フィンランド料理：「キュッキュッ」するチーズレイパユースト（Leipajuusto） フィンランド食品探検記

 

フィンランド料理までとは言えないものですが、伝統的で面白い食感がする「Leipäjuusto」（レイパユースト）というチーズを食べたことありますか？

 

 

「Leipäjuusto」はフィンランド語ですが、直訳すると「パンチーズ」という意味になります。

もちろん、パンとは何の関係もありません（笑）

 

 

レイパユーストはフィンランドの地域によってユーストレイパと呼ばれたり、アメリカでフィンランドキュッキュッチーズと呼ばれたりします。

アメリカで呼ばれている名前はまさにそのままこのチーズの特徴を表していますね。

 

 

フィンランドのレイパユーストの一番の特徴はその食感です。

柔らかめで辛くないですが、噛むとキュッキュッする食感があり、とても面白いです。

 

チーズ自体の味は薄めで、通常はクラウドベリージャムをかけてデザートのように食べます。

 

 

レイパユーストはフィンランドの通常のスーパーで販売されています。

 

 

 

 

フィンランドのレイパユーストの由来

フィンランドのレイパユーストはもともとフィンランド中南部内陸、東部、北部などのエリアで製作されているフィンランドの伝統的なチーズの一種です。

 

 

気候が厳寒で農作に厳しいフィンランドでは、昔から牧畜業が発達しており、乳製品も種類が多く、価格も比較的に安いです。

 

牛乳、トナカイのミルク、ヤギのミルクからもレイパユーストを作っていましたが、現在市販されているものはほとんど牛乳から製作しています。

 

 

レイパユーストは一般的に薄い円形のような形に作られ、厚み１～２センチ、直径３０センチほどのサイズになります。

 

焼かれたりして表面にはこんがりした色が残ります。

 

 

スーパーで販売されているレイパユーストは通常液体が入っており、そのまま食べれますが、昔では乾燥して数年間でも保存できる食品として利用されていました。

 

 

 

 

レイパユーストの食べ方について

レイパユーストには様々な食べ方がありますが、一般的にそのまま食べることが多いです。

 

よくある食べ方は少し温めてクラウドベリーのジャムをかけて食べます。

デザートとしてはなかなかおいしいです。

 

また、レイパユーストを一口サイズに切ってコーヒーと一緒に食べたり、クリームと砂糖、シナモンをかけて食べたりするなどの食べ方もあります。

 

 

※クラウドベリージャムがかけられたレイパユーストです。

 

 

もしフィンランドに来られる機会があれば是非スーパーで探してみてくださいね！

 

ちなみに、キートスショップ主催の森サウナツアーで行われるBBQではレイパユーストをデザートとしてご提供しております！

 

※キートスショップ主催ヘルシンキ現地ツアー

 

 

※クラウドベリージャムです。Lakkaがクラウドベリーで、Hilloがジャムですね。

 

 

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