、涼しい頭の温度を保てるのです。
どういうことかというと、
フィンランドのサウナはロウリュ(Löyly)サウナ。
サウナストーブに水を投げ、蒸気を出すことによってサウナの室内を温めます。
すると、100度近くの蒸気がブワーっと室内の上部に広がるので、頭部が熱くなることは想像できますね。
直接、熱い蒸気を受けると、頭全体もそうですが、当然ながら耳も一瞬で熱くなります。
そう、直接蒸気を受けることなく頭部や耳を守ることができるもの、
それがサウナハットであり、これが「(蒸気温度より)涼しい頭の温度を保てる=熱から頭部を守る」わけなのです。
更に、頭痛持ち、偏頭痛持ちの方にはサウナハットをしてサウナ入浴された方がトラブルが起きにくいとも言われています。
しかし、それだけではありません。
サウナの中で髪の毛は悲鳴を上げているかもしれない
忘れてはいけないが髪の毛。
乾いた髪に熱を加えると最終的にどうなるのか、誰しもが想像できることだと思います。
いくらシャワーを浴びた直後、濡れた髪のままサウナに入ったとしても、サウナに入れば髪は乾きます。
ロウリュの蒸気で保湿されると思われがちですが、それでも熱の方が勝つのでこれもまた意味がありません。逆に髪の水分が熱で蒸発し、更に乾燥を招く場合もあります。
サウナ中、頭部に触れてやっと気づく「うわ!アツっ!髪の毛焼けてる!!」
これ、本当によくある話なのです。髪の毛自体には痛覚がありませんので、気づいた時には既に遅し。
このようなことになってしまう前に!サウナハットです!
しかし、サウナハットでも色々な素材ものが売っていますね。どれがいいのか迷ってしまうほど。
どんな素材で作られたサウナハットが優秀なのか?
サウナハットでも、軽いリネンの物もあれば、重いフェルトでできたものなど様々。
結局はどれが一番いいのか分かりませんね。
素材やデザインの好みにもよりますが、サウナ好きで美容師でもあるフィンランド人、マルヤ・リーマタイネンさん(Marja Liimatainen)が勧めるのは、、、
ウール素材でできたフェルトのサウナハット。
「ウールは高温でも低温でもどちらの状況にも適している」とのことです。
もし、手元にサウナハットがなければタオルを頭に巻いても良いようですが、
やっぱりせっかくのサウナですから、ちゃんとしたサウナハットを被った方がより良いのは確かです。
できれば耳(の上部)も隠れるようなサウナハットがあれば完璧でしょう。
女性の方ではあれば、サウナ入浴の後半に、トリートメントを髪に塗ってサウナハットを被り、最後のサウナを終えた後で洗い流してもいいようですよ。(→スタッフりさが試してみましたがこれはかなりお勧めです!使ったのは市販のごく普通のコンディショナーですが、カラーでしっかり痛んでいる私の髪もサラサラしっとりまとまります!)
サウナハットは伝統なのか、ファッションなのか、誰が被りだしたのか
かなりのサウナーではない限り、サウナハットを見慣れない文化の人にとっては「やりすぎ感」がハンパないことでしょう。笑
サウナハットの歴史を辿れば、実はフィンランドではなくドイツとロシアからのものです。
その昔、ドイツでは麦わら帽子があり、サウナに行く前には水で湿らせていたようで、
ロシアではさすが!
あの毛皮でできたロシア帽を昔サウナで被っていました。
これらどちらも頭部が熱くなりすぎないようにとの目的で使われていて、それがフィンランドのサウナ愛好家たちにも使われ始めたきっかけです。
現在、フィンランドではこのサウナハット、若者からサウナマニアのおじさま、そして子供までサウナハットを使うサウナグッズの中の重要な1アイテムです。
誰も「なんか帽子を被ってて目立つなぁ、あの人!」とは思いません。むしろ普通なことなのです。
フィンランド人、全ての人がサウナハットを使うのかというと、そうでもないですが、
「外国人がサウナハットを被ってる」となるとフィンランド人のサウナ愛好家たちは
「サウナわかってんじゃーん!いいね!」となるはず。
胸張ってサウナハットかぶって、サウナに入りましょう!
情報・引用:nowen.fi -Saunahattu suojaa ja on persoonallinen lahjaidea
情報・引用:kodinkuvalehti.fi –Pitäisikö saunaan mennä kuivilla vai märillä hiuksilla? Asiantuntija vastaa
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2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
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キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
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