フィンランドの自然に囲まれながらのんびり釣りをしてみたい!なんなら釣った魚をその場でグリルして食べてみたい!
そう思われる方は意外にも多いはず。
特にフィンランドの夏は現地でも釣り人が多く出現します。
旅行にまで来て釣り?!なんて思わないでください。
フィンランド生まれの世界で有名な釣りブランド(Rapala)だってあるくらい!
現地で釣りをすることはフィンランドを感じられる一つの大きなアクティビティです。
今回は、
- どこで釣り具を揃えられるのか?
- どんな魚が釣れるのか?
- 釣りをするためのルール などなど
ツアーなんかに参加しなくともフィンランドで一人でも釣りを楽しめる方法を共有したいと思います。
フィンランドで釣りをする・まずは釣具を調達
根っからの釣り好きの方だと、コンパクトに折り畳める釣竿やリーディングを日本から持って来られる方がいるかもしれませんがそれも稀な話。
フィンランド現地で釣り道具を調達しようとは思っても情報が少なすぎて断念という場合もあります。
安く使い捨てを承知で釣り道ご購入をお考えの方は・・・
1)大型スーパーマーケットで買う
大型スーパーだとK-SupermarketやPrismaといったところ。
住所:Fredikanterassi 1, 00520 Helsinki
営業時間:月ー土曜07〜23・日曜09〜23
*Prismaは24時間営業
ヘルシンキ中央駅からだと電車で一駅「Pasila (パシラ)」という駅で下車すると大きなショッピングモールMALL of TRIPLAにつながっています。ここの1階に大型スーパーがとなり同士に並んでいるのでアクセスが簡単。
2)ホームセンターのようなチェーン店で買う
更には上記に書いた大型スーパーマーケットの隣にはClas Ohlson(クラスオホルソン)と言われるホームセンターに近いチェーン店がありますのでそちらでも釣具を少し扱っています。
このClas Ohlson(クラスオホルソン)はヘルシンキ中央駅付近にもありますので、わざわざ電車に乗ってまでと思う方にはまずこちらで釣り道具をチェックしてからでも良いでしょう。
3)ストドア用品のチェーン店で買う
こちらでは上記の1)2)よりも釣具を豊富に扱っていてアクセスも簡単。
ヘルシンキ中央駅から歩いて行ける距離なのでおすすめ。
住所:Aleksanterinkatu 9, 00100 Helsinki
営業時間:平日11〜20・土曜10〜18・日曜12〜18
フィンランドでもっと本格的な釣具屋に行きたい!購入したい!そんな方に
Kalastin(カラスティン)
ここでは釣り道具のあらゆるものがぎっしりと詰められた釣り道具専門店。釣竿やリール、ルアーや毛針から釣り専用の防水スーツまで。釣り好きの人にはたまらないお店です。
このお店ではある程度のグループが集まりさえすればフィッシングレッスンも行ってるところ。このコースは一人当たり約60ユーロです。
更に初心者から学べるフライフィッシングに必要な毛針を作るレッスンも開催しています。こちらは3時間のレッスンが4回、材料費など込みで80ユーロ。
これらのレッスンは事前に電話かメールまたはウェブサイトで問合せや登録が必要です。
住所:Eteläinen Hesperiankatu 12, 00100 Helsinki
電話:+358 (0)9-454-0805
メール:fisherin@kalastin.com
営業時間:月ー金曜10〜18、土曜10〜15
ウェブページ:https://kalastin.com/
ヘルシンキ中央駅から徒歩10分。
Schröder(シューダーアブ)
釣具以外にもナイフやレトロな洋服なども扱っているお店。ちょっとお値段高めですが、見るだけでも面白く店員さんがフレンドリーです。
住所:Unioninkatu 23, 00100 Helsinki
営業時間:平日11〜18・土曜日11〜16
ウェブページ:https://schroder.fi/
Helsinki Spey Clave (ヘルシンキ スペイクレーヴ)
フライフィッシングの道具を探すならばここは完璧な釣具屋です。毛針を自作する人にとっては全ての道具がここで揃います。お洒落な釣り衣類も揃っています。スタッフの方も知識豊富なので色々な話を聞けるのもポイントが高し。
住所:Ruoholahdenkatu 26, 00180 Helsinki
