※スポンジワイプ :スムージー / More Joy / フィンランド 北欧
スポンジワイプはフィンランドやヨーロッパの家庭に浸透してとても普及している生活道具ですが、日本ではまだまだ浸透していないようです。
しかし、スポンジワイプがヨーロッパで普及しているには理由があります。
どういうところが使いやすいのか、どういうふうに人々に必要とされているか、どういう機能性、メリット、ディメリットがあるのかなどなど様々な理由や情報について、今回の記事で5つの部分に分けてまとめてみました。
家事をよくされる方には是非ご参考にして頂きたいと思います。
スポンジワイプとはどういうもの?
スポンジワイプは日本でキッチンタオル、スポンジクロス、キッチンワイプという名前も持ち、「セルロースとコットン」が原材料で北欧で開発された「水拭きの専門家」となる家庭アイテムです。
セルロースは植物の細胞にある物質であり、紙との性質がとても近いです。
しかし、紙は水を吸い取る力が高いですが、水に触れるととてもやぶりやすい状態になります。
このような問題点を克服するため、「コットン」を混合してできたのがスポンジワイプです。
スポンジワイプはセルロースの強い吸水力を持ちながらコットンの強度も持ち合わせるため、綿のふきんよりも吸水力が高く、紙よりも強度が強いわけです。
通常は手のサイズの四角形で販売され、薄さが5mm程度で、乾燥した状態では段ボールのような硬さですが、水につけると濡れたタオルと濡れたティッシュの中間のような硬さや触感になります。
参考記事:何が違う?キッチンタオル、キッチンクロス、キッチンペーパー? スポンジワイプ、スポンジクロス、キッチンワイプ?
参考記事:スポンジワイプを使ってみました!気になる使い方を紹介
※スポンジワイプ :レッドワイン・アンド・ディナー / More Joy / フィンランド 北欧
スポンジワイプの機能性とメリットとは?
スポンジワイプの最も強力な特徴は吸水性です。
吸水性はどういう意味で使いやすさに繋がるかというと、「液体を1回の拭きできれいに拭き取れるかどうか」です。
綿や合成繊維のふきんの場合は、吸水力はトップレベルではないため、1回の拭きではきれいに拭き取れないかもしれませんが、スポンジワイプはその強力な吸水性を持って多くの場合は一回の拭きできれいに拭き取れます。
ただでさえ多い家事をこなさなければいけない人にとっては実にとても使い勝手が良くて効率が良いアイテムです。
吸水性能に関する実験を実際にやってみても一目瞭然ですが、10グラムの重さを持つスポンジワイプは自重12倍の120グラム以上の水を吸収することができ、実に綿のふきんの2倍以上の吸水力です。
これは正に「セルロース」の力です。
液体に触れる瞬間に紙のように瞬時に水を吸収するので通常の綿や合成繊維のふきんよりも早く、きれいに水や液体を拭きとることができます。
このセルロースの力によって市販の多くのふきんよりも早く、楽に、きれいに液体や水を拭き取ることができます。
参考記事:北欧やドイツで60年以上愛用されるスポンジワイプ(キッチンワイプ)の威力!
スポンジワイプのもう一つのメリットは地球環境にやさしいことです。
完全に自然で、化学合成物質を使用しないスポンジワイプは使用後に大自然の力によって自然分解されることができ、大自然に対しても毒素を残しません。
製品がそうですが、製造過程も実に環境にやさしいです。
製造プロセスには環境に有害な化学物質、薬剤などをしようしないため、他の種類のふきんの生産に使われる漂白剤などもしようしないので、生産から使用、廃棄まで環境にやさしい製品です。
参考記事:スポンジワイプはなぜ環境にやさしいのか?
参考記事:エコでおしゃれな北欧ふきん「土へ還るスポンジワイプ」
スポンジワイプを使った日本人の消費者の実経験
スポンジワイプには強い機能性とメリットがある反面、スポンジワイプにもいくつかの欠点があります。
その一つは乾燥した際の形ですね。
上述のように、紙と同じ成分であるセルロースを使っているので、スポンジワイプは乾燥すると形が曲がります。
この形に違和感を感じる人が多いようです。
また、価格も一つの問題ですね。
消耗品であるふきんですので、効率、使い勝手と価格のバランスもなかなか難しい問題です。
他にも日本の消費者が実際にスポンジワイプを使ってみてわかったことが下記参考記事にまとめてありますので是非ご参考ください。
参考記事:スポンジワイプのメリットとデメリット:人々の実使用経験とレビューをまとめた!
スポンジワイプはどこから出てきたの?
スポンジワイプの誕生は実に面白い歴史背景があります。
スポンジワイプは二次世界大戦期間中にスウェーデンで生まれました。
当時戦争で多くの物資が不足していたため、あるスウェーデンの化学エンジンニアは手に入りやすい材料で新しいキッチンクロスを作れないかと試行錯誤で試していました。
それで最後にセルロースとコットンを混ぜて作り出したのが今我々が使っているスポンジワイプです。
このスポンジワイプ1枚を繰り返して使うだけでトイレットペーパー17ロール分の拭き作業ができるのです。
この新しい素材によって自重の17倍に達する吸水力を持つアイテムがヨーロッパや西洋世界で普及し、2009年に生産量が220万枚にも達しました。
参考記事:スポンジワイプってどこから?その生まれの歴史からスポンジワイプを知る!
※スポンジワイプ :サイレントナイト / More Joy / フィンランド 北欧
スポンジワイプと他のキッチンアイテムの違い
特徴、機能性、素材、サイズなどによってスポンジワイプは他のキッチンアイテムと使い分けするとキッチンの片付けなどはより効率的にできるでしょう。
吸水性がダントツに高いスポンジワイプは水回りの掃除に強いです。
お皿拭きには吸水性が良好で、速乾性が高く、耐久性も優れ、毛糸も立ちにくいリネン製キッチンタオルが使いやすいでしょう。
手拭きには触感が柔らかくて、強度も乾燥性も良い綿製のタオルがいいですね。
環境にやさしくなく、吸水性もいまいちで、低価格以外に目立つ特徴のない化学合成ふきんはお薦めできませんね。
参考記事:北欧リネン製キッチンタオルと北欧スポンジワイプってどう違います?使い分けには?
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お薦めの北欧スポンジワイプ
是非水回り、テーブル拭きなどにご活用頂きたいです。
ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)