フィンランドのスーパーマーケットで、フィンランド人が最も購入する食品!!
何だか想像できますか?
2020年の夏はじめ6月には、アイスクリームやビールなどが最も購入された食品でしたが、そろそろフィンランドの夏も終わる頃にはまた商品が変わってくるのでしょうか?
今回は、フィンランドでとても有名な大型スーパーマーケット「Sグループ」「Kグループ」のデーターからフィンランド人が最も購入する食品・飲料は何かトップ10をお届け!!
更には、その売れている食品・飲料のワケを解説しましょう。
暖かい天気が長く続いた今年はやっぱりビール!Sグループの結果
PRISMAやSマーケットなどでおなじみのSグループからの情報によると、8月に最も売れたNo.1商品は・・・
やっぱりビール!
その中でも群を抜いて人気だったのが、Koffの0.33リットルの缶ビール、4.4%ライトラガービールです。
6月での調査でもこのSグループでは全くの同じビールが人気でした。
他には、様々な種類の牛乳がランクイン。
飲料ではなく食品だって、国産野菜のキュウリも大人気です。
果物の中で最も多く購入されているのはバナナで、フィンランドでは計り売りが一般的なため、バナナ1本からでも購入可能ですが、大きな房で購入されることも少なくはありません。
Sグループのベストセラー食品及び飲料 ベスト10
- Koff4.4%ライトラガービール0.33l
- バナナ
- 自社ブランドの低脂肪乳飲料・乳糖フリー1L
- 自社ブランドの低脂肪乳飲料1L
- ライスパイ(リーシピーラッカ)
- Valioの低脂肪牛乳1L
- Kulta Katriinaのコーヒー豆
- 自社ブランドの無脂肪牛乳1L
- キュウリ
- Valioの放牧牛乳低脂肪1L
フィンランド人が最も好む果物はバナナだった!!Kグループの結果
KシティマーケットやKマートなどでお馴染みのKグループ。
このグループには自社ブランドも多く取り扱っていますが、Sグループのような細かいブランド別のランキングはありませんでした。
しかし!!
やっぱりここでもバナナの人気がダントツです!!
もう、これはフィンランド人が大好きな果物と断言できるでしょう。
Kグループのベストセラー食品及び飲料 ベスト10
- バナナ
- 牛乳
- 量り売りのパン類
- 乳糖フリー牛乳
- レタス
- ミニトマト
- コーヒー
- ビール
- トマト
- キュウリ
そしてやはりこちらKグループでもビールはランキングIN。それに続いて牛乳、そしてコーヒー。
フィンランドでビールが売れるワケ
さてこのランキング結果ですが、フィンランドに住む人なら大体は想像がつくものばかりです。
特にビールはフィンランド人が好きなアルコール1位と言ってもいいでしょう。
日本では食事と一緒にお酒を飲む人が多くいますが、フィンランドでは食事と一緒にお酒を飲むことは日本よりも遥かに少ない国。
居酒屋へ行けばお酒のアテとして色々な食べ物が提供される日本ですが、フィンランドではせいぜいナッツなど。それでもアテなどなしに「ずーっと最初から最後までアルコールのみ」というのが一般的です。
更に、夏にはバーも盛大に賑わいますが、天気のいい日には芝生の上で飲んだり、またいわゆる「宅飲み」と言われることを楽しむ人も多くいます。
この2020年ではコロナでロックダウンになり、解除後もバーを利用する人が以前と比べかなり減っている状況です。
フィンランド全体では、2016年のデータによると合計4億2100万リットルのビールが販売されました。
これは一人当たり76.6リットルの計算になります。
フィンランドでコーヒーが売れるワケ
更に、焙煎コーヒーの消費もフィンランドは世界一。
年間で一人当たり約10kgのコーヒーを飲むのですから。焙煎コーヒーだけの消費でいうと一人当たり年間6〜7kgになります。
例えば、よそのお宅でちょっとクッキーなどと一緒にコーヒーブレイクいかが?となると、コーヒーのお代わりはいかが?と2、3杯いただくなんてことはしょっちゅうです。
ちなみに、日本のコーヒー消費量はインスタントコーヒーも合わせて一人当たり3.64kg/年なのだそうです。(日本農林水産省より)
フィンランドでバナナ、そして牛乳が売れるワケ
バナナについては、
これは子供の頃からの流れでしょう。
し・か・し・・・!!!
実はバナナ、フィンランドに初めて上陸したのは1952年のフィンランドオリンピックをきっかけに世間へ広まりました。
そう、寒い北欧でバナナなんて元々あるはずがありません。
しかし、いつでもどこでも気軽に持ち運んで食べれる、そして栄養も抜群のこのバナナは子供から大人まで愛されるようになり、今では街のゴミ箱でもバナナを食べた後であろう皮をこちらではよく見かけます。
そして牛乳は、これもまた消費する場面がとても多く、乳製品が豊富で美味しいフィンランド。
コーヒーにはミルク、、、というよりも牛乳を入れる人がものすごく多いフィンランド。
更に、子供の多くは食事時に飲むのはお茶や水ではなく牛乳であることがとても多いのです。
しかもその牛乳、ガブガブと水のように飲む子供は数知れず。学校でも、牛有の広告やポスターが貼られていたりするんだとか。
ですので、子供のいる家族の冷蔵庫では「牛乳を切らさない」ということがとても重要!という親御さんたち。
そんなご家庭、一部ではなくフィンランドではほとんどです。
日本とは食文化が違うフィンランド。この国の食品・飲料の8月売上ランリングいかがでしたか?
意外な結果だったでしょうか?
その他、日本とは違うフィンランドの食卓事情をまた発見してみてくださいね。
参考:フィンランドの料理がまずい!?10年以上の日本人在住者が本音で答える。
参考:フィンランドの料理・トナカイ肉のソテーもどきを日本の台所で作るレシピ!
情報・引用:https://www.kahvi.fi
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