写真引用:https://www.kodinkuvalehti.fi
フィンランドの料理ではトナカイ肉を使うことがあります。
食べてみたいと思われる方が多いフィンランド料理の一つですね。
トナカイ肉は日本で入手困難ですが、
今回は日本で作れるトナカイ料理もどきレシピとトナカイ肉の味、そして皆さんがあまり知らないフィンランドのトナカイについてお話ししましょう。
材料選びのポイント。日本で売ってる安い肉でも作れます!!
トナカイ肉の代表的なお料理といえば、トナカイ肉のソテー。
これをフィンランドでは、リンゴンベリーのソースをつけてマッシュポテトといただくのが一般的です。
旅行に行けば、口にできる機会はありますが、
当然ながら一般の日本家庭ではトナカイ肉なんて手に入りませんよね。
ならば!その「もどき」でも作ってみて味付けや雰囲気だけでも味わってみましょう!!
安い牛肉でも美味しく作れます!!
もちろんどんな肉でも作れますが、ポイントは脂身が少なめの肉を選ぶこと。
例えば、豚バラ肉で作ってしまうとギトギトになってしまうのでNG 。そこだけ注意しましょう。
フィンランド料理・トナカイ肉のソテー風レシピ
お肉が塊肉だったりステーキの大きさの場合は、細切れ肉ぐらいになるようにテキトーでいいので切っておきましょう。
材料 (4人分)
- 脂身の少ない肉:480〜500g
- ベーコン:140g
- 玉ねぎ:1個
- バター:大さじ1
- 塩:小さじ3/4
- ブラックペッパー:小さじ1/2
- 黒ビール:1缶(500ml)
- 水:800cc(4カップ)
作り方
1)ベーコンと玉ねぎを少し大きめのみじん切りにします。
2)深みがあるもの、もしくは大きめのフライパンを用意し、そこへバターを入れて1)を焦げないように中火で炒めます。
3)少し火を強めにして肉を加え炒めて行きます。80%ほど火が通れば十分。
4)次に、ブラックペッパー、黒ビール、水を加えて沸騰させます。
5)沸騰したら、弱火〜中火またはオーブンで最低1時間、水分が20%ぐらいまで減ってお肉が柔らかくなるまで煮込んだら出来上がり!!
*必要であれば途中で水を足してください。決して水分が全て飛んでしまわないように!
え?材料これだけで美味しくなるの?!
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、これが美味しくなるんですねぇ。
少し時間はかかってしまいますが、この黒ビールを使うところが大きなポイントとなるお料理です!
この黒ビールで煮込むことによってお肉が柔らかくなり、更に良い風味がお料理に加わります。
アルコールを気にする人でも煮込むことで飛んでいきますので、お子様でも安心して召し上がれますよ。
実際、トナカイの肉はどんな味がする?
日本のご家庭で「トナカイ肉のソテーもどき」を作る時にはもちろん、トナカイの肉は使いませんが、実際、トナカイの肉ってどんな感じなのかちょっとお話しましょう。
トナカイは鹿の仲間というのはご存知ですね。が故に、このトナカイ肉を食べ慣れていない日本人にとって
「トナカイの肉って癖があって臭みがあるんじゃないの?」
とイメージを持たれる方が多いことと思います。
実際のところはというと、
トナカイの肉は癖や臭みがありません。
フィンランドでトナカイの肉は高級な肉の方で、普通の豚肉牛肉に比べて貴重であり、ちょっとお高めの肉でもあります。
肉の脂身は少なく赤みが多いのが特徴ですが、だからと言って噛み切るのが大変といった固い肉ではありません。
マイナスイメージを裏切るような良いお肉です。
肉そのものの味はしますが、どちらかというと淡白な味の部類に入るトナカイの肉。
今回のレシピのようにソテーにしても美味しいですし、もちろんステーキでも十分に美味しくいただけます。
*日本のムーミンカフェのコースをレポート!トナカイ肉も出てきました。
参考:ムーミンカフェでフィンランド料理を食べました!トナカイ肉も。
フィンランドのトナカイ・真っ赤なお鼻のトナカイさんがいます!
フィンランドでは北極圏のラップランドというところでトナカイを育て、生産されています。
遥か昔からフィンランド北部では家畜として飼育されてきました。
食用の肉としてだけでなく、乳や毛皮として、
そしてソリを引いて荷物を運んだり、あ!サンタクロースもですね。笑
クリスマスソングで有名な「真っ赤なお鼻の〜♪」という歌詞にはちゃんとした意味があります。
トナカイは主に、ベリーやキノコ、苔などを食用とするのですが、雪の積もったところでは、とてもよく効く鼻で食べ物を探し当て、雪を鼻先でかき分けて食べます。
よって、鼻先には毛細血管がたくさんあるため、白いトナカイの場合は鼻が赤みがかって見えることがあるんですよ。
ですので、「赤鼻のトナカイ」の歌、あながち空想の歌詞でもないのです。
ただし、光りはしません笑。
*トナカイが生息するフィンランド北極圏のサーミ民族を知っていますか?
最後にちょっとトナカイの可愛らしい(?!)赤鼻のお話もしましたが、トナカイ肉は本当に美味しいんですよ。
日本の北海道北部では、トナカイ肉を食べることができるところもあるようですが、やっぱり日本ではフィンランドのようにどこのスーパーでも手に入れることはできないのが普通でしょう。
肝心なお肉自体が違ってきますが、ぜひこの記事のレシピで雰囲気だけでもフィンランドを味わってみてください。
その際は、マッシュポテト、そしてもしリンゴンベリーが手に入ったら甘みを少なくしてジャムソースを作って一緒にいただいてみてくださいね。
あなたのテーブルがフィンランドになること間違いなしです。
*ヘルシンキに来たらぜひ!おすすめトナカイ肉のハンバーガーが食べれるところ
参考:トナカイのハンバーガーがヘルシンキ市内で食べれる、おすすめレストラン
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1.フィンランド 北欧というと?
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2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
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「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
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「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
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