フィンランド寝具の老舗フィンレイソン

公開日:2017年10月27日  更新日: 2018年06月13日 関連分類:  

北欧デザインとして名高いフィンランドにはいくつかのデザインブランドが存在しています。

 

洋服中心のマリメッコ、陶磁器やガラス中心のイッタラ、家具のアルテックなどがその代表だと言えるでしょう。

 

寝具などの家庭用織物製品に関しては、フィンレイソンは業界を君臨していると言っても過言ではないかもしれません。

 

 

 

1820年からのフィンレイソン

フィンレイソンはスコットランド出身のJames Finlaysonがフィンランドに来て設立した会社です。(そのため、FinlaysonのFinはFinlandのFinとは直接関係しないですね)

 

設立当初は織物製品を作る会社ではなく、ウールや亜麻の繊維を分離する「機械」を製造する会社でした。

 

しかし、ビジネスは全くうまく行かず、手元にある繊維分離機械を用いて織物の製造・加工ビジネスに変えざるを得ませんでした。

 

この出来事がきっかけでフィンランドの綿加工工業が始まりました。

 

1828年に綿加工と織物製造工場に変身したフィンレイソンはわずか3年間でその製品がフィンランド国内の至る町で販売されるようになり、1840年代にフィンランド最大の綿製品加工工場になり、1850~1920年代の70年間に渡り、北欧最大の綿製品加工工場という栄冠まで手に入れました。

 

 

 

 

フィンレイソンの最盛期

実にフィンレイソンは北欧諸国の中で最も早く電球を導入した会社です。それが1882年で、その記念碑が現在でもフィンレイソン工場敷地にあります。

 

 

20世紀の末期には既に従業員数3300名を超え、プラスチック加工や木材加工分野にも進出していました。

 

当時フィンレイソン工場の敷地に工場のみではなく、従業員の子供たちが通う保育園と学校、従業員が使用する病院、図書館や教会などまで建設され、生活機能の揃う小さいな都市まで発展しました。

 

ちなみに、時間を遡りますが、1855年にクリミア戦争の勃発により、当時の紙幣が価値を失い、フィンレイソンは独自の紙幣を発行し、当時タンペレ市内多くの店に受け入れられています。

 

フィンレイソンは1930~1960年の間にいくつかの買収と合併により規模が1975年に最大に達し、11箇所の工場と従業員6500名でフィンランド最大の企業となりました。

 

その後、Finlayson-Forssa社とOy Finlayson社の2社に分割し、前者は工業用テキスタイル製品、後者は家庭用テキスタイル製品の開発生産と産業分野を分けました。

 

 

フィンレイソンの衰退

1980年代以降、フィンレイソンの業績が急速に衰退し、Oy Finlayson社は数回買収され、Finlayson-Forssa社は2008年に破産をアナウンスされました。

 

破産の要因はフィンランド国防省が注文を東アジアに移したことだそうです。

 

最後、2014年にフィンレイソンは再度買収され、新オーナーから新風が吹き込まれ、生まれ変わりつつあります。

 

 

フィンレイソンのデザイン

フィンレイソンのデザインは北欧スカンディナヴィアの伝統に踏襲した上、自ら新たに発展しています。

 

鮮やかで大胆な色使い、シンプルなデザインというのは北欧スカンディナヴィアデザインの特徴です。

 

しかし、フィンレイソンは伝統的な北欧デザイン以外にも様々なテーマにて新しいトレンドをリードしています。

 

その一例が2014年にフィンランドで同性案婚姻法案の成立に関連して発売した「Tom of Finland」シリーズ製品です。あえて「北欧デザイン」のフレームから飛び出し、新たな方法で表現していることがわかりますね。

 

フィンレイソンが公表したデザインコンセプトにはこう書かれています。

 

「家を綺麗にする方法は何千何万も方法があります。しかし、ルールは一つだけです。それは自分の思う通りに飾り、思う通りにすることです。我々の製品はお客様の家を綺麗にするためのものだけではなく、我々の製品はお客様が家を綺麗にするきっかけにもなってほしいです。」

 

 

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情報出典:Eng.info.finlayson.fi, Wikipedia

 

 

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ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.フィンランド・北欧のデザイン

北欧にあるフィンランドは毎年冬が寒くて暗いです。家の中で生活する時間が非常に長いフィンランド人はちゃんと室内の生活を楽しもうと発展してきたのは生活製品のデザインです。そんなフィンランドデザインの特徴は「シンプル」「スタイリッシュ」「温もり」「ナチュラル」「鮮やか」。デザイン性の高さに加え、機能性にも優れているのが更なる魅力です。また、フィンランド出身の原作者トーベ・ヤンソンが作り出した「ムーミン」の背後にある原作者の思いや哲学もフィンランド代表の一つです。

3.「隠れ」デザインの魅力

人気ブランドのマリメッコやイッタラ、アラビアなどは知られており、キートスショップは日本の方々に届かない製品を届けるサービスを提供しております。また、優れたものを作りながら知られていない小さなメーカーやデザイナーがフィンランドもしくは北欧に多数存在しています。良い製品・作品が埋もれてしまうのは、とてももったいないこと。

キートスショップは、そのようなメーカーやデザイナーの製品・作品を発掘しながら応援活動も行っております。まだ知られていない北欧雑貨を日本の方々へ届け、より幸せな生活を送って頂きたいという思いです。

4.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop。

5.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら