島に着いた3人のニョロニョロは島に上陸し、島のてっぺんに立っていました。
ムーミンパパも島に上陸したが、島全体が大量且つとても小さい赤いくもに覆われていることに気づき、とても気持ち悪くなって自分が先にボードに戻りました。
手を振るしか反応のないニョロニョロと謎な白樺の皮の巻物
暫くしたらニョロニョロが戻り、再び出航しました。
ムーミンパパは焦って怒った口調でニョロニョロに返事を求めたが、ニョロニョロは手を広げるだけで、何の返事もありませんでした。
ニョロニョロ達が白樺の皮の巻物を見つけました。
しかし、その巻物に何も書かれていないし、何か特別ということもありません。
一体この木の皮の巻物はニョロニョロにとってどんないみがあるでしょうか。
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ニョロニョロからどうしても返事もらえないが、同じボートに乗っているムーミンパパは3人のニョロニョロに少しの仲間意識が生まれました。
あるとても暑い日に、夕方近くなるとムーミンパパは夕立が来そうな感じがしました。
ムーミンパパはいつも夕立が来るとすごく興奮します。
遠くの沖に巨大なウミヘビが鼻を鳴らしながら転げ回っていました。
しかし、彼らはニョロニョロを怖がっているようで近づいてきませんでした。
大量なニョロニョロに遭遇!?
暫くしたら、もやの中からたくさんのボートとたくさんのニョロニョロが出てきました。
7人乗っているボート、11人乗っているボート、5人乗っているボートが全て同じ方向に向かって進んでいます。
海はボートで埋まりました。
みんなが木が一本もないし、高い断崖もない、低い岩礁の島ほうへ向かって進んていました。
ニョロニョロはみんな上陸しました。
ムーミンパパと一緒にボートを乗った3人のニョロニョロも上陸し、一瞬にして姿が見えなくなりました。
ムーミンパパは急いで探したが、ニョロニョロはみんな似ていてどうしても見つかりませんでした。
全てのニョロニョロが島に集まると、突然全員赤い目でムーミンパパに向かいました。
ムーミンパパはニョロニョロ達が戦争する気だと思い、戦う構えをしました。
しかし、ニョロニョロは一人ずつ寄ってきてお辞儀をするだけでした。
夕立、稲妻と神秘なニョロニョロたち
夕立雲が高く空に昇り、近くの海で稲妻が光り、ニョロニョロは島の中央に集まり、夕立雲を待ち受けていました。
稲妻が光るたびに一人または一人と小さい電球みたいに光り始めました。
※写真は書籍より撮影して引用:『ムーミン谷の仲間たち』講談社、トーベ・ヤンソン/作・絵、山室静/訳、1990年発行
夕立雲がぐんぐん近づき、ムーミンパパが手に弱い電気ショックを感じた時、空気中に雨が混じっていました。
その時、ムーミンパパは思いました。
「いけない。ぼくはいったいどうなるんだ?僕はニョロニョロじゃない、ムーミンパパなんだ。何をこんなところでしているんだ?」
ムーミンパパは周りのニョロニョロを見渡し、ニョロニョロに命を吹き込むには大夕立だけができることがわかりました。
ニョロニョロは素晴らしい自由な生き物だと考えたが、そうでもないと思いました。
彼らは喜ぶことも失望することもない。誰かを好きになることも怒ることもない。誰かの誕生日を祝うこともなければビールを飲みすぎて後悔することもないと思います。
「ぼく、家に帰るよ!すぐに出発するよ!」と言いました。
ムーミンパパは突然悟ったのでした。
家にいても、本当のパパがそうあるべきほどには、自分は十分自由で冒険好きでいられるのだ、と。
商品ページ:木製ツボ押し(マッサージ器) :ムーミンパパ / ISOISÄN PUULELUT/ フィンランド 北欧
スニフとセドリックのこと
ある日、スニフはひどく落ち込んでいました。
彼がムーミンの話を信じて自分の大好きな犬のおもちゃ「セドリック」をガフサ夫人の娘にあげてしまいました。
ムーミンはスニフに「本当に好きなものを人にやったら10倍にもなって帰ってくるよ」と言ったからです。
夜になってもスニフは眠れなくて川沿いに歩いたらスナフキンのキャンプ地に辿り着きました。
スナフキンはスニフを見て自分のお母さんのおばさんの話を始めました。
※写真は書籍より撮影して引用:『ムーミン谷の仲間たち』講談社、トーベ・ヤンソン/作・絵、山室静/訳、1990年発行
「昔にある女がいた。彼女には子供がいなく、常にものを大切にし、生活に不自由がなかった。少しつまらなく感じるが」
「ある夜に彼女は骨付きカツレツを食べていた時、大きいな骨を飲み込んでしまった。その時からどうもお腹の調子が悪く、数日経っても治らないから医者に訪ねてみると、この骨を取り出すことができないと言わたんだ。」
「おばさんはもう長く生きられないと悟り、医師に確認したら、あと2~3週間ほどと言われた。」
それから彼女は考えました……
続く。
※参考書籍:『ムーミン谷の仲間たち』講談社、トーベ・ヤンソン/作・絵、山室静/訳、1990年発行
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)