ムーミンの物語の中でリトルミイはとても特別なキャラクターです。
リトルミイは一人の小さい女の子で、ムーミン一家とは直接な関係もないですが、物語の中で非常に特別なポジションを持ち、多くのムーミンの読者・視聴者たちに愛されています。
リトルミイってどこから人?
リトルミイが最初にムーミン童話小説で登場したのは『ムーミンパパ海へ行く』の中です。
『ムーミンパパ海へ行く』の中で、ムーミンパパは冒険の旅をしている中でミムラ夫人に出会い、
しばらくしたらリトルミイが生まれたのです。
※リトルミイの父が誰かは不明です。
生まれたリトルミイは体がとても小さく、虫眼鏡を使わないと見えないほどでした。
続きの小説の中ではリトルミイは裁縫バスケットでちょうど気持ちよく寝れるほどの大きさになっていました。
ムーミンアニメの中ではリトルミイはもう少し大きくなっていたようですね。ムーミンより一回り小さいくらいでした。
リトルミイは他のミムラ娘と同じくたまねぎ状の髪型で、丸い顔をしています。
リトルミイの髪色は赤く、いつも赤いドレスを着ています。
※写真は参考書籍より撮影して引用:『ムーミン谷の冬』講談社、トーベ・ヤンソン/作・絵、山室静/訳、1990年発行
リトルミイとムーミン一家とスナフキンの関係
夏至の夜に生まれたリトルミイはまだとても小さい時からムーミン一家に受け入れられました。
※アニメでは自分の家に住んでいて冬だけムーミン屋敷に住んでいるという設定です。
リトルミイの母親はミムラ夫人で、スナフキンとは同じお母さんを持つ異父兄弟です。
姉はミムラお姉さんで、他にもたくさんのミムラ兄弟を持っています。
しかし、一緒に登場したのはミムラ姉さんのみでした。
ミムラ姉さんはムーミン谷に春が訪れるとムーミン谷に帰ってきます。
ムーミン谷が冬に入る時にリトルミイをムーミン一家に預けることが良くあります。
リトルミイってどんな性格の持ち主?
リトルミイの最も大きいな特徴はたぶん彼女の性格でしょう。
リスクを完全に無視するリトルミイ
リトルミイはとても勇敢で怖いもの知らずです。
彼女は常にムーミンたちの冒険に参加し、ワクワクしながら新しい世界を探っていきます。
日常と異なった環境で逆にちょっとドキドキするのが彼女です。
『ムーミン谷の冬』の中で一人で目が覚めたリトルミイは寒くて暗くて怖いムーミン谷の冬に恐怖と感じたことがなく、逆に段ボール一つだけで雪橇をして楽しんでいました。
※写真は参考書籍より撮影して引用:『ムーミン谷の冬』講談社、トーベ・ヤンソン/作・絵、山室静/訳、1990年発行
正直に真実を言うリトルミイ
リトルミイの話し方はとてもストレートで、自分の思ったことを飾らずに口から言い出します。
リトルミイの言葉は時々刺々しく、人に不快を感じさせるかもしれませんが、それはリトルミイが言った言葉がいかにも生々しい真実で、事実を綺麗に隠そうとする相手の心の奥まで差し込んだからです。
『ムーミンパパ海へ行く』の中で、ムーミンを手伝うことでリトルミイはアリをたくさん殺しました。
それを知ってしまったムーミンはショックだったが、リトルミイは飾らずに真実を言いました。
「どっちにせよ、あなたは私がアリに何をするか、ちゃんと知っていたはずよ。あなたは私がそれを口に出さないことを願ってただけだわ。あんたったら、本当に自分自身を騙すのが上手ね!」
そんなリトルミイでも友達に優しく毎日楽しく過ごそうとしています。
リトルミイは大のいたずら好きですが、それでも彼女は自分から悪いこと、悪意のあることを絶対にしません。
人々の感情と行動に敏感なリトルミイ
リトルミイは人々の行動や感情を察することにとても得意です。
もし周りの人が感傷的になりすぎたら、彼女はすぐそれを察知し、対処することができます。
もし周りの誰か何かを隠そうとすると、リトルミイにはすぐにばれるでしょう。
例えば、『ムーミン谷の仲間たち』の中で、小さい竜を見つけたムーミンは竜を隠そうとしたが、すぐにリトルミイにばれてしまいましたね。
自分らしく生きるリトルミイ
リトルミイはいつも自分の生き方を徹しています。
リトルミイは自分のことを自分で決めます。
乱れて汚い環境にいても彼女は気にしません。
彼女の感情は楽しみと怒りがほとんどです。(偶に困惑もしますが)
リトルミイは他人の秘密を知ることを楽しんでいます。
と言っても彼女からその秘密を漏らしたことが一度もありません。
飾りのない自然な性格を持ちながら、彼女は同時に誠実的で信頼されます。
リトルミイはどのような出来事でも対応できるように準備できています。
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真実を率直に言い出したリトルミイが残した名言とは?
リトルミィは「飾ることをしない」、「ストレート」に「事実を言う」ことが彼女の性格において大きな特徴です。
そのため、彼女からの言葉も多くの人の心に刺さっています。
下記はいくつかをご紹介します。
「うまく見せようとするのは下手の証拠ね」
「何とかなる。それはやる事をちゃんとやってる人のセリフ」
「忙しい忙しいって言う人いるじゃない。きっと頑張っているわねって褒めてほしいのよ。だからこう言ってあげたほうがいいわ。時間の使い方が下手ねって」
「一生懸命努力してるのに報われないじゃない。努力の量が足りないんじゃなくて、仕方が間違ってるんじゃない」
恐らく、これらのセリフは作者トーベ・ヤンソンがこの世に伝えたいメッセージでもあるかもしれませんね。
※絵は原作書籍より撮影して引用:『ムーミン谷の夏まつり』講談社、トーベ・ヤンソン/作・絵、下村隆一/訳、1990年発行
リトルミイの高い人気はなぜ?
ズバリ、「素直でストレートで毎日を楽しもうとしている」ことではないでしょうか。
リトルミイのような性格を持って現在日本の社会で生きていくことはなかなか難しいことではないでしょうか。
日本社会、日本文化の重要なコアバリューとして「和」「迷惑をかけない」「自分のことよりグループを大事にする」「自分のことより仕事のこと(公のこと)を優先する」「人々にうまく合わせる」などが挙げられるでしょう。
このような日本社会、日本文化のコアバリューは実にリトルミイのキャラクターとまさに正反対です。
他人がどう感じるか、どう考えるかにもかかわらず自分の思ったことをそのまま言い、自分の過ごしたい過ごし方を過ごすというところにはやはり憧れでしょう。
これがリトルミイが高い人気を誇る人るの理由かもしれません。
こんな素直で自分らしく生きていくリトルミイはこれからも人々に愛され続けるでしょうね。
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