こんにちは、スタッフのりさです。
コロナも、日本でもその名称が「コロナウイルス感染症2019」に変更になるなど少しずつ落ち着きを見せ、海外旅行に行かれる方も増えてきました。
そんな中、フィンランド含むヨーロッパ旅行をご検討の皆様はすでに、小耳に挟んだかもしれません。
今回は、2023年11月より適応される ETIAS(エティアス)という欧州旅行の事前審査システムについてみていこうと思います。
(※ なお、このトピックについては未発表の部分が多々あるため、今後こちらの記事を更新する形で情報をご提供できたらと思っています。)
もくじ(クリックして目的の項目に飛べます)
ETIAS(エティアス)とは?その導入目的は?
そもそも、ETIASとは?という話なのですが、省略を元にもどしてみると、
European Travel Information and Authorisation System
欧州渡航情報認証制度
となります。
EUへの入国希望者が安全な人物なのか、EUに向けて出発する前に審査されるシステムです。
オンラインで完結し、ほとんどの場合申請当日に完了するそうです。
すでにアメリカやカナダでは、ESTAやeTAとして導入されており、そのヨーロッパバージョンということになります。
ETIASの導入は、ヨーロッパ各地での犯罪やテロを未然防止するということが大きな目的となっています。
ETIASに加えての空港での入国審査ですので、さらに厳重審査になるということですね。
グローバル化が進み、今ではあっという間に他の国に行けてしまう今日この頃。
実にさまざまな可能性が広がったと同時に、場合によっては広がってしまったという言い方もできてしまいます。
グローバル化をポジティブなものとしてキープしていくためには、やはり平和や安全をいかに守っていくかが大事になってきますね。
入国にETIAS申請が必要な国
入国するためにETIAS申請が必要な国は以下の27カ国となっています。
アイスランド、イタリア、オランダ、エストニア、オーストリア、ギリシャ、クロアチア、スイス、スペイン、スロバキア、スウェーデン、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フランス、フィンランド、ベルギー、ポルトガル、ポーランド、マルタ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルグ
例えば、フィンランド旅行後にイタリアなど他のEU加盟国へ行く、もしくは乗り継ぎの際は、最初に入国するEU加盟国で入国審査が行われ、次の国での入国審査は不要となります。
その他、バチカン・モナコ・サンマリノ・アンドラなども必要。かつ、これからシェンゲン協定への換入が予定されている国々でもETIAS申請が必要になる予定です。
イギリス、アイルランドに行く場合はETIAS申請は不要ですが、乗り継ぎなどで他のEU国行く場合はETIAS申請が必要です。
申請対象者は?
そしてこのETIASの対象者は、EUでビザなしで旅行できるEU以外の国籍の人、つまり我々日本人はガッツリ当てはまります!
その中でも、90日以内の、観光や短期ビジネスや短期留学が目的の人。
つまり、長期留学や就労や結婚などの90日を超える滞在は今まで通り、それに適切なビザ申請が必要で、ETIASの申請はいりません。
なんだか複雑…?なのでひとことで言うと…!
EU圏内に旅行する日本人は全員、ETIAS申請をする ということです。
・・・日本のパスポートって最強だから観光にビザいらないんじゃなかったっけ・・・?
そうなんです、ETIASはビザではありません!なので、大使館に行って指紋をとって何週間も発行を待つなんて必要はなく、問題なければオンラインで当日に申請・承認が終わります。
それではEU旅行者全員が申請しなくてはならないETIAS、どうやって申請するのか、次にその方法を見ていきましょう。
申請方法・時間
まず、18歳〜70歳の申請には7ユーロかかります。それ未満、それより上は無料となる予定です。(確定ではありません。)
ただ、お金がかかると言っても、有効期限が一度の申請で3年間もあるのでそれほど大きな出費にはならないと感じます。(その有効期限中にパスポートの期限が切れた場合はETIASも申請し直し。)
申請方法自体はオンライン完結なのでそんなに複雑ではなさそうです。
①まず下記の3つを用意します。
- 有効なメールアドレス
- 有効なパスポート(ICチップ搭載のもの、期限要チェック)
- クレジットカード(またはPaypalも可。※ Paypayではありません ※)
②ETIASの申請WEBページ(まだ公開されていません)を開き、下記の情報を入力する。
- 申請者の基本情報
- パスポート情報
- 連絡先
- 滞在先に関する情報
- 適格性の質問(犯罪歴や病歴など)
- 決済情報
※ これらの入力必須情報はまだ確定されたものではありませんのでご了承ください。
③決済完了が確認された時点で認証過程がスタートし、認証を待ちます。
認証が終わると連絡先として入力したメールアドレスに結果が届きます。
待ち時間の目安としては、ほとんどの人は当日中に完了しますが、入力内容に再審査に該当する項目などがあると96時間から最大4週間ほどかかるとのことなので、旅行が決まったら可能な限り早めの申請が推奨されています。
④入国の際に空港でパスポートなど入国必要書類と一緒に提示します。
もしかすると、出国時に日本の空港でも提示を求められるかもしれませんね。
その他
もし審査結果が「渡航認証拒否」となってしまった場合は、ETIASでの渡航はできないので、該当の大使館などでのビザ申請が必要になります。
最期に
いかがでしたか?
料金や空港での提示方法など、今回はまだまだ未確定な部分も多い記事となりましたが、着々と2023年11月ごろの適用に向けて準備がすすめられているようです。
フィンランド旅行にも関わってくるこちらのETIAS。
今後、こちらの記事を更新する形で皆様にお知らせしていきたいと思っているので、ぜひご確認ください!
また、インスタグラムの方でも現地の情報などを日々発信しているので、そちらもぜひご覧ください^^ それでは!
参考:EU公式サイト(英語)
関連記事
外出・旅行がより楽しくなるアクセサリー
外出や旅行をする時に「サイズが小さい」「色んなシーンに似合う」「フィンランドデザイン」「自然木材」のピアスアクセサリーはいかがでしょうか。
ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)