フィンランドの夏の定番イベントの一つは「バーべーキュー」です。
フィンランド人は決まってソーセージを焼きます。
移民系の外国人はステーキや羊肉などをおいしそうに焼きます。
バーべーキューしたり、海や湖で泳いだり、日向ぼっこしたりしてとりあえずのんびりするのはフィンランド流(ヘルシンキ流?笑)の夏の過ごし方です。
フィンランドでは、国立公園や自然レクリエーションエリアに行くと、必ずと言っていいほど「バーべーキュー場」があります。
屋根付きの場所があれば、屋根がない場所もあります。
大体真ん中にコンクリートや金属製の大きいなストーブがあり、上に金属の網が設置されています。
そして、近くに木材小屋があり、そこから燃料となる木材を取って火おこしてバーべーキューをやります。
これらのバーべーキュー場の利用は無料で、木材の使用も無料です。
国立公園であれば、その費用は国の税金から賄います。
自然レクリエーションエリアであれば、自治体の市が税金でその費用を負担しています。
しかし、「市内」になると、自由に使えるバーべーキュー場が思ったほど多くありません。
もちろん、団地の敷地内にバーべーキュー場があったり、都市貸し農園の敷地内にバーべーキュー小屋があったりします。
しかし、それらのバーべーキュー場は団地の住民や貸し農園の利用者しか使えません。
参考:フィンランドの貸し農園Puutarha(プータルハ)を覗いてみよう!
そのため、「誰でも使える無料バーべーキュー場」をヘルシンキで探すとなかなか見つからないものです。
そのため、今回は3つの場所をご紹介します。
ただし、夏のいい天気の日に結構混みやすいので、ご注意くださいね。
※キートスショップ主催ヘルシンキ現地ツアー
Teurastamoイベント複合施設
Teurastamoは地下鉄Sörnäinen駅もしくはKalasatama駅から徒歩8分程度で行けるので、アクセスはとても便利です。
Teurastamoは本来食肉処理場でしたが、現在はレストラン、屋台、室外イベント会場に生まれ変わっています。
夏になると多くの人々はここで夏の時間を楽しみます。
Teurastamoには無料のバーべーキュー場があり、火を起こす箇所は二つあるので、同時に2~3グループでシェアして使えるでしょう。
焼く場所に屋根があるので、小雨でも対応できるでしょう。
横にベンチやテーブルもあるので、座って食べれるのが便利です。ただ、ベンチに屋根はありません。
ただし、通常の公共バーべーキュー場と同じで、予約できないので、先着順で使うことになります。
また、共用なので、網にスペースがあれば、他人も食べ物を置いて焼くことになります。
そして、炭や引火剤などは自分で用意する必要があります。
筆者は一回ここでバーべーキューをしたことがあります。
運がよく、到着したときに使っているのは年配のご夫婦がソーセージ4本を焼いていただけで、我々のグループはすぐに使うことができました。
隣に公共の卓球台があり、食事後に軽く卓球も楽しんでいました。
参考:ヘルシンキ現地生活体験のお薦め:Teurastamoで無料音楽演奏楽しみながら絶品ポークバーガーを食べる!
参考:夏のヘルシンキお薦め:Teurastamo(テウラスタモ)で食事から無料音楽イベントまで満喫しよう!
Lankiniemi公共バーべーキュー場
Lankiniemi公共バーべーキュー場は最近新しく作られたバーべーキュー場です。
4個のベンチがあり、8人が同時に座ることができます。
海を眺めながらバーべーキューできるので、なかなかいい場所です。
ただし、アクセスは便利ではありません。
バスでも車でも簡単に行ける場所ではないです。一番便利なアクセス方法は自転車です。
その代わり、あまり混雑にならないというメリットもあるでしょう。
通常の公共バーべーキュー場と同じく、燃料や引火剤は持参で、バーべーキュー場は他人と共用する原則です。
屋根がないので、雨に対応しません。
参考:ヘルシンキでのお散歩♬ :Munkkiniemenranta海浜公園
Vuosaariの自然保護エリア
最後にご紹介したいのは少し遠い場所ですが、Vuosaari自然保護エリアでも公共バーべーキュー場があります。
こちらはとても素敵な場所です。
すぐ隣に海があり、少し歩いたらビーチがあり、バーべーキューと大自然を同時に楽しめます。
他の公共バーべーキュー場と同じように、炭と引火剤は持参です。
ただし、住宅地に近い分、混雑になりやすいリスクがあります。
参考:ヘルシンキローカルライフを楽しもう「人気エリアのVuosaari」ヘルシンキ旅行
参考:ヘルシンキでのお散歩♬ :Vuosaari(ヴオサーリ)で海沿いを散策しよう
以上、ヘルシンキ市内にある公共バーべーキュー場3つを紹介させて頂きました。
是非ヘルシンキのサマーライフを楽しみましょう!
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是非水回り、テーブル拭きなどにご活用頂きたいです。
ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)