ムーミン谷に住み始めて約3年目でしょうね。
『ムーミン谷の夏祭り』の物語が幕を開けました。
穏やかなムーミン谷
『ムーミンパパの思い出』の中で初めて登場したリトルミイの出番が増えてきたのが本作『ムーミン谷の夏祭り』からです!
平和の6月のムーミン谷でムーミンママは玄関の階段に腰かけてお日様の光を浴びながら木の皮の船をこしらえていました。
リトルミイは毛糸の玉の中に隠れたりして隣にいるミムラ姉さんを困らせていました。
近くの火山からすすが降りてきて何でもかんでも汚れてムーミンママは少し腹が立っていましたね。
天気が良くて気持ちいいのでムーミンは近くの湖の横にある一つ気持ちいい所で転がっていました。
スナフキンがが帰ってこないなと思った時に、草むらの間からムーミンママが小さな帆前船を持ってきました。
ムーミンにくれる帆前船を見てムーミンは大喜び!
※絵は原作書籍より撮影して引用:『ムーミン谷の夏まつり』講談社、トーベ・ヤンソン/作・絵、下村隆一/訳、1990年発行
スナフキンが帰ってこない……
ムーミンは今年の春に帰ってこなかったスナフキンを思いながら周りを見て夕立が来ると感じました。
リトルミイが思ったことをそのままムーミンに:
「きっと、モランに食べられちゃったんだ!でなけりゃ、穴に落っこちて、ぺしゃんこになってるんだわ!」
リトルミイの言った話の可能性とスナフキンが勇敢に旅していることを考えながらムーミンは歩いていきました。
スノークのお嬢さんからお遊びの誘いに応える元気もなく。
※商品ページ:幻の ムーミン シート: スナフキン / ヴィンテージ品 / フィンランド 北欧
突然……!!
6月のムーミン谷が暑くてみんな元気ないので、ムーミンママは夜にお庭で寝ることを提案しました。
しかし、突然夜中に地割れが起こりました!
他の人々も起きて、どうやら島にある火山が噴火したようです。
みんなが家に入ろうとその時、大きいな音がしました。
「ドン!」
眺めてみると遠くの海のほうからなにか途方もなく大きいなものが森のてっぺんを越えて盛り上がるのが見えました。
てっぺんに、白い波がしらを載せていました。
みんなが家に入った瞬間に洪水の大波がムーミン谷に押し寄せてきました。
そのうち、家具がぷかぷかと部屋の中で漂い出しました。
(もしかしたら火山の噴火によって起こった地震が津波を引き起こしたかもしれませんね)
※絵は原作書籍より撮影して引用:『ムーミン谷の夏まつり』講談社、トーベ・ヤンソン/作・絵、下村隆一/訳、1990年発行
海と化したムーミン谷
朝がようやくやって来ました。
周りを見ると橋も川もありません。
薪小屋のてっぺんには人々がぶるぶる震えながらしがみついていました。
どの木も水の中からまっすぐにのびていました。
ムーミン谷を取り巻く山並みは、バラバラに切り離され、いくつかの島が集まっているように見えました。
ムーミンママが朝のコーヒーがないことに気づき、ムーミンがキッチンに潜ってコーヒー缶、コーヒーポットやお茶碗などを持ってきてくれました。
嫌いな椅子を一つ選んで薪にしてコーヒーを沸かしました。
その時、ムーミンママが気付きました。
「今日は、お皿を洗わないわ!」
※大変な状況の中でもすごく楽観的ですね!
ホムサとミーサ
薪小屋の屋根にハツカネズミや他の動物が避難していました。
その中に小さな動物のホムサと物事に悲観的なミーサがいました。
ハツカネズミのお母さんがムーミン屋敷と屋根に避難しているムーミンたちを見て「我々がこんなに大変なのに彼らが家具を屋根に上げて乾かそうとしているなんて」とブツブツ文句を言っていました。
ムーミンママから声がかかり、ホムサがムーミン屋敷の屋根に行きたいと申し出たら、歓迎されました。
それで、流れてきた木を掴み、ホムサとミーサはムーミン屋敷の屋根に移りました。
しかし、水がどんどん増していました……
草や木、手押し車やこねばち、うば車や桟橋などいろんなものが流れてきました。
しかし、どれも客間の家具を載せるに小さすぎます。
そうしたら、海から何かが大きいものが流れてきました。
どうやら大きいな家みたいなものです。
貝殻の形をした屋根の上に、金でできた顔が二つ付いていました。一つは泣いていてもう一つは笑っています。
その二つの顔の下に半月形の部屋がのぞいていました。
その部屋は真っ暗でクモの巣だらけです。洪水が壁をもぎ取ってしまったかもしれません。
ムーミンパパは声を掛けました。
「誰か、いますか。」
そうしたら……
続く。
※参考書籍:『ムーミン谷の夏まつり』講談社、トーベ・ヤンソン/作・絵、下村隆一/訳、1990年発行
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1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
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