5分で読むムーミン小説:ムーミン谷の彗星(2)

公開日:2017年12月12日  更新日: 2020年01月02日 関連分類:

珍しい昆虫を捕まえようと穴から全力で引っ張り出したが、昆虫ではなく、ムーミン、スニフとスナフキンの3人です。

 

ヘムレンさんはこの場所がどこか、天文台がどこにあるか、彗星は何かも知らず、昆虫にしか興味がありません。

 

天文台はどこ?

コーヒーポットや他の荷物を地の底に失った3人はパンケーキを食べて近い山の山頂から天文台を探すために歩き出しました。

 

その途中、スナフキンはムーミンによく似ているスノークフローレンの話をしました。

ムーミンはフローレンのことをバカにしながらも気になっていました。

 

翌日、山道を登る3人は鷲に襲われながらも無事に登り、崖に金の輪を見つけ、ムーミンはそれがフローレンのものではないかと思いました。

 

山頂に登ったら天文台を無事見つけることができました。

※原作書籍より撮影して引用。

 

衝撃の事実

3人は天文台に着き、彗星のことを聞こうとしたが、学者から足輪を探すムーミンらしい人が来ていたことを知り、フローレンが近くにいるとムーミンは感じました。

 

その後、彗星のことを尋ね、まさかの4日後に地球に衝突するとの情報を確認しました。

この事実を知り、ムーミンは急いで家に帰ろうとしました。パパとママに知らせなくちゃ!って。

しかし、同時に足輪を渡したいのでスノーク達も探したいそうです。

 

 

 

帰り道

3人が帰り道に急ぐとスニフは重い荷物や食べ物がないことにぶつぶつ文句を言っていました。

となると、突然悲鳴が聞こえ、ムーミンはそれに向かって全力で走り出しました。

 

ムーミンのような形のした女の子が食虫植物に襲われていました。

ムーミンがスナフキンからナイフをもらい、食虫植物の枝を切り落とし、女の子を助けました。

ムーミンは金の足輪を彼女に渡し、彼女は喜んで体が黄色になりました。

 

※商品ページ:幻の ムーミン シート: フローレン / ヴィンテージ品 / フィンランド 北欧

 

 

学者のスノーク

フローレンのお兄さんスノークはすぐに彗星についてどうすればいいのかについて会議を開きました。

 

彗星はいつに到着するか、どこに行くべきか、それぞれどのような利点と欠点があるか、仕事の分担をどうするかなどについて議論したがっていました。

 

しかし、話が全くまとまらず、とりあえずムーミン谷に行くことになり、フローレンの提案により夕食の準備が始まりました。

 

フローレンはジューススープを作り、みんな食べた後一緒に眠りました。

 

※原作書籍より撮影して引用。

売店?

翌日5人はずっと歩き、夕方に「この道」「売店」「野外ダンス場」の看板が立っているところに着きました。

 

フローレンは外で待つが、売店に入ったみんなそれぞれほしいものを選んでいました。

スニフはレイモン水、スノークはノート、スナフキンは古いズボン。ムーミンはフローレンに渡すものを悩んでいる間、フローレンが入ってきました。

 

「水たまりでしか自分を映せないので、かがみがないかな」と聞きました。

 

売店のおばちゃんが素早く見つけたかがみをこっそりムーミンの手に握らせました。

 

更に「メダル」がほしいので、売店のばあちゃんはクリスマストリーの上にある星をメダル代わりに渡しました。

 

※商品ページ:ムーミン マグ カップ : ストックマン150周年 2012年 限定 / Arabia / フィンランド 北欧

 

 

そして、勇者の象徴であるメダルとかがみがムーミンとフローレンのそれぞれのプレゼントに。

 

会計する際、誰もお金持っていないことに気づき、スナフキンの新しすぎるズボンをその対価として交換しました。

 

※ちなみに、お金の単位として使われたのはマルクとペニーですね。まさにフィンランド当時の貨幣の単位です。

 

その後みんなは満足して野外ダンス場に移りました。

 

※参考書籍(写真引用を含み):「ムーミン谷の彗星」講談社 青い鳥文庫、トーベ・ヤンソン/作・絵、下村隆一/訳、2014年発行(新装版)

 

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