ヘルシンキ市立博物館:無料でヘルシンキのことを知る良いチャンス!Helsinki City Museum

公開日:2020年2月10日  関連分類:

ヘルシンキ市立博物館の入り口

ヘルシンキ市立博物館の入り口。入り口はあまり博物館っぽくないので少しわかりにくいですね。

 

今までヘルシンキの多くの博物館や美術館を回り、ブログ記事として情報を提供してきました。

もちろん非常に素晴らしい博物館や美術館が多いですが、その多くは有料で場所によって安くない入場料が必要かもしれません。

 

 

そんな中で、なんと入場無料な博物館があるのです!

 

それは「ヘルシンキ市立博物館」です。(Helsinki City Museum

 

 

「入場無料」と聞くと、「もしかしたら内容や展示物があまり充実していないのでは?」と思ってしまいますよね。

筆者もそう思って今までヘルシンキ市立博物館に行きませんでした。

 

 

今回は「やはり改めて自分の住む町のことをより深く知ろう!」という思いでヘルシンキ市立博物館に行こうと思い、行ってみました。

無料とは言え、期待以上の内容とクオリティーでした!

 

是非お薦めしたいと思います!

 

 

※キートスショップ主催ヘルシンキ現地ツアー

せっかくフィンランドに旅行に来たのだから、首都ヘルシンキ以外も訪問したいという方におすすめのページです!ヘルシンキから行ける日帰りオプションツアーや、日帰りで訪れるこ…...続きを読む

 

 

 

 

ヘルシンキ市立博物館の正面ドア

ヘルシンキ市立博物館の正面ドア

 

 

ヘルシンキ大聖堂のすぐ近くにあるヘルシンキ市立博物館

ヘルシンキ市立博物館はヘルシンキ大聖堂正面、元老院広場の東南隅にあります。

 

 

周りにはヘルシンキの重要観光スポットであるヘルシンキ大聖堂、元老院広場、ウスペンスキー寺院マーケットスクエアオールドマーケットホールなどがあるため、ついでにヘルシンキ市立博物館に行くのがとても便利です。

 

しかも入場無料というのはとても素晴らしいことですね!

 

 

ヘルシンキ市立博物館の1階ロビー

ヘルシンキ市立博物館の1階ロビー。広くて休憩スペースもたくさん!

 

 

ヘルシンキのことを様々な角度から知ることができる

ヘルシンキ自体の歴史はそれほど長くないです。

 

その理由も、フィンランドがロシア領になった時にロシアがフィンランドの首都をトゥルクからヘルシンキに移してからヘルシンキが発展し始めたので、ロシアによる遷都までヘルシンキは小さな漁村でした。

 

ヘルシンキの発展しは2~300年前後しかないのですが、その発展をわかりやすく教えてくれるのがヘルシンキ市立博物館です。

 

 

ヘルシンキ市の過去100年内の写真、地図、模型などの展示があり、昔のヘルシンキの姿を知ることができます。

更にVR技術の活用されているので、異なるヘルシンキの世界に行く体験もできます。

 

 

他にはヘルシンキの昭和時代にあるようなミュージックプレヤー、バーカウンター、家庭のシーンなども展示されているので、とても面白いです。

 

 

また、他の展示コーナーではヘルシンキの作家と関連作品、生活環境を展示することもありました。

取材した際にはヘルシンキのホームレス作家の作品と彼の生活環境が展示されました。

 

戦後の時代にホームレスとなって生きる彼はどのような日々を過ごしたか、当時のヘルシンキはどのような様子かを覗くことができ、我々の日常の中では触れることのできない情報や感覚を得ることができましたね。

 

 

ヘルシンキ市立博物館を全部ゆっくり回ると1.5~2時間くらい必要ですね。

 

 

 

 

ヘルシンキ市立博物館のタイムマシンコーナー

ヘルシンキ市立博物館のタイムマシンコーナー。中にVR体験もできますよ!

 

 

ファミリー向けで子供のスペースも充実!

一般的に博物館は小さい子供には向かず、関連設備も少ないのですが、ヘルシンキ市立博物館には実にかなり広い子供向けのスペースが設置されています。

 

 

部屋数でいうと、3~4部屋があるくらい広く、それぞれのテーマも異なります。

航海のテーマがあれば、森にある小屋のテーマもあります。

 

そして、おもちゃや絵本なども用意されていますので、小さなお子さんをお連れのファミリーにはとてもやさしい設計ですね。

 

 

ヘルシンキ市立博物館にある昔のミュージックプレヤー

ヘルシンキ市立博物館にある昔のミュージックプレヤー。ボタンを押すと音楽が流れます。当時は有料でコインを入れると作動します。

 

 

ヘルシンキ市立博物館施設概要

  • 開館時間:
    月~金11:00~19:00
    土日11:00~17:00
  • 入館料:無料
  • オフィシャルサイト:Helsinki City Museum
  • 住所:Aleksanterinkatu 16, 00170 Helsinki

 

 

ヘルシンキ市立博物館の写真展示コーナー

ヘルシンキ市立博物館の写真展示コーナー。ヘルシンキ市の様々な姿が集められています。

 

 

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1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

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