フィンランドのお酒、
ビールの他にはウォッカなどの男性が好みそうな「ザ・アルコール」というお酒のイメージがまだまだ強いですが、
実はフィンランドならではのベリーを使った甘いリキュールもあります。
今回はこの女性にも好まれる美味しいお酒をご紹介します。
フィンランドのベリーを使ったお酒・Lapponia(ラッポニア)
フィンランドと言えばベリー類が豊富に採れる国です。そのベリーたちをリキュールにしない訳がないフィンランド!
Lapponia(ラッポニア)という名前の甘めなお酒で、リキュールの中でも比較的アルコール度数が低く21.0%です。
北の純粋な自然の中で育てられたベリー。その中から更に厳選された果実から作られているリキュール。
フィンランドのベリー果実本来の色、味、香りを味わえます。
参考:フィンランドのベリー・ブルーベリー以外に何がある?栄養は?
ラッポニアのリキュール、種類は3種類あり、それぞれ主体となるベリーの味と香りがありますが、
1つ以上のベリー(ブルーベリー、クランベリー、ラズベリー、リンゴンベリーなど)から抽出されたそれぞれに似合ったブレーバーを独自に引き出しているので
お料理やデザートにも使えるお酒でもあります。
では、Lapponiaのお酒3種類をそれぞれ紹介していきましょう。
Lapponia・ブルーベリー味
写真引用:https://www.alko.fi
色:まるでジャムを思わせるようなリッチな濃いレッド
甘いブルーベリージャム、ドライフルーツとプラム、クローブとビターチェリーの風味が特徴の甘いプレミアムリキュールです。
リキュールは甘みと組成のバランスが良く、後味が非常に長いのが特徴です。このブルーベリー味は多くのドリンクミックスに適していて、この甘い味は他のベリー味ともよく合います。
シャーベットの味付けとしても良く合いますよ。
女性向けのショットドリンクとしてよく登場するこのブルーベリーのリキュール。
ショットグラスにストレートでこのリキュールを入れた上にホイップクリームを乗せるというもので、フィンランド語ではムスティッカショッティ(mustikkashotti)と言われます。
Lapponia・クラウドベリー味
写真引用:https://www.alko.fi
色:ふっくらとした透き通るゴールデンイエロー
ソフトで密度が高い味わいのプレミアムリキュールで、ハニークローブの深いアクセントと砂糖漬けのフルーツブロスのタッチが甘さのバランスをとっています。
全体的にバランスが取れていますが、少し神秘的な味わいでもあります。ハニーの後味がほんのり。このクラウドベリー味は、それ自体が優れていて、デザートにも適しています。ですのでコーヒーとの相性も実はバッチリなんですよ。
フィンランドのレイパユースト(Leipäjuusto)と言われる伝統的なデザートチーズのソースにアクセントとして使うことができます。
Lapponia・クランベリー味
写真引用:https://www.alko.fi
色:高級感のある深い赤
味は赤い果実でいっぱいです。ほとんどレモンの酸味と軽い苦味が甘さを隠すので、このクランベリー味はリキュールの甘さを期待して飲む方にも適しています。
特に、ロングドリンクとショートドリンクの新鮮なミックスの材料として適しているリキュールでしょう。
お料理ではステーキなどのお肉料理に使うソースの香り付けとして使うのもおすすめ。
伝統に基づいて作られているリキュール
実はこのラッポニアのリキュール品質、
何世紀にもわたるリキュール製造の伝統に基づいて作られています。
1867年に生産が正式に始まったのですが、
その時、皇帝アレクサンテリ2世(Aleksanteri II)はフィンランドのトゥルクという街の出身の商人アンデルス・ノルドフォルス(Anders Nordfors)に酒類、主にリキュールの製造を許可しました。
今でもこのラッポニアのお酒はトゥルクという街で作られています。
これらラッポニアのお酒リキュールは、以前なら日本でも稀ながら売っているところもあったようです。が!!!
現在では日本国内への輸入が終了してしまったため、今では簡単に購入することができないそうです。
フィンランドに旅行へ来られたら、ぜひ試してみて欲しい甘いお酒。いいお土産にもなりますよ。
その他、フィンランドのお酒やノウハウ
*フィンランド旅行中のお酒のことならここで全てが分かります。
【フィンランドのお酒】年齢・持ち帰り・免税・関税など完全マニュアル
*こちらもおすすめのお酒です。伝統的なものから飲みやすいものまで色々!
フィンランドを代表するお酒ウォッカ・コスケンコルヴァ(Koskenkorva)
*フィンランドの色々なビールを色々知りたいならここ!
情報・引用:https://www.juomavinkki.fi/fi
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)