憧れは自分を映す鏡? 『ニョロニョロの秘密の物語』から得るもの

公開日:2018年3月24日  更新日: 2018年06月04日 関連分類: 

人間であれば、誰でも憧れを持ったことがあるでしょう。

 

その憧れは人気者の同級生であったり、格好いい先輩であったり、尊敬されるグループのリーダーであったり、輝く芸能人のアイドルであったりします。

 

憧れを追いかけたことってありませんか?

 

自分の憧れを追い続けるとどうなるでしょうか?

 

ムーミン谷の仲間たち』一作の中にあるムーミンパパとニョロニョロの話はとても良い一例になるでしょう。

 

※商品ページ:ムーミンエコバッグ:ムーミン原画(ブラック) / Blue House / フィンランド 北欧

 

憧れのニョロニョロを追い続けるムーミンパパ

ムーミン谷に住み着いたムーミンパパがある日にニョロニョロを見かけることができました。

 

ムーミンパパはニョロニョロについて聞いた話しか知らず、ムーミンパパにとってニョロニョロはとても神秘的で常に海に放浪し、長い旅をずっとしている生き物です。

 

そんなムーミンパパはニョロニョロを見かけた後、じっとムーミン谷で平和な生活を送ることに耐えなくなり、家を出てしまいニョロニョロとの旅に出かけました。

 

しかし、いくらムーミンパパがニョロニョロに話しかけたり何かやったりしても、ニョロニョロは手を振ることやお辞儀をすること以外何の反応もありませんでした。

 

最後に多くのニョロニョロがある島に集まり、夕立と稲妻を楽しみ(たぶん?)、取り込もうとしているのを目の当たりにしたら、やはり自分はいくらニョロニョロに憧れていても自分はニョロニョロと同類ではないし、旅の仲間にもなれないと確認しました。

 

※写真は書籍より撮影して引用:『ムーミン谷の仲間たち』講談社、トーベ・ヤンソン/作・絵、山室静/訳、1990年発行

 

憧れを追い続けていいのか?

多くの人々はこの質問に対し、正解を求めているかもしれません。

 

しかし、この質問には正解が存在しません。

 

もし答えようとすれば、最も正解に近い答えは「程々に」でしょうか。

 

ムーミンパパは冒険の生活を憧れ、海の向こうへずっと航海し、旅をしているニョロニョロに憧れていました。

 

ムーミンパパはニョロニョロを追いかけることで様々なことを知ることができました。

 

ニョロニョロは何をどう聞いても答えてくれないこと。

 

ニョロニョロは夕立と稲妻で生きていること。

 

ニョロニョロとは旅の仲間になれないこと。

 

自分には自分の家族と生活があるからこそ冒険ができること。

 

 

ムーミンパパはもしニョロニョロを追いかけなければ、これらのことを永遠に知ることができず、謎をずっと抱えたままになっていたでしょう。

 

そのため、憧れを追いかけることで貴重な経験ができることもあれば、自分のことを見直し、考え直すチャンスをもらえることもできるかもしれません。

 

しかし、ずっと憧れに追い続け、自分自身をなくすほど憧れになりたい行動はどうでしょう?

 

それは自分を失ってしまい、他人の真似というレベルで終わり、誰も得しないことになってしまうかもしれません。

 

憧れは自分を映す鏡

少し難しい話かもしれませんが、憧れは実に自分を映し出す鏡でもあります。

 

憧れは上にいて輝いているように見えます。

 

 

憧れが上にいる限り、自分の立ち位置を相対的に見ることも可能なんです。

憧れの立場に立って自分自身のことを想像で見てみることもできるのです。

 

 

※商品ページ:幻の ムーミン シート: スナフキン / ヴィンテージ品 / フィンランド 北欧 

 

すごく遠い憧れでしたら難しいかもしれませんが、少し近い憧れでしたらより自分のことを映し出しやすくなるかもしれません。

 

ムーミンパパにとって、ニョロニョロがまさにその少し近い憧れでしょう。

 

目の前にいて、話しかけたり、反応を見たりすることができるからこそ、相手のことを考えた上で自分のことを考え直すことができます。

 

 

あなたにもそのような憧れが存在していませんか?

もしいるなら是非もう一度その憧れを考え、自分のどの部分を映し出してくれているかを考えてみてくださいね。

 

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