ヘルシンキ観光のついでに市内でキノコ狩りをしてフィンランドの秋を満喫しよう!

公開日:2018年9月23日  更新日: 2019年12月04日 関連分類: 

秋のフィンランド大自然の恵みと言えばキノコです。

 

毎年9月~10月ごろにフィンランドの森に大量のキノコが生えてきます。

しかも、ベリーと違って同じ場所に頻繁に行ってもキノコがあるのがいいですね。

 

運が良ければ松茸ポルチーニに出会うこともありますよ!

 

※ブルーベリーやリンゴンベリーは一回採ってしまうと、同じ場所にしばらくはないです。しかし、キノコはほんの数日間で生えてくるので同じ場所に別の日に行くと新しいキノコに出会う可能性があります。

 

それでは、必要な準備及びヘルシンキキノコ狩りができる場所を紹介していきます。

 

 

フィンランドでキノコ狩りをするときに必要な事前準備

もちろん、キノコ狩りは森に行ってキノコを採るだけの簡単なことですが、できるだけいくつかの準備もしておいたほうがスムーズです。

 

準備物リスト

  • キノコガイドブックやアプリ
  • バスケット
  • ナイフ
  • 予備用ビニール袋や布の袋
  • 野外用服装

 

フィンランドのキノコの種類がとても多く、毒キノコも多いので、食用可能のキノコを識別するにはガイドブックアプリが必要です。

フィンランドの本屋(Suomalainen Kirjakauppaなど)で一冊15~20ユーロ程度のキノコガイドブックが販売されています。

アプリは検索してみるとたくさんあります。

 

バスケットは取ったキノコを入れるための容器で、野生のキノコは一般的に水気がついて少し粘りがあるため、ビニール袋は容器として向かないです。

ナイフがあると見つけたキノコを簡単に切り取れます。

 

また、湿気のある森に踏み込むのでフィンランド人はよくひざ下に達するゴム製の長ブーツを履いていきます。それだけ靴が濡れやすく汚れやすいのでご注意くださいね。

 

 

ヘルシンキ中央公園でキノコ狩り!

ヘルシンキの市中心から北方向に向かってとても広い緑地(森)が繋がっており、広がっています。

この広大な緑地がヘルシンキ中央公園です。

 

特にヴァンター市に隣接する北部の広い森には四つの森林保護区(Pitkäkoski落葉樹森林保護区、Haltiala原始林保護区、Niskala樹木園保護区、Ruutinkoski落葉樹森林保護区)があり、ヘルシンキ市内で最も広くて原始的な森です。

この広い森にも毎年の秋に大量なキノコが出てくるでしょう。

 

市中心からアクセスがとても便利で、ヘルシンキ中央駅横の広場からバス66番に乗車し、乗車時間約34分で終点のKuusmiehentieで下車すぐです。

 

 

 

Uutela自然公園

Uutela自然公園はヘルシンキ市の東側に位置し、海岸沿いの森です。

西側にVuosaariエリアの住宅団地があり、東側にヘルシンキの工業用の大きいな港があります。

 

規模が小さいですが、Sakata歴史農場もあるので、ついでに覗いてみるのもいいですね!

 

Uutela自然公園まではヘルシンキ地下鉄に乗車し、最も東側にあるVuosaari駅に下車し、徒歩30分です。

 

 

 

Mustavuori自然保護区

Mustavuori自然保護区もヘルシンキ市の東側に位置する森で、上記のUutela自然公園より4キロほど北の場所にあります。

Mustavuoriはフィンランド語で「ブラックマウンテン」という意味をしており、なんだか神秘な雰囲気に包まれていますよね。

 

Mustavuori自然保護区は現在ヘルシンキ市内の重要な自然保護区の一つで、南側には細長い溝のような地形があり、森もしくは岩場に覆われています。

その中にも一次世界大戦時に使われた「Krepost Sveaborg要塞」から残された大砲を運ぶトンネル遺跡も見れます。

 

Mustavuori自然保護区まではヘルシンキ地下鉄に乗車し、Mellunmäki駅で下車し、徒歩約30分です。

 

 

 

ViikkiとVanhankaupunginlahti湾岸自然保護区

ViikkiとVanhankaupunginlahtiはヘルシンキ市内にあるヘルシンキ中央駅から北東約6キロの距離にあるエリアの名前です。

Viikkiにはヘルシンキ大学のキャンパスがあり、Vanhankaupunkiエリアはアラビア旧工場敷地から遠くない場所にあります。

 

このViikkiエリアとVanhankaupunkiエリアが囲む湾岸エリアはヘルシンキ市最も重要な自然保護区の一つです。

特に野鳥が多く生息し、湿原エリアには多くの生物に構成された豊かな生態系が存在しています。

別記事でご紹介した「Lammassaari島」もこのエリアにあります。

 

ヘルシンキ中央駅からバス78番に乗車し、Viikin tiedepuistoバス停で下車し、徒歩約20分です。

 

 

 

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