営業時間:月ー金曜10〜18、土曜10〜14
ウェブサイト:http://shop.helsinkispeyclave.com/
フィンランドで釣れる魚たち
フィンランドの水域に生息する魚は約60種類もの魚がいますが、その中でもレジャーとして釣りを楽しめる王道な魚といえばこれら4種類。
- ハウキ(Hauki)ノーザンパイク
- アハベン(Ahven)ヨーロピアンパーチ
- クハ(Kuha)パイクパーチ
- サルキ(Särki)ローチ
釣る場合は主にルアーやワームで釣る方が多いですが(特にハウキ)、
もちろんミミズなどを餌にウキを浮かせてボーッとしていても釣れる事もあります。(特にアハベン)
クハは美味しいというフィンランド人が多く、ベイエリアで狙うと良いでしょう。
ベイエリアの場所は、Laajalahti、Seurasaarenselkä、Vanhankaupunginselkä、Kruunuvuorenselkäというところでそれぞれコピーペイストしてマップ検索して自分に合ったロケーションを見つけましょう。
と言っても、これら4種類の魚ほとんどが湖でももちろん釣れます。
それも湖の底の方を狙って釣る方法なので、ルアーで釣りを楽しむ人は浮くものよりも沈むルアーを選ぶのがマル。
参考:フィンランドを代表するお魚とは?その名はノーザンパイク、ハウキ(Hauki)
その他、場所によってはもちろんサーモンも狙えますし、ブラウントラウト(茶マスとも言われる)がかかる事もあります。
フィンランドの夏終わり頃、期間限定ではありますが仕掛けで獲れるものでは、食用ザリガニやヤツメウナギが代表的です。
全体的に言えることは、雨が降っている時の方がよく釣れるということ。
暴風暴雨では釣りに向かない天候ですが、少しの雨天であればある意味「釣り日和」と言えるかもしれません。
景色が良さそうな湖でも川でも海でも釣りを楽しむことができます。
しかし、釣りにはちょっとしたルールがあるフィンランド。
フィンランドで釣りを楽しむためのルール
例え、「漁」と言われるほどでもないルアー釣りだったとしても、ライセンス(漁業管理費)が必要になってきます。
これは、フィンランドのお魚さんのために使用され、水域の自然管理などの寄付でもあります。
釣りのスタイルによって、ライセンスが不要なものもありますので、事前に自分がどんなスタイルで釣りをする予定なのか把握しておきましょう。
釣りのスタイル | 18〜64歳 | 18歳以下または65歳以上 |
リールのない餌釣り・アイスフィッシング | ライセンス不要 | ライセンス不要 |
リールのある釣り(ルアー釣り)・トローリング | ライセンス必要 | ライセンス必要 |
網漁・仕掛けによるもの | ライセンスと水域所有者の許可が必要 | 水域所有者の許可が必要 |
もし、なんらかのかたちでライセンスの提示を求められたときに「ありません」となれば、罰金として100ユーロ払わなくてはなりません。
フィンランドの釣り・ライセンス取得にかかる費用と支払い方法
もし、ライセンスが必要な釣りを予定しているのであれば、費用や支払い方法が気になりますね。
- 1日ライセンス:6ユーロ
- 7日ライセンス:15ユーロ
- 1年間ライセンス:45ユーロ
意外にもそんなに高くありませんのでご安心を。
そして、支払い方法ですが、
- オンライン(英語)https://verkkokauppa.eraluvat.fi/en/
- R-キオスキのレジで(+3ユーロかかります)
これらでライセンス取得、支払いもできますので難しくはありません。
ちなみに、このライセンスをフィンランド語で「カラストンホイトマクス(Kalastonhoitomaksu)」と言います。
根っからの釣り好きの人、初心者だけど経験してみたい人、色々な方がいらっしゃると思います。
釣りはしないけどフィンランドの釣り道具屋さんってどんなところだとうと気になる方にもぜひ、
フィンランドで親しまれている「釣り」を身近に感じられてはいかがでしょうか?
情報・引用:https://www.eraluvat.fi/
情報・引用:https://www.fishing.fi/fishing_in_finland
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)