ヨーロッパやフィンランドでクリスマスを過ごすなんてとてもロマンチックですよね。
しかも12月25日くらいでしたら、日本では年末休暇に入る人もいますので、年末年始の休暇を含めてヨーロッパ旅行に出るの人も多いでしょう。
しかし、同じクリスマスとはいえ、ヨーロッパ、フィンランドのクリスマスと日本のクリスマスはやはり全然違います。
日本のクリスマスのイメージを持ってヨーロッパに来てしまうと、がっかりしたり、様々な不便を強いられたりするかもしれないのでご注意ください!
この記事では現在フィンランドのヘルシンキ在住の筆者の経験に基づき、ヘルシンキでクリスマスを過ごす時に注意したほうがいいことをご説明します。
クリスマス前は賑やか、クリスマス当日は静か
日本ではクリスマスがほとんど「商戦」に直結され、多くのショップ、デパート、販売業者は10月末のハロウィーンの翌日からクリスマスらしい商品の陳列や装飾をはじめています。
そのため、日本でクリスマスを迎えると、「ショッピング」「町に出かけて楽しむ」というような雰囲気になりますよね。
クリスマス前のヘルシンキはとても賑やか
しかし、フィンランド、ヘルシンキのクリスマスは全然違います。
キリスト国家のフィンランドでは、多くのヨーロッパ国家と同じようにクリスマスは一年の中で最も重要な祝日です。
雰囲気と慣習的に日本の正月に似ています。
もちろん、クリスマス前には商戦が行われるのはフィンランドでも同じです。
しかし、それは「新しい年を迎えるため」というような気持があり、「家族と一緒に楽しくクリスマスを過ごすために家をきれいに飾る」という文化があるからです。
そのため、クリスマス前に家にある古くなって使えなくなったものを買い替えたり、クリスマスツリーを飾るものを調達したり、家族や友人へのクリスマスプレゼントを選んだりするため、町中に活気が溢れます。
ヘルシンキでは一般的に11月中旬から12月20日前後までがショッピング、商戦、クリスマスマーケット開催の時期になります。
様々なイベントも開催されますので是非ご参考ください。
参考:2018ヘルシンキの様々なクリスマスマーケットを回ろう!
参考:2018年セウラサーリ島クリスマスパース ヘルシンキのクリスマスイベント
参考:ヘルシンキのクリスマスマーケット:Tuomaan Markkinat
参考:ヘルシンキ中央図書館2018年12月5日オープン!オープンイベントもたくさん!
クリスマス期間中のヘルシンキはとても静か
フィンランドのクリスマスは家族団らんの祝日です。
毎年の12月24日~25日はほとんどすべてのお店、レストラン、観光地は閉まります。
ヘルシンキでは、市民の足である公共交通手段の電車、バスでも運航しない時間帯があります。
2018年のクリスマスでは、クリスマスイブの24日にKirkkonummi、Kerava、Sipooなどヘルシンキ郊外へのバスは午後4時に終わります。
他のバスや電車は日曜日のダイヤで運行します。
クリスマスの25日の公共交通手段は11時まではとくに運行されません。
11時からは日曜日ダイヤで運行が始まります。
ボックシングデーの26日は終日日曜ダイヤで運行します。
24日の夜~25日営業する場所は恐らく僅か数軒の24時間スーパーと病院、警察くらいのところでしょうね。(ホテルや空港などは営業されますが)
ヘルシンキ在住の筆者は家族がフィンランドにいないため、クリスマスは基本的に家で過ごします。
過去数年の経験からいうと、一回は家で修士論文を書いていました。もう一回は旅行でフィンランドにいませんでした。3回目は家で仕事していました(笑)
たとえフィンランド人の友人がいるにしても、日本の正月に友達をあまり家に招待しないことに似たような感覚でクリスマスにフィンランド人の家に邪魔することも少ないです。
フィンランドでは、クリスマスはやはり家族で過ごすか、親戚と一緒に楽しむことが多いですね。
フィンランドのクリスマスを見たい方は是非クリスマスの前に来られたほうがいいですね。
クリスマスイブとクリスマス当日は見ることがほとんど何もなく、観光地もほとんど閉まっているのでご注意くださいね。
関連記事
外出・旅行がより楽しくなるアクセサリー
外出や旅行をする時に「サイズが小さい」「色んなシーンに似合う」「フィンランドデザイン」「自然木材」のピアスアクセサリーはいかがでしょうか。
ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)