フィンランド第二の都市タンペレってどんな町?

公開日:2019年1月7日  更新日: 2022年11月04日 関連分類:

 

フィンランドの国土が広く、人口が少ないですが、多くの都市がフィンランド中に点在しています。

 

 

最も大きいな都市圏は首都ヘルシンキの都市圏で、全体100万人を超えています。

その次に大きい都市圏はフィンランド中南部内陸にある「タンペレ都市圏」で、人口40万弱です。(全国でも550万人しかいないので)

北欧でも内陸の町として北欧最大規模です!

 

 

単一の地方自治市としてみても、タンペレ市はヘルシンキ市とエスポー市に次ぐ3位人口多い市です。

ちなみに、エスポーはヘルシンキ都市圏内の自治体です。

 

 

タンペレには様々な観光スポットがあり、湖水地方に位置するため、広大な森と湖にも囲まれ、フィンランドの大自然を体験するには最高な場所の一つです。

 

この記事ではタンペレの観光地や特徴などをまとめてご紹介します。

 

 

 

 

フィンランド屈指の工業都市のタンペレ

タンペレはフィンランド最も重要な工業都市といっても過言ではありません。

 

タンペレは南北に二つの湖に面しており、二つの湖の水面高低差が18メートルあるため、水位差を利用した水力発電がタンペレが工業都市として発展するに最高な条件を与えました。

 

 

早期タンペレの発展は紡績工業の発展ととても緊密な関係がありました。

特に当時北欧最大の工場を持つフィンレイソンがタンペレにあるため、フィンレイソンの従業員がタンペレ市民の大半を占めていたほどです。

 

 

今タンペレに行くとあっちこっち多くの煙突が見れます。

正に過去の工業都市の姿がそのまま残されています。

 

工業都市であるタンペレもフィンランドの「労働者」を代表していました。

労働者運動の多くがタンペレで行われていたのです。

 

 

現在タンペレでは伝統工業も姿を変え、IT産業や機械工業などが盛んでいます。

 

 

 

 

タンペレの著名な観光地

タンペレには多くの観光地があります。

全部回るには1~2日間かかるでしょう。

 

 

まずはムーミンファンが絶対に見逃せないムーミン美術館です。

2017年にレニューあるオープンしたので、展示が新しくとても面白いです。

 

参考記事:ムーミン谷博物館(Moomin Museum)

※市中心部徒歩圏内。

 

 

 

 

タンペレ駅から徒歩7分で行けるタンペレ大聖堂は中世の雰囲気が味わえ、花崗岩で作られたタンペレの代表建築物です。

 

参考記事:タンペレ大聖堂(Tampere Cathedral)

※市中心部徒歩圏内。

 

 

タンペレと言えば見逃せないのはフィンレイソン工場敷地とTammekoski川の川沿いエリアです。

かつて北欧最大の工場であるフィンレイソン工場ですが、現在は既に持ち主が変わり、保険会社が所有し、生活娯楽施設に生まれ変わっています。

 

また、フィンレイソン工場敷地からすぐ隣からTammekoski川の川沿い公園で散策し、市中心に向けていくのもとてもきれいなルートです。

 

参考記事:Koskipuisto川辺公園、フィンレイソン複合施設、フィンレイソンアウトレット

※市中心部徒歩圏内。

 

 

 

 

もう一つとても名高い場所が「ドーナツ展望台」です!

 

フィンランドで最もおいしいドーナツが食べれるのが有名だそうで、展望台からはタンペレを一望できるので、とても人気な観光スポットです。

 

参考記事:プーニッキ展望台とドーナツカフェ(Pyynikki observation tower cafe)

※少し郊外。バスもしくは徒歩30分。

 

 

また、タンペレ市中心から遠くない湖沿いの場所にもフィンランドの絶景が見れる公衆サウナがあります。

フィンランドのサウナを楽しみつつ、絶景を見て湖で泳ぐ体験ができるのでお薦めです!

 

参考記事:タンペレお薦めサウナ:ラウハニエミ公衆サウナRauhaniemen Kansankylpylä

※少し郊外。バスもしくは徒歩30分。

 

 

 

 

他にパンケーキやクリスマスマーケットもご参考ください。

 

参考記事:タンペレのクリスマスマーケットTampereen Joulutori

参考記事:タンペレのお薦めカフェ・パンケーキTampereen Vohvelikahvila

※市中心部徒歩圏内。

 

 

是非フィンランド内陸の町タンペレを訪ねてみてくださいね!

 

 

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