台湾人の先輩友人のお誘いで今日は彼女と彼女のご主人の船を訪ねました。
全てにおいてすごく新鮮で面白い体験でした。
近くの島はヨット停泊場
先輩友人の船はヘルシンキ南岸近くの島に停泊しています。
地図を見ると、これは前回訪ねた海浜公園の近くの島ではないか!!と思いました。
参考記事:北欧フィンランド・ヘルシンキでのお散歩♬ :Meri Puisto海浜公園、Kaivo Puisto公園
その島まではフェリーで行くと言われ、少し距離あると思ったが、実は目の前2百メートルくらいしか離れていません。
フェリーも小型で乗船時間わずか2分(笑)
※ちなみに、写真中の人はフェリーの運転手兼船長兼チケット販売員です。
島はSirpalesaariという小さな島です。
島には一つのレストランとヨット整備工場があります。
周辺の海岸エリアは全てヨット停泊場です。
秋に入ったヘルシンキではヨットを海から釣り上げ、陸上に置いて保管するようにしています。現在クレーンによる釣り上げ移動作業が忙しくて一日中続いています。
陸地に引き上げられたヨットは四つの鉄ラックに支えられた状態で陸地に置かれています。
船の底部分を含めて全体を水で洗ったりしてメンテナンスをした上で冬越しを準備しています。
帆船船上見学
島のある停泊場に入っていきます。
島とは言え、向こう側の緑は陸地にある海浜公園です。
すごく近いでしょう。
冬になると海面が凍結するので、歩いて島に上陸することができるそうです。
また、一箇所に凍結した海面に簡易橋も敷かれるそうです。
写真は冬越しの準備に入った立派な帆船です。
船外部のエリアはあまり広くなく、後部に舵があり、舵の周りに座れる席があります。6~8人くらい同時に座れる広さですね。
では、船室へお邪魔します!
色々撮るのも失礼ですので、撮影を少し控えました。
一番奥には寝室で、小さめのダブルベッドが入る広さです。
その手前にリビングルームの機能をしているラウンジがあります。
小さなテーブルもあり、周りに4~5人が座れる広さですね。
横には一人が寝れる客室があります。
その更に手前はキッチンとダイニングです。
冷蔵庫もガスコンロ、オーブンが揃ったキッチンで非常に便利です。
電気はバッテリーとエンジンからの発電で賄い、ガスも設置しています。
ダイニングテーブルは小さめですが、4人一緒に食事をとることができます。
更に手前で船室入り口の両側にはトイレともう一つの客室があります。
何でもありますが、すべて超ミニサイズって感じですね。
ありがたいお食事
非常にありがたいことでお食事もご用意くださいました。
感動で涙が止まりません。。。ううう。。。。
※ウェルカムドリンクのスコットランドウィスキーです。しかも30年前醸造!香りがすごいです!
話によると、彼らご夫婦は通常ヘルシンキから約50キロ離れた森の中にある小さな町に暮らしています。
夏だけ毎週数日間くらいヘルシンキに来て船の上で生活しています。
彼女がフィンランドに来て十数年で、船で一番遠く行ったのはエストニアのタリンです。
船てタリンに行くとビールを5~10箱くらい買うそうです。(税金が安いことでタリンのお酒はフィンランドの半値くらい)
※写真中のSakuはまさにエストニアのビールです。
彼女のご主人は自分で航海して色々な場所に行くのが夢だそうで、この船で色んなところに行ったそうです。
フィンランド周囲のバルト海はもちろん、イギリス、南ヨーロッパのギリシャまで行ったことがあるそうです。
すごいロマンチックですね。。。。
しかし、彼女は船酔いが激しいので、遠くてもタリンしか行かないという。。。
ちなみに、帆船のメンテナンスはすごく大変だそうです。
冬になる前にマストを取り外し、船外のものを船室内に移す必要があります。
また、冬には毎月来て船のバッテリーを充電する必要があります。
本当にやることいっぱいだそうです。
ムーミンのお茶も頂きました。有難う御座います!!
最後に
フィンランドに来て初めてプレイべーとの船を見学することができました。
普段絶対行く可能性がない陸地から超近い島にも行くこともできました。
もしチャンスがあれば島のレストランに行って見るのはいかがでしょうか。
(筆者が行った時にレストランがまた営業時間外だったため、特に写真撮影はしていませんでした)
関連記事
お薦め北欧ノート
オシャレなカフェでお仕事やお勉強をするときにオシャレなノートブックをご一緒にいかがでしょうか。
ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)