フィンランドの絶対おすすめ美術館・博物館!-Wee Gee-ヘルシンキ近郊

公開日:2019年11月29日  更新日: 2019年11月30日 関連分類:

 

フィンランドにご旅行さたら

美術館や博物館を巡られる方が多いと思います。

 

ヘルシンキ中央駅から徒歩で行けるようなところは

例えば、

アテネウム美術館

ヘルシンキ現代美術館キアスマ

アモスレックス(Amos Rex) など。

 

どれも素晴らしいところ。

 

で、す、が、、

 

私がフィンランドの中で一番のおすすめは…

残念ながらこれらじゃあないんです。

 

 

もうちょっと観光客が少なくて

一つの場所でいろいろな美術館・博物館を巡ることができて

お洒落で美味しいカフェレストランもあって

買い物だってできて

子供でも一緒になって楽しめる、

 

そんな全てが揃う

美術館・博物館が集結した

楽しい場所をご紹介します!

 

 

※キートスショップ主催ヘルシンキ現地ツアー

せっかくフィンランドに旅行に来たのだから、首都ヘルシンキ以外も訪問したいという方におすすめのページです!ヘルシンキから行ける日帰りオプションツアーや、日帰りで訪れるこ…...続きを読む

 

 

 

 

Wee Gee:エスポーの博物館・美術館複合施設

 

私の経験上、ここへ訪れる観光客は他の美術館・博物館より少ないです。

なぜなら、

「ヘルシンキ中央駅から離れている」

これが大きな理由でしょう。

 

しかし!

 

満足度はかなり高いので足を運ぶ価値は絶対あります。

 

 

なぜなら、このWee Gee(ウィーゲー)には

 

 

  • EMMA現代美術館 (エンマ)
  • KAMUエスポーシティミュージアム
  • フィンランド時計博物館
  • フィンランドおもちゃ博物館 Hevosenkenkä(ヘボセンケンカ)
  • Futuro Hause(フトゥロ)一般公開は5月〜9月

 

 

これに加え、

Wee GeeレストランEMMAショップがあります。

 

 

このWee Geeハウスは

エスポー(Espoo)のタピオラ(Tapiola)というところにあり、

元々は印刷所でした。

 

1964年に

初めの建物が完成してから

 

1967年には

建築家アルノ・ルースヴオリ(Aarno Ruusuvuori)が手掛けた第2の建物が完成

 

そして更に

 

1974年に増築され

その部分はバーテル・エケングレン(Bertel Ekengren)によって設計されました。

 

2006年10月に一般公開され

今に至ります。

 

 

実はここ、フィンランド最大の展示場センター!

毎年35万人の人たちがここを訪れます

が、

敷地が広いので混み合ったりはしません。

 

 

 

 

1つのチケットで美術館・博物館が行き来できる!まわれる!

大人: 12ユーロ(約1560円)

18歳以下70歳以上: 無料!

ヘルシンキカードがあれば: 交通も入場も無料!

 

毎週金曜日17時以降: 無料

毎月第一金曜日: 時間関係なく無料

 

太っ腹!!!

 

これだけ色々な美術館・博物館が集結しているのにもかかわらず、

無料の方はもちろん、

チケットを購入したら

全て自由に動き回れます。

 

と、いうことはですよ、

 

例えば、

 

ランチ食べたり

カフェで一息ついてから

「もう一回、後でここ入ってみよう」

 

とできるのです。

 

カフェレストラン、同じ建物の中に入ってますからね。

 

 

 

 

子連れでも問題なし!大人も子供も一緒に楽しめる

 

博物館・美術館って子連れだと

「ゆっくり鑑賞できない」「子供用の設備が整っていない」「子供が楽しめない」

などの理由で諦める方が多いと思います。

 

が!

 

ここは子供も一緒に楽しめるようになっているので

心置きなく大人も子供もどちらも満足がいくようになっています。

 

なにせ、

フィンランドおもちゃ博物館がありますから。

 

中には滑り台があったり、

小さな電車が走っていたりなど

子供にとっては、博物館というより楽しい場所。

 

ここでは大人も一緒に懐かしいおもちゃを見つけたり

結構楽しめます。

 

もちろん!

 

授乳できる静かなエリアもありますし、

ベビーカーの貸し出しもしています。

レストランには離乳食を温めれるよう電子レンジも設置されていて

ロッカーも沢山あるので荷物が多くても大丈夫!

 

 

 

 

レストランのランチもお手頃

 

正面玄関を入ったら右の奥の方にレストランがあります。

 

ここは入場料を払わなくても全ての人が気軽に利用できるんです。

 

コーヒーやスムージー、手作りケーキ、

ビールからワインまで置いてあります。

 

ランチはいくつか選べる日替わりメニューです。

なので、自分好みの物を注文できるので

アレルギーや苦手な食材があっても大丈夫。

 

しかも!

 

この立地と条件なのに

値段が安い!

 

10ユーロ前後!!(1300円前後)

 

週末ランチも平日ランチの値段と変わりません。

 

 

旅行中に雨が降ってしまったら

このWee Gee、実は私よく訪れます。

 

展示さてるテーマも比較的、

結構有名な方のものが多かったりしますので

全く知らないアーティストの作品を鑑賞するより楽しめます。

それに

カフェでゆったりまったりもできますからね。

 

そして、私の息子はこのおもちゃ博物館が大好きです。

 

「こんなにもいいところなのに、

どうして観光で来られる方は少ないのだろう」

 

そう思う事が今までよくありました。

 

 

私の日本に住むお友達がフィンランドへ旅行しに来た時、

天気に恵まれない日が1日ありまして、

予定していた事ができなくなった事がります。

 

その時に一緒に行ったWee Gee。

気づけば半日は一緒に色々見てまわったり

カフェでランチしてました。

 

キアスマやアテネウム美術館も既に巡ったお友達が

「ここが一番楽しかった!!」と絶賛していたのです。

 

そうでしょう!そうでしょう!!嬉

 

フィンランドで私が一番好きでおすすめの美術館・博物館なのですから!

 

皆さんも、フィンランドにご旅行される予定でらしたら

ほんのちょっとだけWee Geeまで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?

 

 

※ 記事内の円は1ユーロ=130円で計算しています

 

 

Wee Gee 営業情報

  • 営業時間:火・土・日曜11:00~17:00、水・木・金曜11:00〜19:00
  • 休館:月曜・祝日(行事のよるので公式サイトで念のため確認することをお勧めします)
  • 公式サイト:Wee Gee-talo
  • 入場料金:大人12ユーロ、18歳以下・70歳以上無料、ヘルシンキカード利用OK
  • 住所:Ahertajantie 5, 02100 Espoo
  • 地図

 

 

Wee Geeへのアクセス方法

最寄りのバス停を降りるとアートポリス君がいますよ。

 

ヘルシンキ中央駅から地下鉄でタピオラ(Tapiola)駅へ。

地下鉄タピオラ(Tapiola)駅ホームからエスカレーターで地上へ上がると、バス停が同じ建物内にあります。

バス停のタピオラ(Tapiola)駅から

  • 7番ホーム 111番バス Otaniemi行き
  • 6番ホーム 113番バス Leppävaara行き
  • 4番ホーム 548番バス Jupperi行き
  • 4番ホーム 549番バス Jorvi行き

のいずれかに乗り、2つ目のバス停(WeeGee-talo)で下車。

バス停を降りるとロータリーにアートポリス君がおりますので

アートポリス君の2本ある右手の差す方向へ5分ほど歩くと

右側にWee Geeがあります。

 

 

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ちょっとしたオシャレをしたい時に是非参考にご覧ください。

ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

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