スナフキンの春の調べと一人の時間:実に深いムーミンの物語

公開日:2018年3月1日  関連分類: 

トーベ・ヤンソンが書いた『ムーミン谷の仲間たち』は9個の物語で構成されています。

その一つ目はスナフキンの物語です。

 

スナフキンはムーミン谷にいないときはいつも一人で旅して世界中を回っています。

しかし、今回彼はムーミン谷に戻る旅の途中である自分に憧れているはい虫に出会いました。

 

本来スナフキンは自分一人の時間が欲しくて他人に自分の世界に入ってほしくなかったが、どうやらはい虫の話に惹かれ、もっと一緒に話をしたくなったようです。

しかし、そのはい虫は自分でも忙しくなり、スナフキンと話す時間も惜しくなり、スナフキンはそれに気づき、いつもの一人の旅に戻ることにしました。

 

※写真は書籍より撮影して引用:『ムーミン谷の仲間たち』講談社、トーベ・ヤンソン/作・絵、山室静/訳、1990年発行

 

人間関係を築くには双方の意思と行動が必要

人と人の間で関係が出来上がるにはいつも双方の意思と行動が必要です。

その意思と行動がもし片側にしかないなら、どうしても人間関係を築くことができず、発展するのもできません。

 

今回スナフキンとはい虫の状況はまさにこのことだと思います。

最初はい虫に出会ったスナフキンははい虫と話すことに興味がなく、はい虫が話を一方的にするだけでした。

その後、スナフキンははい虫に興味を示したが、はい虫は話を続けるに興味がなくなりました。

 

このように交差する二人が相手に対する思いがすれ違い、関係を築き上げることができませんでした。

 


商品ページ:ムーミン マグ カップ : Keep Sweden Tidy – Our Coast 2016年 スウェーデン限定 / Arabia / フィンランド 北欧

 

自分の意思と行動と相手の意思と行動に敏感になる

我々が社会の中にある人間関係も同じでしょう。

二人双方がお互いに興味があり、一緒に過ごす時間を作れれば、それで二人の関係が発展していけます。

しかし、片側だけでしたら、その関係は一時的に維持できても最終的に発展するのは難しいでしょう。

 

そういう意味では人間関係を発展するには自分の気持ちと行動と相手の気持ちと行動に敏感になり、常に確認していく必要がありますね。

 

 

他人に依存する人生から自分中心の人生に

はい虫が自分の名前をもらう前に、自分の生きる意味を感じず、他人の人生に依存して生きていました。

そのため、スナフキンの人生をすごく憧れてずっと彼のことを見ていました。

 

しかし、スナフキンから自分の名前をもらってから、はい虫は自分の新しい意味のある人生を見つけてから自分中心の人生になりました。

 

周りの状況を把握し(空気を読み)、グループに合わせながら(和を保ち)、うまく一緒にやっていく日本の社会文化の中で自分中心になる人生を維持して続けていくのはなかなか難しいかもしれません。

 

もちろん、グループの和を保ちながら他の人々と一緒にうまくやっていくのは非常に大事です。

とはいえ、自分を完全に隠す必要もありません。

 

理想論ですが、自分をしっかり保ちながら周りと一緒にうまくやっていくのが一番いいですね。

 

※商品ページ:ムーミンエコバッグ:リトルミィ(レッド) / Blue House / フィンランド 北欧

 

はい虫の変化から自分のことを考えてみる

自分は名前をもらう前のはい虫になっているかどうかを考えてみたことありませんか?

 

他人の人生ばかり憧れ、羨み、他人のごとばかり見ていませんか?

持ってるものが少なくても、できたことが少なくても、できることが少なくても、自分には自分なりに楽しい人生を送ることだってできます。

 

そう思っていない。そう信じていない。そう気づいていないだけかもしれませんよ。

 

このようなことに気づき、自分らしく意味のある人生を過ごしていってほしいというのは原作者トーベ・ヤンソンが伝えたいメッセージかもしれません。

 

※参考書籍:『ムーミン谷の仲間たち』講談社、トーベ・ヤンソン/作・絵、山室静/訳、1990年発行

 

関連記事

 

 

お薦めムーミングッズ

かわいいムーミンが色々な形で登場します!是非参考にご覧ください。











ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.フィンランド・北欧のデザイン

北欧にあるフィンランドは毎年冬が寒くて暗いです。家の中で生活する時間が非常に長いフィンランド人はちゃんと室内の生活を楽しもうと発展してきたのは生活製品のデザインです。そんなフィンランドデザインの特徴は「シンプル」「スタイリッシュ」「温もり」「ナチュラル」「鮮やか」。デザイン性の高さに加え、機能性にも優れているのが更なる魅力です。また、フィンランド出身の原作者トーベ・ヤンソンが作り出した「ムーミン」の背後にある原作者の思いや哲学もフィンランド代表の一つです。

3.「隠れ」デザインの魅力

人気ブランドのマリメッコやイッタラ、アラビアなどは知られており、キートスショップは日本の方々に届かない製品を届けるサービスを提供しております。また、優れたものを作りながら知られていない小さなメーカーやデザイナーがフィンランドもしくは北欧に多数存在しています。良い製品・作品が埋もれてしまうのは、とてももったいないこと。

キートスショップは、そのようなメーカーやデザイナーの製品・作品を発掘しながら応援活動も行っております。まだ知られていない北欧雑貨を日本の方々へ届け、より幸せな生活を送って頂きたいという思いです。

4.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop。

5.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら