スポンジワイプはなぜ驚異的な吸水力を持つのか?

公開日:2017年7月11日  更新日: 2018年12月03日 関連分類: 

【写真(当店製品):More Joy社 スポンジワイプ カラフルスパイス

 

日本ではまだ馴染みの少ない「スポンジワイプ」ですが、実はヨーロッパで既に広く普及し、一般家庭では必ずどの家でも使っていると言っていいほどの定番アイテムになっています。

 

スポンジワイプの特徴と言えばやはりその「強力な吸水力」です。

 

 

スポンジワイプの吸水力は綿の2倍

当店の実験では、同じ10グラム前後の重さを持つ「スポンジワイプ」「百円ショップにある綿のふきん」と「百円ショップにある人工繊維のふきん」で吸水力を比べてみた結果、下記の通りとなりました。

 

  • スポンジワイプ:125ミリリットル
  • 綿ふきん:61ミリリットル
  • 人工繊維ふきん:76ミリリットル

 

スポンジワイプは綿のふきんの倍以上の吸水力、人口繊維ふきんよりも遥かに高い吸水力を有することがわかりました。

 

 

※その検証ビデオはこちら:

 

 

スポンジワイプって海綿?どんな素材?

「スポンジワイプ」という言葉を英語から直訳すると「海綿拭き」です。

 

「スポンジ/海綿」という単語が呼称に使われていますが、海綿素材は全く使用されていません。

素材は「セルロース」と「コットン」だけです。

 

コットンはお馴染みの綿ですが、セルロースは「繊維素」というもので、植物繊維の構成単位です。

そのため、「繊維の素」と呼ばれているでしょうね。

 

 

 

 

 

 

実は、綿や麻の繊維の構成単位もこの繊維素(セルロース)になります。セルロースは主に植物の細胞壁に存在し、植物体の1/3はこのセルロースに構成され、世界で最も多く存在している種類の炭水化物とも言われています。

 

繊維素は基本的に木材パルプや綿から抽出され、作られています。使用目的は色々ありますが、主に紙、紙ボードや段ボールの製造に使われています。

 

スポンジワイプの素材はこの「セルロース」と「コットン」の混合物になります。

 

 

 

 

なぜスポンジワイプの吸水性が桁違うほど高いのか?

スポンジワイプの吸水性が強い理由はまさにその素材である「セルロース」と「コットン」にあります。

 

 

コットン(綿)の繊維は中空構造で吸水性と通気性、速乾性が高いのが特徴です。また、柔らかくて肌触りがいいのも良く知られています。

コットンだけでも吸水性がいいですが、スポンジワイプ程驚異的に吸水性を向上させたのはセルロースです。

 

 

セルロースには「高い親水性」を有しています。

 

つまり、水はセルロースを好んで近づいてくる特性があります。

それはどういうことかというと、紙を水につけるとどうなるかわかりますよね?

紙が水を吸い取ってびしょびしょになることを見たことありませんでしょうか?

 

そうです!紙は水を弾くことなく、吸い取ってしまうのです。

これがまさに紙の原材料セルロースの特性です。

 

 

 

 

さらに、セルロースの塊には「多孔質構造」を有し、「毛細管現象」によって水を吸い取りやすくなります。

なぜセルロースが多孔質構造を持っているかというと、その秘密は製造のプロセスやテクニックにあります。

 

セルロースとコットンの混合成型プロセスに、「塩」が使われています。

塩が固体の状態で混合され、成型した後に塩が溶かされて流されるので、塩の粒が取っていたスペースが中空となり、多孔質構造ができるわけです。

 

このセルロースの親水性特性と多孔質構造を用いたからこそスポンジワイプの吸水性がコットンのふきんより一段と高くなっています。

 

 

ここまで読んでくれた方がこのように思われるかもしれません:「じゃ、スポンジワイプも紙みたいに水を吸い取ったらボロボロになりやすくなるんじゃないの?」

 

紙のように水に触れたらすぐに強度が下がってしまうことを防ぐために使ったのがまさにコットンです。コットン(綿)が水を吸い取ると強度が上がりますので、まさにセルロースの欠点を補うことができます

 

 

このように「セルロース」は「強力な吸水性」、「コットン」は「基本的な吸水性と高い強度」を持ち合わせ、家の水回りで高い機能性を発揮するスポンジワイプが出来上がるわけです。

 

 

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お薦めの北欧スポンジワイプ

是非水回り、テーブル拭きなどにご活用頂きたいです。


 

参考情報

http://www.toraytechno.co.jp/technical_information/pdf/0302.pdf
http://dtp-bbs.com/road-to-the-paper/paper/about-paper-006-2.html
http://www.toishi.info/sozai/textile/cotton.html

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