ムーミンパパ、ニョロニョロと旅をする(その1)

公開日:2018年4月11日  更新日: 2019年11月30日 関連分類:

今回お話しするのは、不思議ないきものとして知られているニョロニョロに対して関心を抱いた、ムーミンパパのお話です。

 

何を考えているのかもわからない、不思議ないきものニョロニョロ

 

謎の多き彼らのことが気になったムーミンパパは、どのような行動をとり、そして、どのように感じるのでしょう。

 

 

ちなみに、ニョロニョロが、ムーミン谷の住人たちからどのように思われているかについては、以前『ニョロニョロとムーミン谷の住人たちの関係は? ニョロニョロが悪く思われている!?』という記事でお話ししています。今回のテーマは、ここからつながるお話ですので、もしよければこちらも読んでみてくださいね。

 

 

 

その旅は、ムーミンパパの退屈から始まった……

「ベランダでのんびりしている父」……そんな自分に飽きてしまったムーミンパパの元に現れたのは、ニョロニョロでした。

 

退屈していたムーミンパパは、得体のしれない存在であるニョロニョロたちに興味を抱きます。

 

どこを目指しているのかもわからない、終わりのない旅を続けているニョロニョロたち。

 

そんな彼らがボートで海へ漕ぎ出していくのを見て、冒険家魂に火がついてしまったムーミンパパは、ニョロニョロたちの不思議な旅についていってみることに決めました。

 

誰にも告げずに旅立ったムーミンパパは、いずれムーミン谷に帰ってこようとも考えなかったようでした。

 

ニョロニョロたちと旅をする、という決意は、とてもとても固いもので、単なる暇つぶしの一環などではなかったようです。

 

 

 

 

ムーミンパパと、ニョロニョロの旅路はどこへ?

得体のしれないニョロニョロたちの、得体のしれない旅に同行することを決めたムーミンパパ。

 

しかし、ご存知の方も多いでしょうが、ニョロニョロたちは何かを話したりすることはありません。それは、ニョロニョロ同士でも変わることはなく、彼らはただ静かに、ユラユラと揺れながら、誰が決めたのかもわからない旅路を行くばかりです。

 

ムーミンパパは、なんとか彼らとコミュニケーションをとろうと試みました。

 

しかし、ニョロニョロたちが返してくれるのは手を振ったりお辞儀をしたりという動作だけ

 

しかも、それらもムーミンパパのアクションにはまったく関係のないもので、コミュニケーションとしてはまったく成立していなかったのです。

 

そこには、ムーミンパパが大好きな、ドキドキやワクワク、ロマンの詰まった冒険なんてありません。それどころか道中に楽しい会話が交わされることもないし、ましてやケンカになってしまうことだってありません

 

 

そんな退屈な旅路にムーミンパパが耐えられるはずもなく、それこそ楽しめるはずなどもなく。

 

これは退屈から始まった旅であったはずなのに、その旅すらも退屈だなんて、ムーミンパパはきっと思いもしなかったはずです。これでは、せっかく火がついた冒険家魂だって、力なくしぼんでしまうことでしょう。

 

 

こんな、とんでもない旅に参加してしまったムーミンパパ。

 

この後、ムーミンパパはいったいどうなってしまうのでしょうか。

 

続きは『ムーミンパパ、ニョロニョロと旅をする(その2)』でお話しますので、こちらもぜひ読んでみてくださいね。

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