スポンジワイプってどこから?その生まれの歴史からスポンジワイプを知る!

公開日:2017年7月28日  更新日: 2018年12月02日 関連分類: 

【写真(当店製品):スポンジワイプ :ブルーベリーライム / More Joy / フィンランド 北欧

 

スポンジワイプ」は、その驚異的な吸水性と拭き道具としての使いやすさで名が知られていますが、そもそもどこ生まれでどのように作られているかという話はほとんど知られていませんよね?

 

 

まずはその名前について、「スポンジワイプ」という呼び方は実に日本だけ使っています!

 

※本文中の「スポンジワイプ」は「セルロース70%とコットン30%混合素材」のもののみ指します。

セルロースに関してはこちらの記事をご参考ください:「スポンジワイプはなぜ驚異的な吸水力を持つのか?

 

海外では「ディッシュクロス」「キッチンクロス」もしくは「スポンジクロス」などの名前で呼ばれています。

 

 

スポンジワイプの生まれ

スウェーデン南部の町ノルヒェーピングに住む化学エンジンニアである「Curt Lindquist」が既存の綿タオルの吸水性より優れるものを作りたくて開発を続けていました。

 

Curt Lindquistはストックホルム生まれで経済とエンジンニアの学歴を持ち、卒業後繊維製品会社に就職し、その後会社の移転によりノルヒェーピングに移住。

 

その当時、彼は何か新しいキッチンクロス(キッチンで使用する布製品)として不織布を新たに開発できないかと考え、自宅のキッチンでミンチ肉を作る機械を活用し、様々な素材を用いて色々な実験を行った上、1949年にこの「セルロースをベースにコットンで強化した新素材(セルロース70%とコットン30%混合)を開発しました。

 

 

驚くことに、この新しい素材は自重15倍の水を吸収することができ、200回以上再使用することができます。

その高い吸水性の理由は「多孔性構造」にあります。スポンジワイプの中に無数の小さい穴が入っていますので、これらの穴によって吸水性能が極端に向上したのです。

 

このスポンジワイプ一枚を重複使用することでトイレットペーパーを17ロール分の拭き作業ができます。

 

しかも通常のスポンジより乾燥が早いとか。

 

 

 

 

Curt Lindquistはこの驚異的な素材を家での実験から工場での大量生産化に移すことにも成功し、特許としても登録されました。

 

 

話を戻してしまうと、実は二次世界大戦のごろにCurt Lindquistは既にキッチンクロスの開発に尽力していました。

その時代に周囲国の戦争の関係でスウェーデンにも物資が非常に欠乏していました

 

そのような環境で彼は手に入りやすい素材で何とか新しいキッチンクロスを作れないかと考え、セルロースを加工した素材であるビスコースを原材料に数種類のキッチンクロスを開発してみましたが、全部が高い機能性を持つわけではありませんでした。

しかし、その中の一種類が現在のスポンジワイプの前身となりました。

 

 

※「スポンジワイプ」がドイツ発という説もありますが、実はCurt Lindquistが所属していたスウェーデンの会社が1990年にドイツの会社に買収され、スポンジワイプが「ドイツ発」と言われるようになったと推測します。

 

 

 

スポンジワイプの発展

Curt Lindquistは自分が開発した新素材を自分の働いている会社で製品化し、2年間の歳月をかけて「Wettex(ウェッテクス)」という製品がようやく世に出ました。

 

1990年にドイツの会社に買収され、販売ネットワークの拡大に伴い、スポンジワイプはよりヨーロッパやアメリカに普及していきました。

 

 

開発60年後の2009年に生産量が年間220万枚という驚異的な記録に達しています。

 

現在はアジア諸国にも拡大し、日本でも家庭の重要アイテムになりつつあります。

 

 

【写真(当店製品):More Joy社 スポンジワイプ ツリーアンドハート

 

 

北欧デザインのスポンジワイプ

スポンジワイプ最初の数十年はその「機能性」で注目を浴び、普及しました。

 

1999年にスウェーデンのデザイナーがこのスポンジワイプはもしかしたらデザインの素材としていいものなのでは?と気付き、数十人のデザイナーがスポンジワイプにデザインを加えることを始めたわけです。

 

 

現在フィンランドでもフィンランド自分のデザイナーを用いて完全フィンランド生産、フィンランドデザインのスポンジワイプを作って輸出しています。

 

 

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お薦めの北欧スポンジワイプ

是非水回り、テーブル拭きなどにご活用頂きたいです。


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